趣味で始めて、すでに25年が経過した私のテニスだが、昔と今とではいろいろと変わってきている。その最たるものが「サーブ&ボレー」がほとんど見られなくなったことだ。最後の選手は米のJマッケンローだといわれる。現在は高速サーブやベースライン付近で厳しいパッシングやストロークなどで相手を追い詰める戦い方が主流だ。
それらのことを分かりやすく解説してくれたのが、この本だ。英のウインブルドンの芝コートがベースライン付近が特に剥げているのはその証拠だ。現代テニスへの関心が広まってくれることを祈る。
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サーブ&ボレーはなぜ消えたのか: テニスに見る時代の欲望 (ベースボール・マガジン社新書 5) 新書 – 2007/11/1
武田 薫
(著)
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社ベースボール・マガジン社
- 発売日2007/11/1
- ISBN-104583100647
- ISBN-13978-4583100647
登録情報
- 出版社 : ベースボール・マガジン社 (2007/11/1)
- 発売日 : 2007/11/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 197ページ
- ISBN-10 : 4583100647
- ISBN-13 : 978-4583100647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 573,778位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12位ベースボール・マガジン新書
- - 15,534位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単なるテニス歴史書で題名とは全く合わない。
歴史的な裏話は面白いが、ラケットの変化、スポーツ生理学の向上
等が起因してサーブ&ボレーのプレースタイルが減ったのは
テニスファンであればおおよそ推測できるのにその点に関してわずかしか
触れていない。
作者は結局何が言いたかったのか?
プレースタイルの変化が世界の社会構造の変化と重なるのは
何もテニスだけでなく他のスポーツもあるだろうに。
テニス雑誌ではなかなか良い文章を書く人なのにこの本とは、少し残念。
歴史的な裏話は面白いが、ラケットの変化、スポーツ生理学の向上
等が起因してサーブ&ボレーのプレースタイルが減ったのは
テニスファンであればおおよそ推測できるのにその点に関してわずかしか
触れていない。
作者は結局何が言いたかったのか?
プレースタイルの変化が世界の社会構造の変化と重なるのは
何もテニスだけでなく他のスポーツもあるだろうに。
テニス雑誌ではなかなか良い文章を書く人なのにこの本とは、少し残念。
2008年1月15日に日本でレビュー済み
残念です。
タイトルに偽り有です。
売りに来たお客さんが、「内容が期待した物と違った。」と、言っていたので、読んでみましたが、本当にそうでした。
テニスの歴史の本でした。
著者はテニスの心得があるのでしょうか?
勿論、こういった本を書くほどであれば、当然プレーの経験はあると思いますが・・・
しかし、あえて悪く例えるなら、傍観者がノスタルジックに書いた本のようです。
専門家や売る側、作る側、そして、その世界で何かを良くしようと模索していく作業をしている人が書いた本ではない感じがします。
ただ、タイトルと全く違う見方をすれば、とてもよく出来た本だと思います。『テニスの歴史』と、いうタイトルであれば、よく調べてあるので評価が高かったでしょう。テニスの歴史や雑学を知りたい人にはおススメです。
せめて著者が、サーブ&ボレーで、若いハナタレ学生にスコスコとパスを抜かれる悔しさを経験してから、書いて欲しかった。
そしたら、きっと本気で書いたでしょう。
そうでなければ、題名を変えるべきでした。
よく整理された素晴らしい本ですが、サーブ&ボレーが消えた事を残念に思わない、その文章には力が宿らない。
偉そうですみません。
タイトルに偽り有です。
売りに来たお客さんが、「内容が期待した物と違った。」と、言っていたので、読んでみましたが、本当にそうでした。
テニスの歴史の本でした。
著者はテニスの心得があるのでしょうか?
