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大間違いの太平洋戦争 単行本 – 2014/7/16

4.4 5つ星のうち4.4 55個の評価

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◆“なぜ日本はアメリカのような、勝てるはずのない巨大な国と戦ったのだ ろう?"という、いわゆる“太平洋戦争への道"史観を全否定!
◆負けるはずのない世界最強の帝国陸海軍がありながら、敗戦に至った近現代史の真実をあぶり出す。

●アメリカなんぞはマイナー国家! ! 太平洋戦争の本質は対英関係にあり!
●対英関係がわからなければ、戦前の日本は理解できない! !
●「強い」アメリカに「弱い」日本が挑んだという歴史観は的外れ!
●アメリカの石油禁輸(宣戦布告)は及び腰の挑発だった!
●日本はソ連と中国、そしてイギリスの片手間にアメリカと戦い始めた!
●チェンバレンの宥和政策は愚策ではなかった! !
●英霊たちを死に追いやった、真の敵を弾劾する!

◆日本が戦ったおかげで白人の植民地支配は打倒され、アジアを皮切りに世界中の有色人種が奴隷のような境遇から脱した。また、愛する人を守るため、命を散らして戦った人々は絶対的に尊い。特に、「九死に一生」ですらない、「十死零生」と言われた特攻隊員たちは絶対的に尊い。彼らが何を守るために自らの命と未来を捨てたのかを永遠に語り継ぐことは、日本国に生きる者すべての責務であろう。
しかし、「十死零生」を命じた者、その能力も無いのに責任ある地位にしがみついた官僚、無能な戦争指導で国民に塗炭の苦しみを味あわせた軍高官、そして何の指導力も発揮できなかった政治家たちを免罪することはできない。
大東亜戦争は聖戦だった、だから後知恵で批判するべきではないとする者に問う。
なぜ多くの兵士が国を守るために命を捨てて戦ったことによって、その人たちがそこまでしなければならぬ状況に追い込んだ者の責任が免罪されるのか! ! <文中より>

◆本書の内容
第一章 大日本帝国にケンカを売れる国はなかった!
第二章 日英同盟廃棄が世界を危機に落とし込んだ
第三章 バカが招いた外交敗北??満洲事変から国連脱退
第四章 第二次世界大戦の実像??支那事変からミュンヘン会談
第五章 日本が実体化させた「英米一体」
第六章 日英戦争としての大東亜戦争
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商品の説明

著者について

倉山満 (くらやまみつる) 1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。 1996年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期 課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、 同大学で日本国憲法を教え、現在に至る。2012年、希望日本研究所所長 を務める。著書に、『誰が殺した? 日本国憲法! 』(講談社)『検証 財務省 の近現代史 政治との闘い150年を読む』(光文社)『歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由』(PHP研究所)『嘘だらけの日米 近現代史』『嘘だらけの日中近現代史』『嘘だらけの日韓近現代史』『保守の 心得』『帝国憲法の真実(』いずれも扶桑社『)反日プロパガンダの近現代史(』ア スペクト)『常識から疑え! 山川日本史〈近現代史編〉』(上・下いずれもヒカ ルランド)など多数。現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉 山塾」(https://kurayama.cd-pf.net/)で積極的に言論活動を行っている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ベストセラーズ (2014/7/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/7/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4584135878
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4584135877
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 55個の評価

著者について

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倉山 満
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大東和戦争を解釈することが出来る一冊です。
5 星
大東和戦争を解釈することが出来る一冊です。
近現代史評論家の著者が、大東亜戦争の趨勢を断罪する一冊。大東亜戰爭は、日英同盟破棄が遠因であり、日英融政策と米国からのハルノートは無視し、石油確保は蘭領インドシナを攻略、そして満州固持のみで支那戦線不拡大路線でソ連牽制策を持って日米戰爭は回避できたと著者は云う。それに伴う戦前の政界、官僚、そして軍部の無能ぶりを時系列で詳細に語っている。本者は、渡部昇一や小室直樹の論を下敷きにしていると思われるが、戦前に日英融和政策が可能であったと云う論には驚愕で、真偽はともかく大東和戦争を解釈するには興味深い一冊です。
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本は強かった。
日本は弱い国ではなく、日清・日露戦争を勝ち抜いた強い国です。
少なくとも東アジアでは最強でした。
アメリカが圧倒的に強かったわけではないのです。
もし日本が他のアジアと同じように弱い国なら、西欧列強は単独で侵略し植民地にすればよかったはずです。
実際ほとんど単独でアジアの国々を植民地支配していますし。
では、どうして日本が負けてしまったのか?、というのが本書の内容です。

