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南方熊楠大事典 単行本 – 2012/1/12
古今東西の文献を渉猟し、領域を横断する浩瀚な「知」の世界を築き上げた南方熊楠。 近年の網羅的な資料調査により浮かび上がってきた熊楠の実像を総合的に捉えるエンサイクロペディア。
- 本の長さ808ページ
- 言語日本語
- 出版社勉誠出版
- 発売日2012/1/12
- 寸法16.5 x 5 x 22.5 cm
- ISBN-104585200088
- ISBN-13978-4585200086
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商品の説明
著者について
松居竜五(まつい・りゅうご) 龍谷大学国際文化学部准教授。専門は比較文学、国際文化学。 著書・論文に、『南方熊楠の森』(共著。方丈堂出版、2005年)、「図書館の中のユーラシア大陸―南方熊楠「ロンドン抜書」における旅行書」(『南方熊楠とアジア』アジア遊学144、勉誠出版、2011年)、編著に、“Minakata Kumagusu and London"(2011年)などがある。 田村義也(たむら・よしや) 南方熊楠顕彰会理事、成城大学非常勤講師。専門は比較文学比較文化。 論文に、「古イタリア説話との出会い―南方熊楠の『ノーツ・アンド・クエリーズ』誌第一投稿をめぐって―」(『ユリイカ』2008年1月号、青土社)、「南方熊楠の足跡と神社林保護」(『季刊環境研究』158号、日立環境財団、2010年)、「『ネイチャー』誌論考の中のアジア―南方熊楠の最初期英文論考」(『南方熊楠とアジア』アジア遊学144、勉誠出版、2011年)などがある。
登録情報
- 出版社 : 勉誠出版 (2012/1/12)
- 発売日 : 2012/1/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 808ページ
- ISBN-10 : 4585200088
- ISBN-13 : 978-4585200086
- 寸法 : 16.5 x 5 x 22.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,015,196位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 144,419位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本事典は、第一部 思想と生活 第二部 生涯 第三部 人名録 第四部 著作 第五部 資料 第六部 年譜の構成となっている。第一部の思想と生活では、神田英昭氏による南方マンダラの解説がわかりやすい。第三部の人名録では、南方熊楠と交流を持った主な人物を事典形式で紹介しているが、多屋勝四郎の事を知りたいのに多屋寿平次と一家の人びとのようにまとめて紹介している。これなど別項目を立てて紹介してほしかった。第五部の資料では、熊楠研究史が載せられており、これからの熊楠研究のめざす方向がわかる。第一部から、第五部まで項目別に参考文献が挙げられており役立つ。全体として現時点で望みうる南方熊楠に関するあらゆる情報を集めた最大の事典である。
2013年11月3日に日本でレビュー済み
南方熊楠という人物は、常に人を惹き付けて止まない。
しかし、彼が残した業績や謎があまりにも広範に渉るため、その魅力を説明するのは難しい。
彼のエキセントリックでトリッキーな人物像のみにフォーカスした関連文献は
これまで数多く出版されて来たが、彼の本質的な部分である業績、または彼が後世に与えた
影響などに踏み込んだ形で彼の全貌を捉えた書籍は、これまで皆無であったと言っていいだろう。
そんな南方熊楠の人物像、生涯、研究、著作などを纏めたのがこの大事典である。
「大事典」の名に相応しく、第六部までの章立てで書かれており、
粘菌学や思想など、基礎知識がなければ難解な分野に関しても分かりやすく、
かつ詳細に書かれている。
単純に読み物としても大変面白い文献である。
南方熊楠を研究する人は勿論の事、彼を知らなかった人達にこそ、この本を勧めたい。
大変高価ではあるが、十分その価値があるものであると保証する。
しかし、彼が残した業績や謎があまりにも広範に渉るため、その魅力を説明するのは難しい。
彼のエキセントリックでトリッキーな人物像のみにフォーカスした関連文献は
これまで数多く出版されて来たが、彼の本質的な部分である業績、または彼が後世に与えた
影響などに踏み込んだ形で彼の全貌を捉えた書籍は、これまで皆無であったと言っていいだろう。
そんな南方熊楠の人物像、生涯、研究、著作などを纏めたのがこの大事典である。
「大事典」の名に相応しく、第六部までの章立てで書かれており、
粘菌学や思想など、基礎知識がなければ難解な分野に関しても分かりやすく、
かつ詳細に書かれている。
単純に読み物としても大変面白い文献である。
南方熊楠を研究する人は勿論の事、彼を知らなかった人達にこそ、この本を勧めたい。
大変高価ではあるが、十分その価値があるものであると保証する。