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注文の多い料理店 (ポプラ社文庫 A 21) ペーパーバック – 1998/2/1

4.3 5つ星のうち4.3 71個の評価

猟に出て道に迷った二人の青年紳士がはいった山奥の料理店は……?! 他に「どんぐりと山ねこ」「狼森と笊森、盗森」「からすの北斗七星」「月夜のでんしんばしら」など八編を収録。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ポプラ社 (1998/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ペーパーバック ‏ : ‎ 205ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4591008894
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4591008898
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 71個の評価

著者について

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宮沢 賢治
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(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。

富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(1924)のみ。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
71グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し暗い雰囲気のお話もありますが、どれも好きです。
2023年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔懐かしくて、子供用に購入。このスズキコージさんによる不思議な感じの絵が好きで文章にあってる感じが気に入っている。小さい頃を思い出す。
2023年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学校への読み聞かせ用に購入し、練習を重ねましたがコロナで読み聞かせが中止になり、まだ使っていません。また冬が来るので、今年は読もうと思います。絵がこわい。世界観にピッタリ。
2020年6月10日に日本でレビュー済み
海外で育ってしまった中学生の娘に日本語をもう少し知ってもらうために読ませたものです。また、新型コロナウイルスの影響で外出できず、少し時間ができたことから親として自身も読んでみました。表題作の『注文の多い料理店』は小学生の時に教科書に出たものを読んで以来ですが、大人になって読み返すと受ける印象が大分異なります。今回は特に宮沢賢治が描く自然との一体感や美しさに感銘を受けました。

以下、私がいいなあと思った順に所収されている作品について簡単に寸評させて頂きます。

『狼森と笊森、盗森』私にとって本書では最も印象的でした。開拓民の開拓生活が、彼らを取り囲む森々との会話をベースに描かれている。言葉の温かみと自然との一体感を感じる作品。

『山男の四月』ナイーヴで頭弱めな山男が中国人商人に騙されて六神丸という丸薬になってしまう。籠に収められた山男は他にも多くの仲間がそこにおり、元に戻る方法を聞くが。。。

『からすの北斗七星』からすの義勇艦隊たちの敵との対峙や対戦の様子を描く。フォーカスは軍人としての行為ではなく、からす(人間)として相手を殺すことへの罪悪感や平和への願い。日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦を経ていた当時の日本の状況がしのばれます。

『注文の多い料理店』都会の成金趣味の猟人の様子をシニカルに描く。小学生には不思議な昔話程度にしか思えないかもしれないが、大人が読めばその展開はちょっとしたホラー。またアンチ経済至上主義的な風合いも強い。

『月夜のでんしんばしら』電信柱は行軍の途中である。設定はごくシュールであるが、戦争の続く世情を背景にすると理解しやすい。軍隊という強面の側面と電気総長の優しさが対照的に表現されている。軍人も戦う人である前に人間である。

『鹿踊りのはじまり』嘉十が鹿のために残した団子と置き忘れた手ぬぐいを巡り、好奇心旺盛な鹿たちが東北弁でああでもないこうでもないと”不審物”(手ぬぐい)に対してちょっかいを出す。動物の様子をコミカルに描くほっこりとした作品。

『どんぐりと山ねこ』どんぐりの裁判を僅かな時間で解決してしまった一郎青年。実際には人からの評判を追い求めることに意味はないというメッセージであると解しました。

『かしわばやしの夜』森の木々の歌謡大会をコミカルに表現。繰り返しの多用によりリズム感のある作品となる。自然に手を入れざるを得ない人間として清作を描くが、個人的には自然からの搾取に罪の意識を宮沢賢治が感じていたように思えてしまう一作。

『水仙月の四日』架空の月である水仙月の四日に大雪を降らせる雪童子の仕事と、人間への子どもへのちょっとした思いやり。自然の厳しさと優しさが擬人的に描かれている。

・・・

改めて本作品は、先ずは大人に読むことをおすすめしたいと思います。童話ではありますが、100年近く前に書かれており、子供が素直に読むにはちょっと難しいと思いました。ただリズムが良いこともあり小学生の朗読や音読練習には良いかもしれません。やはり私としては、宮沢賢治の優しさや温かさ、自然への思いなどを味わうという意味で大人にこそ読んでほしいと思いました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の良さとレビューの良さで選択しました。
また、この絵本の「中身検索」では、違う絵が出てきてしまうので、みなさんのレビューに頼るしかありませんでした。
版画ですかね。素晴らしいですが、全体的に黒が多いのでストーリーに暗さが増します。
自分が幼き頃に読んでいた絵本は、もう少し明るい絵面でしたので、主人公の二人が非常に滑稽に思えていたのですが
この絵本では、始終、懐疑的な顔つきで料理店を進みます。

我が子は、ストーリーだけを知っていたので、絵本として触れたのは初。
この本によって、我が子なりの「注文の多い料理店」となったでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スズキコージさんの絵本を持っていなくては、と思って、知っていたこの物語の本にしました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年2月3日に日本でレビュー済み
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スズキコージさんのイラストがとてもマッチしていて、いいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年9月2日に日本でレビュー済み
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小4の息子の読書感想文に。最初 文庫っぽい本で ストーリーを読んだけど、やはり 絵本の方が イメージが湧きますね。いい感想文が書けました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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