それは片手間に次々と外国と戦争したためだと著者は主張しています。
元々、ソ連を警戒して満州事変を起こし、満州国をつくり、
満州を守るには足元をチョロチョロしている支那を叩く、
支那を援蒋ルートで支援しているイギリスはけしからん、
英米一体で支那に肩入れしている、英米を許すな!

と、このように片手間に次々といろんな国と戦争したためです。

極めつけは、省庁が利益追求に走っていたことです。
ワシントン・ロンドン軍縮会議の期限切れが迫っていて、来るべき戦いに備えようと、陸軍・海軍が予算の欲しさに
次々と仮想敵国を増やしていったことです。

ABCD包囲網にしても、オランダ領インドネシアの石油を取りにいけばいいだけでした。
ルーズベルトは戦争に参戦しない公約で大統領に選ばれた人だったので、オランダ領を攻めてもアメリカは参戦できなかったからです。

戦争・外交的に戦略の失敗が敗戦の原因だということです。

英米は決して一枚岩ではなかったにも関わらず、何度もイギリスが日英同盟の手を差し伸べたにも関わらずそれを断り、
日本が英米一体化を招いてしまいました。
つまり日英同盟が戦略のカギだったということです。
そもそも日露戦争に勝てたのも、ロシアに味方する国が出ればイギリスが参戦する約束だったので、
実際、日英同盟によって日本とロシアの一騎打ちで戦うことができたのです。
アメリカはワシントン会議で日英同盟の破棄をしています。
これは一騎打ちに持ち込みたくなかった証拠です。
ロシアを破った日本を恐れていたのです。
そして、日英に挟まれて攻められるのではと危機感を持っていたんだと思います。
また当時、米ソは国際連盟に入ってなかったので、イギリスさえ説得できてしまえば国際世論はどうとでもなったのです。

指導者がもっと冷静に大局的な判断ができていたら、また違った結果になったと思います。
読み応えのある内容でした。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月16日に日本でレビュー済み
「太平洋戦争は勝ち目のない戦争だった」。普通、勝ち目がないならケンカは仕掛けないでしょう。少なくとも、ケンカを仕掛けた時点では勝ち目があった(と当事者は判断した)。

太平洋戦争を後知恵で批判をするのではなく、当時の局面局面に身を置いて、舌鋒鋭い論客として知られる著書が「戦後教科書的史観」ではない「当事者的史観」で太平洋戦争の原因と経過について分析しています。

本編である1章から6章については、戦史・世界史・外交史を趣味や生業にしている人には割と常識的な事実に基づいて書かれているので特に目を見張るところはありませんが、教科書史観しか知らない人には目からウロコの内容ではないでしょうか(鋭い筆致とあいまって)。

教科書史観しか知らない方には本書をぜひ一読して頂きたいですが、ここでは内容の詳細ではなく予約受付時から気になっていた攻撃的なアオリ文句について解説を加え、そこから本書の「幅広い視点」に着目してもらえればと思います。

>●アメリカなんぞはマイナー国家! ! 太平洋戦争の本質は対英関係にあり!

アメリカは第一次世界大戦で決定的な物量戦によりドイツにとどめを刺しましたが、外交的・戦略的には「対外不干渉・反戦中立」を国是としていました。太平洋戦争を指導したルーズベルトも大統領1期目と2期目の初頭は「戦争を憎んでいる」と演説して、国民の中立・孤立主義に応えています。
さらに広大な国土を拓くために大量の移民を受け入れた結果、第一次世界大戦後には人口も一億人を突破しましたが、四千万人に及ぶ移民層への内治対策のため、孤立主義とあいくって、外交上の影響力は国力に比べ大きくありませんでした。

>●対英関係がわからなければ、戦前の日本は理解できない! !

