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覚悟 理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか 単行本 – 2012/10/10
栗山英樹
(著)
理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか――。 今季から北海道日本ハムファイターズで指揮を執る栗山英樹が、 紆余曲折の1年目を振り返る。 20年間取材者として生き、 野球理論を確立した男が直面した現場の壁とは。 そして、その野球理論を超えたところに見つけた勝利の哲学とは。 ダルビッシュ有の穴を埋めるために考えたこと。 4番中田翔をした理由。 チームの顔、稲葉篤紀に託したメッセージ。 若手選手を起用するときの言葉。 三原脩、野村克也、藤田元司……名将から学んだこと。 監督とはどうあるべきか、苦悩と歓喜に満ちた備忘録。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2012/10/10
- 寸法13 x 1.7 x 19 cm
- ISBN-104584134537
- ISBN-13978-4584134535
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登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2012/10/10)
- 発売日 : 2012/10/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4584134537
- ISBN-13 : 978-4584134535
- 寸法 : 13 x 1.7 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 162,029位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
監督の交代の多いファイターズでしたが、2019年時点で就任8年目になる名将になりました。出版時は新人の監督さんでしたが、栗山さんの考えが良くわかりとてもに読みやすい本でした。
2016年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
栗山監督のチーム、野球に対する思い、情熱が伝わってきます。
日本ハムファンだったら、もっと楽しめたんだろうなあとも。
日本ハムファンだったら、もっと楽しめたんだろうなあとも。
2012年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、福岡市在住の“札付き”のホークスファン。
この本を読み終えた今、栗山ファイターズに“浮気”しそうになっている。
それほど、人間・栗山氏の魅力と、選手との心の交流が生き生きと伝わってくる良書である。
解説者時代の栗山氏には、明快な解説と親しみやすい人柄に好印象を持っていた。
監督になった時には、豊かな感受性の持ち主だけに、猛者ぞろいの球界では、ご本人が苦しむのでは、と少し心配もしていた。
確かに、この本からは相当な苦悩や葛藤が伝わってくる。
就任の際の記者会見では「怖さしかないですね」と答えたのは、ウソ偽りのない本音だったのだろう。
だが、栗山氏は、自らの信念を貫くことによって、見事に苦しみを力に変えている。
「人の話を聞く」という、解説者時代のスタイルを変えず、選手の「よいところを引き出せばいいのだ」との姿勢を一貫させた。
監督就任直後の秋季キャンプの際、最初に行ったのは、主力選手20人以上との「一対一」の面談であった。
最後の面談者は、その時すでに米大リーグに移籍が濃厚だったダルビッシュ。
7年間、在籍したファイターズのことを誠意を尽くして伝えた、その心への感謝が綴られている。
この本では、至る所で選手への感謝の言葉が出てくる。
人を大切に思い、率直に感謝の心を表す「人間性」こそが、栗山監督の最大の魅力なのだと感じた。
一面では「厳しさ」も併せ持つ。
吉川投手に対して語った「今年ダメだったら、オレがユニフォームを脱がせる」との毅然とした一言が、その一面を象徴する。
一貫しているのは、選手一人一人への変わらぬ「愛情」が常にあること。故に、「苦悩」し続ける。
