通信社にいる立場をフルに生かし、すごい取材量・労力を尽くしていると思いました。
新書のレビューを含めると、青山透子さんの著書に影響された方々が多く、
この本の評価が実質よりあまりにも低いように思われました。
私には、青山さんの本は、限られた断片的な情報をつなぎ合わせ、
取材の足らない大部分を推察・仮説に置き換え、いつの間にか断定に至るように感じられました。
この本を読み、この事故の全体像が見えてきたように思います。
あと一点ほしいと思ったのは、青山さんが指摘している
墜落炎上事故で、果たして今回のような炭化するほどの遺体が出るのかということを、
過去の事故に照らして取材してほしかったことです。
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新書885日航機123便墜落 最後の証言 (平凡社新書 885) 新書 – 2018/7/13
堀越 豊裕
(著)
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事故から33年を経た今も原因を巡る議論は続く。調査にあたった米運輸安全委員会など日米双方を徹底取材。証言を軸に全体像を描く。
- 本の長さ326ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2018/7/13
- 寸法10.7 x 1.5 x 17.2 cm
- ISBN-104582858856
- ISBN-13978-4582858853
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商品の説明
著者について
1969年岐阜県生まれ。95年早稲田大学商学部卒業後、共同通信社入社。神戸支局や琉球新報社出向、大阪社会部、ニューヨーク支局、ワシントン支局などを経て2017年から本社外信部次長。ニューヨーク支局勤務時の14年から日航ジャンボ機墜落事故の取材を始める。本書が初めての著作となる。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2018/7/13)
- 発売日 : 2018/7/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 326ページ
- ISBN-10 : 4582858856
- ISBN-13 : 978-4582858853
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 351,732位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
■論理的合理性の高い論考。事実関係を基礎にするプロの作品。
「圧力隔壁説」が最も論理的である、と思えました。
この著書よりも先に、青山氏の『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』2017年河出書房新社、を読んで今した。
私が読んだのは、これら2冊だけです。
あと、杉江氏論を読めば、123便墜落の件はコンプリートな気がします。
(でも、もう読む気はしませんが、堀越氏論で、十分)
堀越論での欠点は、青山論での、静岡県女性証言、上野村の小中学生証言集、非番の自衛隊か警察だかの日記の裏取り、ですかね。
静岡県女性証言は、スピリチャル感があるでの、スルーするとしても、ほかの2件は、どうなるか?
あと、焼け焦げのタール成分ですかね。
あと、事故調査の最大の欠点として、「垂直尾翼」を海中から引き上げれなかったこと、ですね。
多くに関係者がこの点は「不足だった」と述べています。
ただ、引き上げたとしても、圧力隔壁説がより立証され、ミサイル説は虚構だったとなるだけ。でしょうけど。
また、堀越論は、事故の原因の追究に加え、航空機事故の発生を抑止するために何が必要であるのか?という点を後半の後半部分で展開しています。
このことが、日航機123便墜落など航空機事故を教訓として、出来る限り「安心安全な空の移動」への糧とせねばならない、と。
そのとおり。
■余談
青山氏本は、「全国学校図書館選定図書」という肩書き(?)を持っています。
すごく疑問。
図書館組織は左色系のはずなので、左人にとって、青山氏本は「プロパガンダ的な利用価値」がある、と見ている、のだと思うわ。
その目的は、自衛隊不信・国防組織不信を煽り、9条固定を狙う、ということだろうし、その素材として利用価値がある、ということだろうなあー。
左人たちの地道な運動の一環と思える肩書き。
おそるべし。
〔20180903追記〕
青山本の私のレビューが削除されてしまいました。
あれまあっ~。そういうところなのね、ここは。
過激な内容ではなかったはずなんだだけどな~。
まあ、多少は「脱線」してましたが。。。
「圧力隔壁説」が最も論理的である、と思えました。
この著書よりも先に、青山氏の『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』2017年河出書房新社、を読んで今した。
私が読んだのは、これら2冊だけです。
あと、杉江氏論を読めば、123便墜落の件はコンプリートな気がします。
(でも、もう読む気はしませんが、堀越氏論で、十分)
堀越論での欠点は、青山論での、静岡県女性証言、上野村の小中学生証言集、非番の自衛隊か警察だかの日記の裏取り、ですかね。
静岡県女性証言は、スピリチャル感があるでの、スルーするとしても、ほかの2件は、どうなるか?