日英条約が1923年に失効し、四ヶ国条約が発効したことで、日英の関係は「太平洋の利権を巡るゲームのパートナー」から「対等のプレイヤー」に変わりました。ベテランの先輩に指導されてきた後輩が独り立ちしたといえば聞こえはいいですが、日本の外交センスはこの時点で未だ他のプレイヤー諸国ほど洗練されていませんでした。
そのため東南アジアの資源地帯(各植民地)を「円経済ブロック」に組み込みたい日本と、その資源地帯が属する「ポンド経済ブロック」を固守するイギリスは対立を深めます。

>●「強い」アメリカに「弱い」日本が挑んだという歴史観は的外れ!

当時の日本軍は実戦経験豊富で兵士の練度と士気も高い世界有数の「強い」軍隊でした。
一方で開戦時、アメリカ軍は陸海共に「弱い軍隊」でした。軍艦・飛行機の練度は低く、ミッドウェー海戦で日本側空母が全滅した要因の一つは、日本の空母がご丁寧に爆弾投下の標的となる「日の丸」を飛行甲板に標していたためです。
米軍は鹵獲した零戦を徹底分析することで空での弱さを克服し、海では開戦一年後から数で日本海軍を圧倒して弱さを克服。陸軍は初陣となる北アフリカでドイツ軍に大敗し「私のボーイ達は戦えるのか?」とルーズベルト大統領を嘆かせましたが、これも物量と自らが流した流血という経験で弱さを克服しています。
アメリカが戦争中、強くなったことにより、相対的に「強い日本」は「弱い日本」となりました。

>●アメリカの石油禁輸(宣戦布告)は及び腰の挑発だった!

対日全面禁輸は1937年から始まる対日経済制裁の最終手段でしたが、かつて北朝鮮が経済制裁の強化に核攻撃をちらつかせる瀬戸際外交を繰り広げたように、アメリカにしてみれば、対日禁輸が引き金となって、日本の矛先が東南アジアではなく米領フィリピンや米本土に向けられることは、戦争準備ができていないアメリカにとって望ましい事態ではなく、さらに宣戦布告の手続きに問題がなければ、国内の根強い孤立主義が台頭する可能性もありました。

>●日本はソ連と中国、そしてイギリスの片手間にアメリカと戦い始めた!

1937年の盧溝橋事件以来、中国大陸で戦う支那派遣軍、開戦時は60万人。
1941年、ノモンハン事件以来、対ソ連防御につく関東軍、開戦時は60万人。
1941年、イギリス・オランダ領の東南アジア攻略を任務とする南方軍、開戦時は40万人。
1942年以降、日本陸軍はここから戦力を抽出してアメリカと戦うことになる一方、日ソ中立条約が有効だった期間の関東軍を除き、支那派遣軍は中国軍と、南方軍はイギリス軍と戦いを続けていました。日本陸軍は典型的な多正面作戦を戦っていました。

>●チェンバレンの宥和政策は愚策ではなかった! !

ヒトラーのドイツは脅威である一方、ソビエト共産主義に対する「防波堤」としての役目を期待されていました。ズデーテン問題・チェコ併合に際して英仏が協力して軍事介入していればナチス政権は崩壊していたでしょうが、それによってドイツの再軍備は停止、あるいは再軍縮を強いられていたでしょう。すでに全ヨーロッパの共産化を目指してソ連軍は群を抜く軍備を有しており、ドイツ不在の第二次世界大戦はソ連の大勝となったでしょう。
チェンバレンの宥和政策はナチスドイツを強国にする時間と材料を与えましたが、それは結果的にソ連軍が大西洋に到達することを防いだともいえます。

>●英霊たちを死に追いやった、真の敵を弾劾する!

戦略的な決断を前にして、国政の、あるいは陸海軍の舵を切ったのは誰なのでしょうか。
「万機公論に決すべし」とした大日本帝国では、誰が最高責任者、あるいは最終決定者なのか。
これは著書の見解を参考に、読者一人一人が回答を導き出す問題だと思います。

なお、『侵略か、解放か! ? 世界は「太平洋戦争」とどう向き合ったか』(山崎雅弘・学研)と合わせて読むことをオススメします。
134人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この年になっても学びは嬉しい、腑に落ちなかった歴史が腑に落ちました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争に至るまで政治的な背景がわかりやすく解説されていて、読みごたえがありました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の言動を追っている読者は、まず「太平洋戦争」呼称に疑問を抱くであろうし、
著者を知らない読者は、相も変らぬ自虐史観〜資源を持たぬ弱小国・日本が巨大国家に無謀に戦いを挑んだ愚かさを描く書と思うかもしれない。

