高杉晋作が坂本竜馬と決定的に違うのは最後まで長州という藩を背負いながら武士のプライドを持って尊皇攘夷を志し、最終的に明治維新への布石を行ったことだと思います。この一見豪快で無鉄砲な行動をとるが一方では組織を重視するという日本人的な考え方が高杉晋作の魅力ではないでしょうか?
この本では高杉晋作の生きた時代を5章に分け、その時々の高杉晋作の考え方やそのベースにある思想を非常に分りやすく書き表しています。そしてこの本を読んだ後は、自分も「面白きこともなき世を面白く生きてやる」という活力が沸いてきます。
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疾走の志士高杉晋作 単行本 – 2002/5/1
童門 冬二
(著)
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104584186812
- ISBN-13978-4584186817
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
高杉の「志」なくして明治維新はあり得なかった。奇兵隊設立、功山寺挙兵、講和条約締結…幕末の動乱時代を雷電のごとく駆け抜けた人生。「面白きこともなき世を面白く」生きた男に学べ!
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 284ページ
- ISBN-10 : 4584186812
- ISBN-13 : 978-4584186817
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,530,910位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 380,750位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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童門冬二(どうもん・ふゆじ)
作家、本名・太田久行。1927年、東京に生まれる。
第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年退職。
在職中に累積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く。
著書に『男の器量』『名将に学ぶ人間学』『日本の歴史どうしても知っておきたい名場面80』『坂(※)本竜馬「自分」を大きくする法』(以上三笠書房刊、※印《知的生きかた文庫》)、『小説上杉鷹山』ほか多数ある。
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年8月22日に日本でレビュー済み
たまには小説以外で高杉晋作という人物を知ろうと手に取った本ですが、中々
感銘を受ける部分がありました。本全体を中心に、作者が伝えたい
「おもしろき事なき世(現代)をおもしろく」高杉さんのように生きる術というか、
心意気が綴られています。改めて、高杉晋作という彼の人の生き様を振り返ることができました。
主に歴史小説を好む方には、少々読みづらい点もあるかもしれませんが、歴史ファンとしてでも
そうでない方も、四面楚歌の現代を見直して自分の生き様をもう一度、見直すいい機会かもしれません。
動けば雷電の如し、発すれば風雲の如し、そんな高杉さんの生き方を見れるこの本。
ぜひ、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
感銘を受ける部分がありました。本全体を中心に、作者が伝えたい
「おもしろき事なき世(現代)をおもしろく」高杉さんのように生きる術というか、
心意気が綴られています。改めて、高杉晋作という彼の人の生き様を振り返ることができました。
主に歴史小説を好む方には、少々読みづらい点もあるかもしれませんが、歴史ファンとしてでも
そうでない方も、四面楚歌の現代を見直して自分の生き様をもう一度、見直すいい機会かもしれません。
動けば雷電の如し、発すれば風雲の如し、そんな高杉さんの生き方を見れるこの本。
ぜひ、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。