¥880¥880 税込
ポイント: 9pt
(1%)
配送料 ¥480 6月22日-24日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥7¥7 税込
配送料 ¥240 6月10日-12日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある (ベスト新書 329) 新書 – 2011/5/14
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2011/5/14
- ISBN-104584123292
- ISBN-13978-4584123294
この著者の人気タイトル
商品の説明
出版社からのコメント
止めるべきは浜岡原発だけではない!
すべての原発は地震で壊れる!
そのとき私たちを守る策は無い!
安全神話のツケがまわって来たいま、
私たちはどうすればいいのか?
数年前から原発の安全性に警告を発し、3・11後も
先を見越した発信を続けている自身のブログに、アクセス集中!
「国は規制値を変えるべきでない」発言の後、官房参与辞任、
「すべての原発は一旦停止すべき」発言の後、浜岡原発停止など、
本質を突く発言で定評のある原子力専門家・武田邦彦が
3・11後の日本人と原発との関わり方を問う警世の書。
<緊急・書き下ろし>
【目次】
第1章 事態は「想定内」で進行中
第2章 すべての原発は地震で壊れる
第3章 私たちはどうすればいいのか?
第4章 原子力・エネルギー政策はどこへ向かうのか?
【著者プロフィール】
1943年東京都生まれ。工学博士。専攻は資源材料工学。
東京大学教養学部基礎科学科卒後、旭化成工業に入社。
同社ウラン濃縮研究所所長、93年芝浦工業大学工学部
教授、02年名古屋大学大学院教授、07年より中部大学
総合工学研究所教授、内閣府原子力委員会および安全委
員会専門委員、文部科学省科学技術審議会専門委員を歴
任、現在、名古屋市経営アドバイザー。TV、雑誌等で
環境・原発問題に関して独自の見解を披露し、注目を浴
びている。3・11福島原発事故以来、自身のブログにア
クセス殺到、質問・相談メールも多数、寄せられている。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2011/5/14)
- 発売日 : 2011/5/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 223ページ
- ISBN-10 : 4584123292
- ISBN-13 : 978-4584123294
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,256,579位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 497位ベスト新書
- カスタマーレビュー:
著者について
1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒業。その後、旭化成ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、中部大学教授。世界で初めて化学法によるウラン濃縮に成功し日本原子力学会平和利用特賞を受賞、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員などを歴任。原子力、環境問題をめぐる発言で注目されている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「正しい」とは何か?: 武田教授の眠れない講義 (ISBN-10: 4093882851)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
m(_ _)m
それは2011年4月7日の余震で、震度4の東通原発、震度5の女川原発の電源が喪失したことが証明した。
我々は3・11で起きたことを正確に知り、そこから教訓を得なければならない。
福島の土壌が汚染され、そこの野菜も汚染されたのは紛れもない事実である。福島県の野菜とともに福島~千葉沖などの海でとれた魚は口にしないとも書かれている。
前後して、政府や学者が言っているのは外部被ばくのことだけで、内部被ばくが考慮されていないという。大気が1時間1マイクロシーベルト汚染されていると、呼吸で体内に入るのが1マイクロシーベルト、食品や水を介して身体に入るのがまた1マイクロシーベルトと考えるべきだという。
放射能漏れが止まった後、「除染」作業の進み具合にもよるが、原発周辺は20年ぐらいは一般の人が近寄ることはできなくなる、これは科学に基づいた事実である。
現在、日本には「核燃料廃棄物の最終的な貯蔵所」が存在しない。日本全国の自治体が「核燃料廃棄物」が危険だとして受け入れを拒否しているからである。しかしながら、著者曰く、「核燃料廃棄物貯蔵所」は安全だ、「高レベル放射性廃棄物」は福島第一原発から放出される放射線量の数億万分の1以下だという。
最終章で、太陽光・風力・水力などの「自然エネルギー」は自然を破壊することについて書かれている。
引かれている線は薄いので写真には写りませんでした。
原発のニュースを海外で知り、政府の繰り返すこの言葉に違和感を覚えました。“ただちに”とはどういう意味なのか。
筆者はこれに対して、とても分かりやすくブログ上で解説していました。また、著者は東京大学卒業後、旭化成ウラン濃縮研究所所長を経て、芝浦工業大学、名古屋大学で教鞭をとった後、現在中部大学教授、また内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員など政府系役職も歴任しており、原子力発電所の安全性などを含め、技術者、研究者、政府からという多角的な視点で捉えており、この本はとても分かりやすい内容となっています。
以下、一部まとめてみます
★すべての原発は地震で壊れる
-2007年7月16日 新潟中越沖地震
@新潟県柏崎刈羽原発
震度5に耐えられる設計だったが、震度6が観測され、使用済み燃料プールの水が揺れでこぼれ、壊れた建物から染み出して、放射性物質が約6万ベクレルほど海へ漏れた。その後、外部の発電所から火災が発生。
-2011年4月7日の余震
@東通原発、震度4で全電源失い、非常用電源へ切り替えた。
@女川原発、震度5で予備電源に切り替えた。
⇒ 『震度4や5で電源が失われる耐震設計になっている原発が日本中にある。悪条件が重なって電源の復旧ができなければ、それらは水素爆発を起こす可能性がある。そのときに、私たちを守る計画は、「ない」』
★『新耐震基準』
これは2006年に原子力安全委員会が作った、原子力発電所の耐震指針。「想定した以外のときは大量の放射性物質が漏れ、周辺住民が著しい被ばくをする」
⇒ 予測できないリスクを「残余のリスク」とし、誰の責任でもないようにしている。
この本の中で最も重要なのは第3章の「3つの原則」だろう。1年間に1ミリシーベルトは著者のブログでしつこいくらいに指摘していたが、日本医師会も指示し、ようやく国会に参考人として呼ばれるほどになった。内部被ばくについては福島県に限らず怪しい地域の作物、魚などはなるべく摂取しないことだといっており、「水俣病」を例にとってTVの誤った報道の危険さを指摘している。
第1章から第3章までは至極もっともだと納得する人も多いだろうが、第4章の「自然エネルギーが地球にやさしい」というウソや、2酸化炭素の排出は温暖化を促進して食物が多く取れるから石炭発電がいいという話になると、まだまだ納得できない人は多いのではないだろうか。新しい原発建設はもう無理で、休止原発の再開もハードルが高いとなると、とりあえず火力発電に頼ることになるが、著者の意見では石油も石炭も十分あるので、これが一番良い代替エネルギーということなんだろうか。