“太平洋戦争とは、チリがペルーとボリビアを相手に戦った戦争のことです”
第一章第一節の冒頭から、著者は読み手の矮小な思い込みをあっさり裏切り、読者は歴史の奥底に誘なわれていく。

明治維新を達成し世界が感嘆した帝国憲法を完成させ、日清日露戦争に勝利し世界最強の帝国陸海軍を有していた超大国・日本。
戦う必要のない戦いに挑み、負けるはずのない戦いに負けてしまったのは、いったい何故なのか。
かつてタイ元首相は「日本のおかげでアジアの諸国は全て独立した。日本というお母さんは難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。」と謳った。
日本人として率直に誇らしく思う。
しかし、大日本帝国が正しい大戦略を貫き、組むべき相手国を間違えず、戦術正しく勝ち進んでいれば、
狂暴な共産独裁国家を誕生させることもなく、より多くのアジアの民を救うことができたはずである。戦果の割に犠牲が多すぎる。

従来の蛸壺自虐史観や悲劇の聖戦史観では、到底たどり着けない歴史の真実を、常に鮮やかに提示する著者は、近著『保守の心得』で「日本はすでに滅んでいる」と指摘した。
歴史に学ばない国に未来はない。しかるに現在の日本は、学界、言論界が歴史を学ばず知らず、日本国民を誤誘導する。
歴史を知らなければ、自国が克服すべき弱点や課題に向き合うことすらできず、日本は永遠に敗戦国のままである。そして、その先には完全なる滅亡が待っている。

私を超えて公に殉じた特攻隊はじめ、戦場で散華した英霊は尊い。日本国民は未来永劫彼らを顕彰していくべきである。
しかし、世紀の愚策・無謀な作戦を指揮し、彼らを犬死させた輩が免罪されることがあっては決してならない。
現場は真面目で優秀だが、官僚トップが省益を最優先し身内の論理で国益を損なう〜デジャブのごとき、我々が直面する“今そこにある危機”の正体に慄然とする。

ともに立憲君主国で安定した国力を有する日本と英国が、タッグを組んで20世紀前半の地球をうまく取り仕切っていれば、後世の世界と日本は、いかに平和で豊かで幸福だったか。
見果てぬ夢のごとく忸怩たる著者の思いが胸に迫ってくる。
96人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、著者の名前を良く見る様になり、産経系ネトウヨ学者かと
思っていましたが、読んでみると、存外まともな事が書いてあり
ました。しかし本書に書いてあるの歴史解釈の正誤は私には
分かりません。

日本の統治機構は、911の際に醜態を晒しましたが、これは
戦前の体制を、そのまま受け継いだ物です。

また護憲派を名乗る人々は思い込みのベクトルが180度変わった
だけの戦前の軍国主義者や全体主義者と同質の存在です。

読後、欧州が二度の大戦を経験した様に、日本も再度の破滅を
経験するのではないかという不安が増しました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
真の平和を求めるなら、

戦争は悲惨だ!
…という個人抽象的な感情論ではなく。

日本という国家、そして日本人として、
何故、戦争が起こったか?
何故、敗けたのか?

否定するのではなく『反省』をせねば何も見えてこない。

世界史
国際関係
国内政党政治
外交
…そして、軍事。

しっかり学んで、どうしたら他国に舐められない国家になるか?
現代の日本人にとって、最高の教科書の一つ。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・占領軍米国の呼称した「太平洋戦争」はチリ・ペルーとボリビアの戦争であり、日本と米国の戦争は太平洋戦線である。
 日本政府がきめた「大東亜戦争」が正しい。
・当時の帝国日本は強国であり、大国の英・米・仏・露も戦争しかけることはできなかった。
 日本の大戦略は極東で弱体化していた英国との同盟を維持し、対露「北守」と蘭印のインドネシアの石油を押さえる「南進」に徹する。
 この線を絶対国防圏として防備すれば陸海軍の戦力で万全であった。
 さらに、その効果は植民地諸国を解放することにも繋がってアジアは新世紀を迎えられた。
・あてもなく広すぎる太平洋に進出した「山本五十六大将」の真珠湾攻撃などは馬鹿げていた。など多くの問題提起です。 時代遅れの男
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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