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コスプレ女子の時代 (ベスト新書 180) 新書 – 2008/3/8
杉浦 由美子
(著)
かつてはマニアックな趣味だった「コスプレ」が一大メジャー趣味ジャンルになりつつある。それどころか、現代女子は普段から過剰な「外見プロデュース」を心がけて、「コスプレ」をしている印象だ。「エビちゃんOL」という名のコスプレも流行した。「モテ」や「エロかわいい」などといいながらも、彼女たちのベクトルは一向に男に向いていない。男置き去りで「コスプレ」に励む彼女たちは、いったいどこに向かうのか。女性医師、腐女子なコスプレイヤー、ヒルズOL、丸の内OL、ギャルなど豊富なインタビューを加えつつ、実在する女子たちの「日常からコスプレ」な日常をルポする。
恋愛よりも「コスプレ」に励み、厳しい現実をサバイバルしなくてはならない現代の女性にとっては、「周囲の女子の行動はこういう意味なのね」と新発見があって面白い一冊であり、男性が求める「ツンデレ」女子の演じ方なども知ることができる。また、男性が読まれると現代女子に対して抱いていた疑問&難問の9割が解明される一冊となっている。
恋愛よりも「コスプレ」に励み、厳しい現実をサバイバルしなくてはならない現代の女性にとっては、「周囲の女子の行動はこういう意味なのね」と新発見があって面白い一冊であり、男性が求める「ツンデレ」女子の演じ方なども知ることができる。また、男性が読まれると現代女子に対して抱いていた疑問&難問の9割が解明される一冊となっている。
- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2008/3/8
- ISBN-10458412180X
- ISBN-13978-4584121801
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商品の説明
出版社からのコメント
今の若い女性はデジタルカメラを買って最初に撮影するのが自分の場合が多いという。それだけ彼女たちにとって自分を撮影するのが普通になっているのだ。撮影の技術、ポーズの付け方など様々な要素を利用していけば、元の素材よりも可愛い「自分」を撮影することができる。コスプレイヤーと同様に、自分を題材にして作品を作っていく行為を多くの女性がしているというのだ。それはデジカメで撮った自分だけではない。若い世代にとっての外見そのものが「コスプレ」、つまり、自分を素材にして作り出す「作品」なのだ。そして、女性たちは、今や恋愛よりも「コスプレ」に夢中なのである。本書では、この現代女性たちの「日常からコスプレ」な実態をルポする。
著者について
1970年埼玉県生まれ。大学卒業後、会社員・派遣社員を経て、フリーランス記者・ライターとなる。『婦人公論』(中央公論新社)などの雑誌やWEB上で、女性向けコンテンツ、流行現象、ビジネス等についての取材・執筆を幅広く行っている。著書に『オタク女子研究』(原書房)、『腐女子化する世界』(中央公論新社)。趣味は取材。現在はケータイ文化に関する取材に力を入れている。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2008/3/8)
- 発売日 : 2008/3/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 182ページ
- ISBN-10 : 458412180X
- ISBN-13 : 978-4584121801
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,317,391位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 524位ベスト新書
- - 2,444位サブカルチャー一般の本
- - 25,913位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
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1970年埼玉県生まれ。日本大学農獣医学部卒業後、OLや派遣社員などとして働いていたが、書評雑誌 『レコレコ(recoreco)』(メタローグ)の『書評道場』へ投稿していた文章が朝日新聞社の編集者の目にとまり、執筆活動を開始。ライターとしては2005年6月、雑誌 『AERA』に掲載された記事「萌える女オタク」がデビュー。『婦人公論』『読売ウィークリー』『VOICE』『文藝春秋』『新潮45』等の雑誌でルポタージュ記事を書く。現在、単著は12冊。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「かくれオタク9割」が面白かったので同じ著者の本を読んでみました。こちらは楽しんで読める内容です。ただ、こちらもタイトルで損してます。
2008年6月12日に日本でレビュー済み
杉浦がオタク女と非オタ女を一緒にしたがるのは、それだけ自分がオタク女だと言う事にコンプレックスがあるからです。
自分のコンプレックスが強いから、女を皆オタク的にして自分と同じに引きずり落とそうとする。気持ち悪いですね。
言わないだけで世間はわかっていますから、何気に線を引いてあの人は違うからねって分けられていますよ。
「同等じゃない人」だから生温かく観察できるんですよ。
女は皆同じではありません。「作者と同じにするなよ。あんたは違うの」とぴしゃりとはねつけられます。事実、違いますから。
引きずり落としたくても、落ちませんけどね。見ればわかる事。
今時オタク女かどうか、ではなく、本人が個人的にどのレベルかで見られる訳で。
それにしても、作者は余程オタク女と言う事にコンプレックスがある様ですね。
オタク女だから評価が低いのではなく、本人の性格で見られているんですよ。
女を皆オタク化して同じ台に乗せたら、余計女の差が目立ちますね。
グローバル化で皆同じ台に乗せられて計られるから、差や格差が目立つ様になったと言うのに、同じ事をやるなんて呆れます。
洞察力のかけらもない。わからないか?この位。作者は自分で自分の首を絞め続けているんですね。
女が女の間で服や見た目を意識するのは、女の間で強い立場に立ちたいからです。
女の見た目競争は、女同士のテリトリー争いです。
女の中でテリトリーが無い者は、女の中で立場を作るのが精一杯で、男受けまで気が回りません。
だからある種の女は、男受けより女にどう見られるかの方を気にするのです。まず女の中での立場の方が先決ですから。
男受けが関係ないのではなく、気にしている余裕が無いのです。
男受けまで考えられるのは、女の中で階層が中程度から高い人です。まあその点でも、女は皆同じではないですね。
自分のコンプレックスが強いから、女を皆オタク的にして自分と同じに引きずり落とそうとする。気持ち悪いですね。
言わないだけで世間はわかっていますから、何気に線を引いてあの人は違うからねって分けられていますよ。
「同等じゃない人」だから生温かく観察できるんですよ。
女は皆同じではありません。「作者と同じにするなよ。あんたは違うの」とぴしゃりとはねつけられます。事実、違いますから。
引きずり落としたくても、落ちませんけどね。見ればわかる事。
今時オタク女かどうか、ではなく、本人が個人的にどのレベルかで見られる訳で。
それにしても、作者は余程オタク女と言う事にコンプレックスがある様ですね。
オタク女だから評価が低いのではなく、本人の性格で見られているんですよ。
女を皆オタク化して同じ台に乗せたら、余計女の差が目立ちますね。
グローバル化で皆同じ台に乗せられて計られるから、差や格差が目立つ様になったと言うのに、同じ事をやるなんて呆れます。
洞察力のかけらもない。わからないか?この位。作者は自分で自分の首を絞め続けているんですね。
女が女の間で服や見た目を意識するのは、女の間で強い立場に立ちたいからです。
女の見た目競争は、女同士のテリトリー争いです。
女の中でテリトリーが無い者は、女の中で立場を作るのが精一杯で、男受けまで気が回りません。
だからある種の女は、男受けより女にどう見られるかの方を気にするのです。まず女の中での立場の方が先決ですから。
男受けが関係ないのではなく、気にしている余裕が無いのです。
男受けまで考えられるのは、女の中で階層が中程度から高い人です。まあその点でも、女は皆同じではないですね。
2008年3月17日に日本でレビュー済み
自分に当てはまるところもあってクスッと笑える部分もあったし、会社の若い子の妙なクール感についても考察の材料になる内容でした。とっても面白かったです。杉浦さんの目の付け所はいつも面白くて、読むと世界が広がります。