因果不明・原因不明の怪異だからこそ、のワケわからん状況の恐怖なんですよ。
だいたい「日常生活で起こる事象」だって、すべからく因果・原因がわかってますか?
そもそも、なんで「原因」が必要なのか?
スタンリー・キューブリックの「シャイニング」だって、一応原因はあるように見えるけど、あれ、実は理屈よりも「映像体験」だぜ。「2001年」しかり。映像で引き起こされる感情を味わうもんなんだから。
だからこの手の本だって「原因不明の恐怖・怪異」「ワケわからん怪異の真っただ中の一般人」の感情を味わうだけでいいんじゃないか、そういう読み方はできないのか、と言いたい。
基本、この著者の作品はほとんどがソレです
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
たまらなく怖い怪談: 身の毛がよだつ実話集 (ワニ文庫 J- 33) 文庫 – 2006/7/1
さたな きあ
(著)
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104584308330
- ISBN-13978-4584308332
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 255ページ
- ISBN-10 : 4584308330
- ISBN-13 : 978-4584308332
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,701,566位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
季刊雑誌「幻想文学」等にて作家・レヴュアーとして活動。約30年。「実話怪談」「都市伝説」系分野にて数十冊の怪談集を刊行。
KKベストセラーズのワニ文庫にて刊行された怪談集は、現在すべて電子書籍化。
アマゾン・kindle等でお読みいただけます。また、「怪談ライブ」等にも積極的に参加。ツイッターもやっております。
近年は竹書房の「怪談文庫」にて『純粋怪談シリーズ』を、紙媒体・電子書籍にて大展開。
怪異は地雷や不発弾に似ている。遭えば「やられる!」。それだけ。単純。だからこそおそろしい怪異譚の数々を……どうかお愉しみください!!!
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年7月23日に日本でレビュー済み
本のタイトルに興味を惹かれ購入。しかし実際はつまらない内容だった。
自分は実話怪談が好きでこのテの本はよく読むのだが、この本は“けっきょく何だったんだ?”という消化不良が多い。
途中まで盛り上がって真相が明かされないので非常に後味が悪い。
こういう本はせめてなにが原因だったのかがないとすごく胸につっかえて読んだ時間を返せといいたくなります。
自分は実話怪談が好きでこのテの本はよく読むのだが、この本は“けっきょく何だったんだ?”という消化不良が多い。
途中まで盛り上がって真相が明かされないので非常に後味が悪い。
こういう本はせめてなにが原因だったのかがないとすごく胸につっかえて読んだ時間を返せといいたくなります。
2007年1月12日に日本でレビュー済み
この著者の場合、普通の怪談、あたりさわりない怪談、日常生活がだんだんと異常な世界に変貌していく怪談といっていいかもしれない。破綻する日常、そこに顔を覗かす狂気。それが持ち味かもしれない。しかし、聊か食傷気味なきらいもあり、今後のマイナーチェンジを望む。