あと、焼け焦げのタール成分ですかね。
あと、事故調査の最大の欠点として、「垂直尾翼」を海中から引き上げれなかったこと、ですね。
多くに関係者がこの点は「不足だった」と述べています。
ただ、引き上げたとしても、圧力隔壁説がより立証され、ミサイル説は虚構だったとなるだけ。でしょうけど。
また、堀越論は、事故の原因の追究に加え、航空機事故の発生を抑止するために何が必要であるのか?という点を後半の後半部分で展開しています。
このことが、日航機123便墜落など航空機事故を教訓として、出来る限り「安心安全な空の移動」への糧とせねばならない、と。
そのとおり。
■余談
青山氏本は、「全国学校図書館選定図書」という肩書き(?)を持っています。
すごく疑問。
図書館組織は左色系のはずなので、左人にとって、青山氏本は「プロパガンダ的な利用価値」がある、と見ている、のだと思うわ。
その目的は、自衛隊不信・国防組織不信を煽り、9条固定を狙う、ということだろうし、その素材として利用価値がある、ということだろうなあー。
左人たちの地道な運動の一環と思える肩書き。
おそるべし。
〔20180903追記〕
青山本の私のレビューが削除されてしまいました。
あれまあっ~。そういうところなのね、ここは。
過激な内容ではなかったはずなんだだけどな~。
まあ、多少は「脱線」してましたが。。。
2021年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャーナリストという立場からは十二分に検証されたんだなと感じました。特にNTSB関連の取材が非常に綿密であり、プロフェッショナルである彼らがなぜ、どのようにして圧力隔壁破壊説に至ったのかが良くわかります。
そして、ミサイル説については対空ミサイル弾頭に特有の貫通痕がないことや、硝煙反応がないことから除外されること、訓練機等衝突説については加速度計からみて衝突が起これば当然大きなGがかかるはずで、それが見られないことなどきちんと説明されていると思います。
出来れば単独の著書ではなく、航空技術者の方と共著という形で出してほしかったです。青山氏の本については、技術面からもっと徹底的に批判をすべきと思います。彼女と論争するとめんどくさいという気持ちはよくわかりますが。「静岡県の目撃者の女性」と堀越氏を会わせないあたり、青山氏の本質をついていると思います。
でも、陰謀論のほうが売れるんでしょうね。そっちの方が面白いし、技術的知識のない人はコロッと騙されて義憤を感じて楽しめるんでしょうなぁ。ここのレビューアーさんにも結構いるけど。
そして、ミサイル説については対空ミサイル弾頭に特有の貫通痕がないことや、硝煙反応がないことから除外されること、訓練機等衝突説については加速度計からみて衝突が起これば当然大きなGがかかるはずで、それが見られないことなどきちんと説明されていると思います。
出来れば単独の著書ではなく、航空技術者の方と共著という形で出してほしかったです。青山氏の本については、技術面からもっと徹底的に批判をすべきと思います。彼女と論争するとめんどくさいという気持ちはよくわかりますが。「静岡県の目撃者の女性」と堀越氏を会わせないあたり、青山氏の本質をついていると思います。
でも、陰謀論のほうが売れるんでしょうね。そっちの方が面白いし、技術的知識のない人はコロッと騙されて義憤を感じて楽しめるんでしょうなぁ。ここのレビューアーさんにも結構いるけど。
2021年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は事故調の報告書の当否を検証しようとはしていない。
圧力隔壁の破壊が墜落の原因になったと考えているようだが、著者自身「確かに急減圧の
際、搭乗者に起こるとされる身体的な著しい異常は生存者の供述などから明確でない」と
書きながら、それ以上追求しようとはしない。
123便機長たちのコミュニケーションに問題があったかのような記述は、酷いと思う。垂
直尾翼破壊後、30分間も飛んでいたのはなぜなのか。紙飛行機ではあるまいし、自然に飛
んでいたはずがない。飛行機は操縦されていたとしか説明できないだろう。機長たちは垂
直尾翼が壊れた機体を必死に操縦していた。
著者は外部からの飛行物体衝突の可能性はみじんも考えない一方で、機長たちの操縦や振
る舞いに問題があった可能性は考えるわけだ。
青山透子氏との会談は、詳細な問答が書かれていないので、著者が青山氏の主張のどこに