勿論、こういった本を書くほどであれば、当然プレーの経験はあると思いますが・・・
しかし、あえて悪く例えるなら、傍観者がノスタルジックに書いた本のようです。
専門家や売る側、作る側、そして、その世界で何かを良くしようと模索していく作業をしている人が書いた本ではない感じがします。
ただ、タイトルと全く違う見方をすれば、とてもよく出来た本だと思います。『テニスの歴史』と、いうタイトルであれば、よく調べてあるので評価が高かったでしょう。テニスの歴史や雑学を知りたい人にはおススメです。
せめて著者が、サーブ&ボレーで、若いハナタレ学生にスコスコとパスを抜かれる悔しさを経験してから、書いて欲しかった。
そしたら、きっと本気で書いたでしょう。
そうでなければ、題名を変えるべきでした。
よく整理された素晴らしい本ですが、サーブ&ボレーが消えた事を残念に思わない、その文章には力が宿らない。
偉そうですみません。
2008年3月25日に日本でレビュー済み
ひと頃に比べてテニスがマイナーになり、レンタルコートがとりやすくなって喜んでいるウイークエンドプレーヤー。珍しく大新聞の書評欄にテニス本が掲載されていたので購入。
サーブ&ボレーについては、昔日、東京体育館でサントリーカップ、ボルグvsマッケンローのマッチ(本書でも掲載)を観戦した記憶と重なり、テレビではフィラのポロシャツが華麗なボルグの胸板が、プロレスラー並の厚さなのに唖然。糸を引いたような弾道の正確さ、サーブより速いんじゃないかと思うリターンのスピードに驚き、そのボールをネットに出て返そうというマッケンローの勇気と運動神経に拍手を送ったものでした。
サーブvsボレーは、マッケンローやベッカーのような天才がいなくなったから消えたと思っていたけどさにあらず、フィジカルの向上、ラケットの高性能化、サービスエースが量産される条件が整い、わざわざ危険を犯してネットに出る必要がなくなったという事実。米国有名テニスアカデミーでは、そもそもサーブvsボレーを推奨せず、ベースラインにとどまり、ボールを思い切り引っぱたく戦法を教えているという事実。これらを踏まえ、アスリート志向で有名だったナブラチロアが、道具の進歩をそのまま享受することに苦言を呈した事実など、興味深いエピソードが豊富で面白かった。
この本は、副題の「テニスに見る時代の欲望」のほうが内容をよく表しています。
サーブ&ボレーについては、昔日、東京体育館でサントリーカップ、ボルグvsマッケンローのマッチ(本書でも掲載)を観戦した記憶と重なり、テレビではフィラのポロシャツが華麗なボルグの胸板が、プロレスラー並の厚さなのに唖然。糸を引いたような弾道の正確さ、サーブより速いんじゃないかと思うリターンのスピードに驚き、そのボールをネットに出て返そうというマッケンローの勇気と運動神経に拍手を送ったものでした。
サーブvsボレーは、マッケンローやベッカーのような天才がいなくなったから消えたと思っていたけどさにあらず、フィジカルの向上、ラケットの高性能化、サービスエースが量産される条件が整い、わざわざ危険を犯してネットに出る必要がなくなったという事実。米国有名テニスアカデミーでは、そもそもサーブvsボレーを推奨せず、ベースラインにとどまり、ボールを思い切り引っぱたく戦法を教えているという事実。これらを踏まえ、アスリート志向で有名だったナブラチロアが、道具の進歩をそのまま享受することに苦言を呈した事実など、興味深いエピソードが豊富で面白かった。
この本は、副題の「テニスに見る時代の欲望」のほうが内容をよく表しています。
2008年7月8日に日本でレビュー済み
最近のストローカーばかりの風潮がちょっと不満だったところに、このタイトルで買ってしまった。内容はテニスの歴史のダイジェストになっていて、ちょっと不満だった。タイトルになっている「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」の答えは明確に書かれていないし、ちょっと羊頭狗肉だ。
あちらこちらに書かれていることをかき集めてみれば、
1.用具の進歩
強烈なトップスピンが打てるようになって、パスがしやすくなった。
2.テニスキャンプの台頭
サーブ&ボレーは才能がものを言うので、育成側としてはリスキー
