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社会の政治 (叢書・ウニベルシタス 968) 単行本 – 2013/11/5

3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

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生前は公刊されなかったルーマンの政治システム論が、彼の死後ようやく本書にまとめられた。全体社会は政治システムそのものであり、その環境でもあると考えていたルーマンは、政治をめぐる権力や国家の意味、市民社会などをどのようにとらえていたのか。政治は全体社会を制御できるのだろうか。現在も数々の鋭い論点を提供する書。
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商品の説明

著者について

ニクラス・ルーマン
(Niklas Luhmann)
1927年ドイツのリューネブルクに生まれる。1968-1993年ビーレフェルト大学社会学部教授。1970年代初頭にはハーバーマスとの論争により名を高め、80年代以降「オートポイエーシス」概念を軸とし、ドイツ・ロマン派の知的遺産やポスト構造主義なども視野に収めつつ、新たな社会システム理論の構築を試みた。1990年前後よりこの理論を用いて現代社会を形成する諸機能システムの分析を試み、その対象は経済、法、政治、宗教、科学、芸術、教育、社会運動、家族などにまで及んだ。1998年没。『宗教論』『近代の観察』『社会の法』『社会の芸術』『社会の社会』『社会の科学』『社会構造とゼマンティク』(以上、法政大学出版局)など邦訳多数。

小松 丈晃
1968年宮城県に生まれる。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、北海道教育大学函館校准教授。著書:『リスク論のルーマン』(勁草書房、2003年)、『リスク学入門4 社会生活からみたリスク(新装増補)』(共著、岩波書店、2013年)、『滲透するルーマン理論──機能分化論からの展望』(共著、文眞堂、2013年)ほか。訳書:ルーマン『社会システム理論 上下』(共訳、恒星社厚生閣、1993年・1995年)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 法政大学出版局 (2013/11/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/11/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 670ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4588009680
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4588009686
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年11月16日に日本でレビュー済み
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(1)第一章から第七章

 古代から、権力、命令、決定するものとしての原‐政治は、全体社会に遍在し
ている。

「ともかく解決しなければいけない問題」(寒冷化による食糧農産物の減産、温
暖化による国土の水没、国内宗教戦争)がある場合、政治(原‐政治)が必要と
なる。近代になり、特殊に「決定」に専従する機能システムとしての、「政治」
システムが分出・分立した。

 近代の政治システムは、「政治的コミュニケーションが、ひとつの政策、常態、
常識に深入りしすぎて他の選択肢(オルタナティブ)に乗り換えることができな
くなること」が生じないように、自らをチェックしているかのように作動してい
る。経済、宗教、法システムにはこのような機能性向はない。

 「ともかく解決しなければいけない問題」を前にして、政治システムは他のシ
ステムに対して、それらのシステムからは生じることのない変化を、外部から与
えることができる。この点において、他のシステムは政治システムを頼りにして
いる。

 全体社会が機能システム群へと分化した際、「変化」を導入するものとしての
「政治」システムが分出・分立した。

(2)第八章から第十一章

 近代に誕生した「世論」とは、メタ観察(観察行為自体を一歩引いて観察する
こと)の為のツールにすぎない。「民意」とは政治のプロフェッショナルが、目
新しい選択、決定をするために新しい選択肢を探す武器庫にすぎない。(?)

 必要があったので生じた。。。にしても、政治の存立の為の基盤、コア、「不
可壊」なレベルが存在する。社会のメンバーにおいて、第一次的経験(給料が下
がった)が、「社会」的換算、社会の問題へとシフトすることが必要である。経
験の原因を、神の意志、自然の摂理とみなすならば、政治が必要とされることは
生じない。そして、上記をサポートするかのように、近代の政治では、「誰が決
定しているのか」が、マスメディアによってあからさまに指し示されるようになっ
ている。

 民主主義の公共圏は、リーダーへの支持を含めて浮き草のようで、虚無的であ
るように見える。これは「決定」が、支配ヒエラルヒー・ピラミッドから生じる
ことが、近代になって不可能となったこと、「決定」がゲーム(ルールの下で、
妙手を探すこと)から生じるようになったことの結果である。

 虚無主義を回避するチャンス・契機は存在する。それぞれの社会の由来、歴史的
蓄積が、重石、碇(いかり)となる。
 ただし、伝統に頼り切ることには危険があり、民主主義が存続するためには、
リーダーはアナクロニック(時代錯誤)になってはいけない。国民は、リーダー
から提示された選択肢について、その含意、帰結を注意深く考える必要がある。

 政治学のコミュニケーションが政治のコミュニケーションと同じ観点に立って
しまうことを避けるために、政治学が利用できる分析枠組みを用意する必要がある。
社会システム論は、その抽象性によって政治学に貢献できるのだが、その便利さに
よって、トロイの木馬のように政治学に侵入すると言えるかもしれない。
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