納得できないのか不明であるが、青山氏の主張は「私の考えとは違う。」「人間は同じも
のを見ていても、どの角度からながめるかによって受け止め方に違いが出る…」と言う。
けれども真相は一つのはずで、いろいろな考えがあってよいという話ではないだろう。
本作は残念な一冊。著者の取材力を発揮して123便墜落事件の真相を究明する次作を期待
したい。
圧力隔壁の破壊が墜落の原因になったと考えているようだが、著者自身「確かに急減圧の
際、搭乗者に起こるとされる身体的な著しい異常は生存者の供述などから明確でない」と
書きながら、それ以上追求しようとはしない。
123便機長たちのコミュニケーションに問題があったかのような記述は、酷いと思う。垂
直尾翼破壊後、30分間も飛んでいたのはなぜなのか。紙飛行機ではあるまいし、自然に飛
んでいたはずがない。飛行機は操縦されていたとしか説明できないだろう。機長たちは垂
直尾翼が壊れた機体を必死に操縦していた。
著者は外部からの飛行物体衝突の可能性はみじんも考えない一方で、機長たちの操縦や振
る舞いに問題があった可能性は考えるわけだ。
青山透子氏との会談は、詳細な問答が書かれていないので、著者が青山氏の主張のどこに
納得できないのか不明であるが、青山氏の主張は「私の考えとは違う。」「人間は同じも
のを見ていても、どの角度からながめるかによって受け止め方に違いが出る…」と言う。
けれども真相は一つのはずで、いろいろな考えがあってよいという話ではないだろう。
本作は残念な一冊。著者の取材力を発揮して123便墜落事件の真相を究明する次作を期待
したい。
2018年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日航機に直接関係ない話が長い。
単に取材をして本にしてるだけって感じです。
単に取材をして本にしてるだけって感じです。
2018年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味本位の陰謀論めいた「日航機123便」に関する類書がベストセラー(!)になっていますが、その手の「売らんかな」の出版社と著者の姿勢には常々疑問を抱いていました。この著書を手に取り、著者(共同通信社の現役ジャーナリスト!)の事故に取り組む真摯な取材姿勢と人間の尊厳に対する深い敬意が行間から読み取ることができました。
巷にあふれる「トンデモ本」に振り回されることにより、空の安全に対する国及び航空会社の責任が結果的に回避されてしまうのではないか…と危惧しています。地味ですが、このような良書を広く(私たち)一般市民が購入することにより航空行政に対する市民レベルでのチェックが可能になるのではないか(?)と思います。著者及び出版社の方に感謝いたします!
巷にあふれる「トンデモ本」に振り回されることにより、空の安全に対する国及び航空会社の責任が結果的に回避されてしまうのではないか…と危惧しています。地味ですが、このような良書を広く(私たち)一般市民が購入することにより航空行政に対する市民レベルでのチェックが可能になるのではないか(?)と思います。著者及び出版社の方に感謝いたします!
2018年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
未だに墜落原因に諸説あり、陰謀説も語られる日航機123便の墜落事故について、日米双方の関係者への丹念な取材を重ねて掘り下げた労作。
ただ、タイトルにある通り、沢山の証言を辿り綴ることに主眼があったのか、原因を論理的、冷静に掘り下げるのではなく、取材相手の人柄や背景、取材者の苦労、心情に多くの文章が割かれているのはいささか興ざめだった。
証言そのものを緻密に積み上げ、感情描写を廃していればもっと迫真性と説得力に満ちたと思われるだけに残念。
ただ、タイトルにある通り、沢山の証言を辿り綴ることに主眼があったのか、原因を論理的、冷静に掘り下げるのではなく、取材相手の人柄や背景、取材者の苦労、心情に多くの文章が割かれているのはいささか興ざめだった。
証言そのものを緻密に積み上げ、感情描写を廃していればもっと迫真性と説得力に満ちたと思われるだけに残念。
2018年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丹念に関係者に取材する著者。極力私見を戒めつつ考察する姿勢は好感が持てる。
昨今の新書にしては非常に内容の濃い一冊と感じました。
昨今の新書にしては非常に内容の濃い一冊と感じました。