一方、ストローカーは確実に育成できる。
3.衛星放送有料放送の台頭
時間枠が取り払われた結果、長時間のストローク戦が好まれるようになった
と言うことなのだろうか。折角のタイトルなのだから、この程度のまとめは欲しい。1.は私でも分かるし、3.をテレビ側が望んだとしても、それが実現するためのルール改正があったわけではないので、ちょっと説得力不足。結局、タイトルに対する答えで読んで得られたのは2.だけというのはちょっと寂しい。テニス界の歴史、特にアマチュアとプロの関係の部分は面白かった(読むまで知らなかった)ので、まあよしとしましょう。
あちらこちらに書かれていることをかき集めてみれば、
1.用具の進歩
強烈なトップスピンが打てるようになって、パスがしやすくなった。
2.テニスキャンプの台頭
サーブ&ボレーは才能がものを言うので、育成側としてはリスキー
一方、ストローカーは確実に育成できる。
3.衛星放送有料放送の台頭
時間枠が取り払われた結果、長時間のストローク戦が好まれるようになった
と言うことなのだろうか。折角のタイトルなのだから、この程度のまとめは欲しい。1.は私でも分かるし、3.をテレビ側が望んだとしても、それが実現するためのルール改正があったわけではないので、ちょっと説得力不足。結局、タイトルに対する答えで読んで得られたのは2.だけというのはちょっと寂しい。テニス界の歴史、特にアマチュアとプロの関係の部分は面白かった(読むまで知らなかった)ので、まあよしとしましょう。
2010年7月18日に日本でレビュー済み
サーブ&ボレーは”なぜ”消えたかという問いには全く答えないまま終わります。テニスの歴史を振り返るという意味では面白いが、昨今の科学的なテニスのアプローチは全くありません。とある番組の「4割打者はなぜいなくなったのか」といった科学的アプローチを期待する人にはまったくの期待外れになるでしょう。昔はそういえばヨーロッパ直行便はなかったんだとか、オープン化前という言葉をよく耳にするけどそういうことか、という読んでも読まなくてもいいような内容が歴史を振り借りながらつづられています。
2007年12月11日に日本でレビュー済み
テニス界の、少なくとも世界のトッププロのレベルでは、サーブ&ボレー主体のプレイヤーが
ほとんどいなくなったことは事実です。かつてはサーブ&ボレーヤーの晴れ舞台だったウイン
ブルドンでも、いまやサーブ&ボレーONLYでは勝ち進むことができません。その答えについて
の著者なりの意見が聞けることを期待して読み進めたのですが、最後までテニスの歴史やトリ
ビアな事実の記述に終始してしまい、拍子抜けしてしまいました。「サーブ&ボレーが消え
た」という事実のみが示され、その理由は示されていません。「リターンのレベルが向上し
た」「ボールが変わった」など、専門家しか知りえない事実に裏付けられた理由を示して欲し
かった… 最近は、売らんがために安易に「なぜ○○は××なのか」というタイトルの本が目
立ちますが、この本に関しては、看板に偽りありだと思います。あくまでテニスの基本的な歴
史を知るための参考本です。
ほとんどいなくなったことは事実です。かつてはサーブ&ボレーヤーの晴れ舞台だったウイン
ブルドンでも、いまやサーブ&ボレーONLYでは勝ち進むことができません。その答えについて
の著者なりの意見が聞けることを期待して読み進めたのですが、最後までテニスの歴史やトリ
ビアな事実の記述に終始してしまい、拍子抜けしてしまいました。「サーブ&ボレーが消え
た」という事実のみが示され、その理由は示されていません。「リターンのレベルが向上し
た」「ボールが変わった」など、専門家しか知りえない事実に裏付けられた理由を示して欲し
かった… 最近は、売らんがために安易に「なぜ○○は××なのか」というタイトルの本が目
立ちますが、この本に関しては、看板に偽りありだと思います。あくまでテニスの基本的な歴
史を知るための参考本です。
2007年11月27日に日本でレビュー済み
単にテニスの歴史が述べられていただけの印象だった。
もう少し社会学的な考察がされているのかと期待していただけに残念。
もう少し社会学的な考察がされているのかと期待していただけに残念。