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楽園・味覚・理性: 嗜好品の歴史 単行本 – 1988/2/1

4.8 5つ星のうち4.8 5個の評価

コーヒーの市民的理性とチョコレートのエロチシズム,喫煙のシンボリズムや酒の飲み方の人類学……嗜好品の歴史に時代・社会を読みとる味覚のイデオロギーの歴史。

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

コーヒーの市民的理性とチョコレートのエロチシズム,喫煙のシンボリズムや酒の飲み方・酔い方の人類学。嗜好品の歴史に時代・社会を読みとる味覚のイデオロギーの歴史。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 法政大学出版局 (1988/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1988/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 249ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4588276425
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4588276422
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 5個の評価

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ヴォルフガング・シヴェルブシュ
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カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
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5グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年6月6日に日本でレビュー済み
嗜好品を片手に、この本を読むのは、味わい深いと思いました。
この本は西洋で昔から普及していた嗜好品の、アルコール、タバコ、コーヒー、紅茶などの歴史についての物語だけではありません。
「味わう」というのは、個人的な行為ですが、「ともに味わう」と、その社会の様子をうつす鏡になります。
非常に示唆的な本で、著者がある理論の筋道を説明しながら、たくさん逸話や、古い絵画を挿入していきます。
「個人と社会」の関係はやはり時代を超越する普遍的テーマなので、著者はそれぞれの嗜好品が持つ特長とその社会的な影響をさまざまな方面から検討していきます。
この本を読み進めていくうちに、それぞれの時代の西洋社会の歴史を辿りながら、現代の私たちが暮らしている日本の社会について、たくさん面白い考えが思い浮かんできました。
例えば、なぜの東日本より東日本は、喫煙に対してそれほど風当りが強くないのかとか、なぜパーティのはじめには必ず一緒に「乾杯」するのかとか、イギリスの「アフタヌーンティー」と日本の「茶会」では、スタイルは異なりますがが、「儀式化」されていて、その所作も重要な茶の味わいの要素なのではないかなど。
そのようにこの本を読みながら、私自身がこの本のテーマである「嗜好品」を味わうように、本を読むことを味わいました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドイツの方なのでドイツ関係に嗜好品が伝わった様子が詳しく載っています。読んでいて面白かったです。
ビールからコーヒーへの冷めた飲料が冷静な思考を…というのはなるほどなぁと思わされました。
その割に今もガンガンでビール生産してる!って後で突っ込みましたけども。
紅茶の伝来、イギリスとインドとかの三角貿易とか、どのようにイギリスへ紅茶が浸透したのか等、余り書かれてない部分も多いです。ドイツやフランスには紅茶文化馴染まなかったの?とか新たな疑問が次々と沸き上がってきました。
ただ当時の挿絵や風俗画がちょいちょい出てくるので、それがまとまって紹介されているだけでも風俗を調べたい人には面白いのではないかと思います。☆1つ欠けたのは上記のような疑問解消されなかったので。
しかし読み物としては大変面白いし、参考になると思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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