その内面の葛藤や息づかいまでが伝わってきそうな「語り下ろし」なのである。
ちなみに、吉川投手が今シーズン、殻を破って可能性を開花させ、抜群の成績を残したことは、周知の通りである。
この本には、ポイントとなったゲームのスコアと共に、具体的な場面で栗山氏がどう迷い、どう決断したか、が書かれている。
野球好きでない人には、ちょっと分かりにくいところもあるかもしれない。
逆に、野球を監督目線で見るほどのファンにとっては、こたえられない面白さであること請け合いである。
理論派の解説者が、監督として脱皮したポイントは実戦の中で体得した「肌感覚」であったという。
「もちろん、もともとの理論がなければ、捨てることはできない。
理論をもった上で、それに固執しないこと、肌感覚を敏感にさせることこそが、勝利のために必要だったのだ」。
これは、あらゆる世界において普遍的な、大切な感覚ではないだろうか。
最後に「覚悟に優る決断なし」との信条が紹介されている。
この言葉は、現役時代の最後の年に、野村監督から教わったという。
栗山監督が、チームに身を捧げて「覚悟」の指揮を執り続ける以上、ファイターズはますます強くなっていくに違いない(ホークス危うし!?)。
野球好きで、あらゆる分野でリーダーの立場にいる方には、必読の“勝負論”として大いにお薦めしたい。
この本を読み終えた今、栗山ファイターズに“浮気”しそうになっている。
それほど、人間・栗山氏の魅力と、選手との心の交流が生き生きと伝わってくる良書である。
解説者時代の栗山氏には、明快な解説と親しみやすい人柄に好印象を持っていた。
監督になった時には、豊かな感受性の持ち主だけに、猛者ぞろいの球界では、ご本人が苦しむのでは、と少し心配もしていた。
確かに、この本からは相当な苦悩や葛藤が伝わってくる。
就任の際の記者会見では「怖さしかないですね」と答えたのは、ウソ偽りのない本音だったのだろう。
だが、栗山氏は、自らの信念を貫くことによって、見事に苦しみを力に変えている。
「人の話を聞く」という、解説者時代のスタイルを変えず、選手の「よいところを引き出せばいいのだ」との姿勢を一貫させた。
監督就任直後の秋季キャンプの際、最初に行ったのは、主力選手20人以上との「一対一」の面談であった。
最後の面談者は、その時すでに米大リーグに移籍が濃厚だったダルビッシュ。
7年間、在籍したファイターズのことを誠意を尽くして伝えた、その心への感謝が綴られている。
この本では、至る所で選手への感謝の言葉が出てくる。
人を大切に思い、率直に感謝の心を表す「人間性」こそが、栗山監督の最大の魅力なのだと感じた。
一面では「厳しさ」も併せ持つ。
吉川投手に対して語った「今年ダメだったら、オレがユニフォームを脱がせる」との毅然とした一言が、その一面を象徴する。
一貫しているのは、選手一人一人への変わらぬ「愛情」が常にあること。故に、「苦悩」し続ける。
その内面の葛藤や息づかいまでが伝わってきそうな「語り下ろし」なのである。
ちなみに、吉川投手が今シーズン、殻を破って可能性を開花させ、抜群の成績を残したことは、周知の通りである。
この本には、ポイントとなったゲームのスコアと共に、具体的な場面で栗山氏がどう迷い、どう決断したか、が書かれている。
野球好きでない人には、ちょっと分かりにくいところもあるかもしれない。
逆に、野球を監督目線で見るほどのファンにとっては、こたえられない面白さであること請け合いである。
理論派の解説者が、監督として脱皮したポイントは実戦の中で体得した「肌感覚」であったという。
「もちろん、もともとの理論がなければ、捨てることはできない。
理論をもった上で、それに固執しないこと、肌感覚を敏感にさせることこそが、勝利のために必要だったのだ」。
これは、あらゆる世界において普遍的な、大切な感覚ではないだろうか。
最後に「覚悟に優る決断なし」との信条が紹介されている。
この言葉は、現役時代の最後の年に、野村監督から教わったという。
栗山監督が、チームに身を捧げて「覚悟」の指揮を執り続ける以上、ファイターズはますます強くなっていくに違いない(ホークス危うし!?)。
野球好きで、あらゆる分野でリーダーの立場にいる方には、必読の“勝負論”として大いにお薦めしたい。
2017年3月18日に日本でレビュー済み
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なぜプロ野球選手なのにバントの一つも出来ないのか?
