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職場で他人を傷つける人たち (ベスト新書 382) 新書 – 2012/6/9
香山 リカ
(著)
日本の職場や組織には、もともと自分とは異質のものを排除したり、弱い者を支配したりしやすい土壌があった。それでも終身雇用や年功序列の制度が生きているときは、会社を家族関係になぞらえて大目に見たりするところもあった。
しかし、いま、日本の会社のシステムは大きく変わった。同時にそこで働く人たちに求められる姿勢、価値観なども大きく変わった。
元から潜在的にパワハラが起きやすかったところに、大きな変化が加わり、ついにコップから水があふれるように実際のパワハラが炸裂しているのが昨今の日本なのだ。
ストップ! 「それってパワハラ! 」
しかし、いま、日本の会社のシステムは大きく変わった。同時にそこで働く人たちに求められる姿勢、価値観なども大きく変わった。
元から潜在的にパワハラが起きやすかったところに、大きな変化が加わり、ついにコップから水があふれるように実際のパワハラが炸裂しているのが昨今の日本なのだ。
ストップ! 「それってパワハラ! 」
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2012/6/9
- ISBN-104584123829
- ISBN-13978-4584123829
商品の説明
著者について
香山リカ(かやま りか)
1960年、北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する。『知らずに他人を傷つける人たち』『悪いのは私じゃない症候群』『私は若者が嫌いだ! 』『おとなの男の心理学』『人生の法則』『3・11後の心を立て直す』(ベスト新書)、『気にしない技術』(PHP新書)、『しがみつかない生き方』(幻冬舎新書)など著書多数。
1960年、北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する。『知らずに他人を傷つける人たち』『悪いのは私じゃない症候群』『私は若者が嫌いだ! 』『おとなの男の心理学』『人生の法則』『3・11後の心を立て直す』(ベスト新書)、『気にしない技術』(PHP新書)、『しがみつかない生き方』(幻冬舎新書)など著書多数。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2012/6/9)
- 発売日 : 2012/6/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 207ページ
- ISBN-10 : 4584123829
- ISBN-13 : 978-4584123829
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,353,100位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はじめパワハラの本とは知らずに購入しました。書いてあることは、なるほどと思える正論ですが、現実となると、わたくしの職場も田舎の県立病院で超閉鎖的。知事の肝いりで来た独裁者的なトップのパワハラが横行していますが、まず職場内の窓口での相談などとても無理でつぶされ退職に追いつめられるのが落ち。第三者機関といっても県内なら県庁経由で揉み消されそうで本当に機能するのか懐疑的です。パワハラ横行で職員は萎縮し、うわべだけの成功を繕っていることは本書の通りですが、現実に追及するにはもっともっと勇気がいる気がします。パワーのある人なら行動に移れると思いますが、そこまで行けない人へ勇気を与えてくれるような部分も書いてほしかったと思います。
2013年2月11日に日本でレビュー済み
昨今、全国的/世界的な問題になりつつある職場いじめやパワハラに関する問題提起本です。
本書の内容は主に、職場いじめやパワハラの
・定義
・現状
・自身の診察例
・法制度と凡例
・統計
などについて、浅く広く取りまとめているというものです。
しかし、精神科医としての専門的知見をベースにした解決方法や処方箋を提示してくれているわけではないので、結局この本で読んで得られるのは、「最近はパワハラや職場いじめが増えてきて大変だ」という大味な情報と、少数の具体例だけです。問題提起をしてくれていることは良いことですが、それ以上に何か深い知見があるわけではありません。
また、全体的に「〜と思います」といった主観的な記述が多い点や、無駄かつ冗長な記述(例:『〜だと思う人も居るかもしれませんが実は』というような無駄な枕詞)が多い点も、読んでいて気になりました。
本書の内容は主に、職場いじめやパワハラの
・定義
・現状
・自身の診察例
・法制度と凡例
・統計
などについて、浅く広く取りまとめているというものです。
しかし、精神科医としての専門的知見をベースにした解決方法や処方箋を提示してくれているわけではないので、結局この本で読んで得られるのは、「最近はパワハラや職場いじめが増えてきて大変だ」という大味な情報と、少数の具体例だけです。問題提起をしてくれていることは良いことですが、それ以上に何か深い知見があるわけではありません。
また、全体的に「〜と思います」といった主観的な記述が多い点や、無駄かつ冗長な記述(例:『〜だと思う人も居るかもしれませんが実は』というような無駄な枕詞)が多い点も、読んでいて気になりました。
2014年3月13日に日本でレビュー済み
いわゆるパワハラに関する入門書である。よくありそうな実例が紹介されているが、加害者サイドの原因として市場原理主義とか成果主義などが強化され、会社で人材育成をおこなう余裕がなくなっている。そこに自己責任論が出てくることにより加害者としての反省もしなくて良い時代に成っているという、当たり前の指摘。それよりも、被害者サイドのパワハラ・センサーの感度が上がった事、働く事が自己実現に直結しないと、生きている意味が感じられないという極論に流れる事の方が現代の本質に近いと感じる。この原因は、メディアが垂れ流す成功話だけではなく、SNSなどで流布される、巧妙に盛られた多くの個人の自慢の影響も大きいと思う。となると、まじめな正直者は影響を受けやすく、物事を疑って掛かる必要があるという事になるが、これは今も昔も同じだろう。やはり、世の中に余裕が無くなったという事だろうか。