野球を見ているとこのように思うことがよくある。外野フライ(犠牲フライ)も同様。
しかし、見るのとやるのでは大きく違う。
送りバントに否定的な論文を発表しながら、実際に自身が采配を振るうなかでバントを多用した理由のようである。
監督就任から刊行時までの想いが先人の言葉を引用しながら興味深く書かれている。
野球を見ているとこのように思うことがよくある。外野フライ(犠牲フライ)も同様。
しかし、見るのとやるのでは大きく違う。
送りバントに否定的な論文を発表しながら、実際に自身が采配を振るうなかでバントを多用した理由のようである。
監督就任から刊行時までの想いが先人の言葉を引用しながら興味深く書かれている。
2012年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
栗山氏はドラフト外入団で現役も短く、
反面キャスター生活が長いことから、
野球人にあって我々ファンに近い目線を持っている方だと思う。
そんな人が監督に就任して気付いたこと感じたことが記されており、
実は現場はこうだったよ、ということを教えてくれる一冊となっている。
新人監督の1年目シーズンにおける苦悩と経験、優勝への過程、
選手への思いなど、ペナントレースの裏側が垣間見える、
プロ野球ファンとしては大変興味深い内容だった。
作中で長年培ったキャスター職を天職と述懐するだけあって、
伝え方も申し分ない。分かりやすく読みやすい文章で構成されている。
ただ、個人的には監督就任の経緯をもっと掘り下げて欲しかったな。
球団が本人すら青天の霹靂という人事を行った核心は謎のままであった。
反面キャスター生活が長いことから、
野球人にあって我々ファンに近い目線を持っている方だと思う。
そんな人が監督に就任して気付いたこと感じたことが記されており、
実は現場はこうだったよ、ということを教えてくれる一冊となっている。
新人監督の1年目シーズンにおける苦悩と経験、優勝への過程、
選手への思いなど、ペナントレースの裏側が垣間見える、
プロ野球ファンとしては大変興味深い内容だった。
作中で長年培ったキャスター職を天職と述懐するだけあって、
伝え方も申し分ない。分かりやすく読みやすい文章で構成されている。
ただ、個人的には監督就任の経緯をもっと掘り下げて欲しかったな。
球団が本人すら青天の霹靂という人事を行った核心は謎のままであった。
2012年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず文章が上手いです。
栗山監督に文才があるのか、そうでなければよほど優秀なゴーストライターを雇ったのでしょう。
流れるような語り口の中に時々感情が発露する部分があり
シーズンにおける監督の個人的な思いを知ることができます。
ダルビッシュ、田中賢、斎藤佑樹らとのエピソードも盛り込まれているので、読むと得した気分になれます。
自己啓発本や人生のアドバイス本というよりは
一人の熱血野球人が、荒波に揉まれながらも周囲に助けられ自分を冷静に見つめ続けて
信念を貫き通すまでを追ったドキュメントです。
生々しく興味深い物語を読み終わったころには、栗山監督のキャラクターとビジョンにきっと誰でも共感できます。
栗山監督に文才があるのか、そうでなければよほど優秀なゴーストライターを雇ったのでしょう。
流れるような語り口の中に時々感情が発露する部分があり
シーズンにおける監督の個人的な思いを知ることができます。
ダルビッシュ、田中賢、斎藤佑樹らとのエピソードも盛り込まれているので、読むと得した気分になれます。
自己啓発本や人生のアドバイス本というよりは
一人の熱血野球人が、荒波に揉まれながらも周囲に助けられ自分を冷静に見つめ続けて
信念を貫き通すまでを追ったドキュメントです。
生々しく興味深い物語を読み終わったころには、栗山監督のキャラクターとビジョンにきっと誰でも共感できます。
2013年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新人監督の苦悩や葛藤が生々しく書かれていて、これまでよくわからずにいた野球の監督という職業について共感できる部分がありました。セオリーか、直感か。答えは結果次第でどうにもなるので、監督って辛い仕事だということがわかった本です。