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君たちはどう生きるか 改訂 (吉野源三郎全集 ジュニア版 1) 単行本 – 2000/7/1
吉野 源三郎
(著)
「どう生きていこうか」と考えたり、「どう生きていくのが正しいだろうか」と疑ったりするのは、人間である証拠ともいえるのです。
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2000/7/1
- ISBN-104591065324
- ISBN-13978-4591065327
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「どう生きてゆこうか」と考えたり「どう生きてゆくのが正しいのか」と疑ったりするのは人間が人間であるという証拠とも言えるのです-。吉野源三郎の代表的な子ども向け作品。67年刊の改訂。
登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2000/7/1)
- 発売日 : 2000/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 267ページ
- ISBN-10 : 4591065324
- ISBN-13 : 978-4591065327
- Amazon 売れ筋ランキング: - 823,715位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供向けに書かれたようですが、大人が読んでも考えさせられます。書かれた時代は古いですが、今の世の中でも十分通用する内容です。全ての子供たちに読んでもらいたい。
2018年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りて読み終えなかったので買いました!
とてもきれいでした。
とてもきれいでした。
2010年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の中学生への読書感想文課題として取り上げられることが多いのでしょうか?
うちの娘とはなれたところの学校でも読書感想文の課題になっていました。
これは私の小学生時代に読んだものでありましたが、
それを娘が課題なったからと改めて購入しました。
「嘘をつく」もしくは、「自分だけ逃れようと思う心」「友情」・・・・
現代ではとても希薄になってしまっている部分のため、
娘の年代では、うまく理解しにくいようです。
近所に叔父さんの存在もなければ、
片親であるということを不憫に思い親切にする叔父さんも今は少ないのではないかとも思ってしまいます。
叔父さんに親切にされることを喜ぶ、母親ってのも少なくなっているでしょうしね。。。
そんなうがった見方をしながら、再読しました。
子供の頃読み進めていくあのわくわく、どきどき感を ちょっぴり感じることが出来、
今の今まで語り継がれるだけのことはあると思わさせる1冊です。
大人の方でも、これを読まれたことのある人は少ないようです。
特に20代後半から30代にかけての方に知らない人が多かったように思えます。(私の周りの人間でのリサーチであって、確かではないです)
この本のテーマを上手く教えられる教師がいないために今でも使われている教材のひとつであるので、お子さんをお持ちの方にはぜひ今一度お読みになることをお薦めします。
うちの娘とはなれたところの学校でも読書感想文の課題になっていました。
これは私の小学生時代に読んだものでありましたが、
それを娘が課題なったからと改めて購入しました。
「嘘をつく」もしくは、「自分だけ逃れようと思う心」「友情」・・・・
現代ではとても希薄になってしまっている部分のため、
娘の年代では、うまく理解しにくいようです。
近所に叔父さんの存在もなければ、
片親であるということを不憫に思い親切にする叔父さんも今は少ないのではないかとも思ってしまいます。
叔父さんに親切にされることを喜ぶ、母親ってのも少なくなっているでしょうしね。。。
そんなうがった見方をしながら、再読しました。
子供の頃読み進めていくあのわくわく、どきどき感を ちょっぴり感じることが出来、
今の今まで語り継がれるだけのことはあると思わさせる1冊です。
大人の方でも、これを読まれたことのある人は少ないようです。
特に20代後半から30代にかけての方に知らない人が多かったように思えます。(私の周りの人間でのリサーチであって、確かではないです)
この本のテーマを上手く教えられる教師がいないために今でも使われている教材のひとつであるので、お子さんをお持ちの方にはぜひ今一度お読みになることをお薦めします。
2008年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は ぼくのために書いて下さったと思っています
ぼくは母子家庭。しかし、こんな素敵な叔父さんはいませんでした。(戦死)
吉野源三郎氏が率直にぼくたち子どもの「生き方」の問いに答えてくれています。
テーマは明確です。
『君たちはどう生きるか』
すごい問いです。
まともな、おとなが、子どもに かような問いをする。
主人公のコペル君が母子家庭。しかし、叔父さんがいて、コペル君に色々なことを考えさせてくれるのです。
叔父さんにとって、コペル君は大切な姉の息子。甥です。
コペル君は 色々問題意識を持つまだ幼い少年。
しかし、逆に問い続ける叔父さん。
コペル君の世界にすーっと入って、教えてくれる。
ぼくが いちばん、感動したのは 人と人の網の話しでした。
『網目の法則』
ショックでした。
しかし、素直に わかりました。
いご、ぼくは吉野源三郎氏の 「人の世界をどうみるか」、「どう自分で生きるのか」を信じて生きてきました。
さらに、コペル君の素敵な友人たちの話。
下町の子どもたちの 正義感。
それは、コペル君にとっては 驚くべき友たちの話しです。
こうして、コペル君は 大人になっていく すばらしい 幸運をつかんだ。
色々な 友人との出会い。
そして、うんと大きな世界を コペル君に 伝える叔父さん。
ぼくも 母子家庭でしたが そんな 叔父さんはいません。
コペル君をうらやましく思いながら 生きてきました。
しかし、この コペル君の物語は、逆に ぼくにとって どう世の中をみていくのかを 教えてくれる大切な大切な話しになりました。
真面目に生き、正しく生きていこうと思いました。
そして老人になりました。
吉野源三郎先生には 感謝しています。
かような 世の中の見方と、自分の在り方を教えて下さった ぼくにはいない叔父さんなのですから。
ぼくは素直に生きてきたつもりです。
ぼくは母子家庭。しかし、こんな素敵な叔父さんはいませんでした。(戦死)
吉野源三郎氏が率直にぼくたち子どもの「生き方」の問いに答えてくれています。
テーマは明確です。
『君たちはどう生きるか』
すごい問いです。
まともな、おとなが、子どもに かような問いをする。
主人公のコペル君が母子家庭。しかし、叔父さんがいて、コペル君に色々なことを考えさせてくれるのです。
叔父さんにとって、コペル君は大切な姉の息子。甥です。
コペル君は 色々問題意識を持つまだ幼い少年。
しかし、逆に問い続ける叔父さん。
コペル君の世界にすーっと入って、教えてくれる。
ぼくが いちばん、感動したのは 人と人の網の話しでした。
『網目の法則』
ショックでした。
しかし、素直に わかりました。
いご、ぼくは吉野源三郎氏の 「人の世界をどうみるか」、「どう自分で生きるのか」を信じて生きてきました。
さらに、コペル君の素敵な友人たちの話。
下町の子どもたちの 正義感。
それは、コペル君にとっては 驚くべき友たちの話しです。
こうして、コペル君は 大人になっていく すばらしい 幸運をつかんだ。
色々な 友人との出会い。
そして、うんと大きな世界を コペル君に 伝える叔父さん。
ぼくも 母子家庭でしたが そんな 叔父さんはいません。
コペル君をうらやましく思いながら 生きてきました。
しかし、この コペル君の物語は、逆に ぼくにとって どう世の中をみていくのかを 教えてくれる大切な大切な話しになりました。
真面目に生き、正しく生きていこうと思いました。
そして老人になりました。
吉野源三郎先生には 感謝しています。
かような 世の中の見方と、自分の在り方を教えて下さった ぼくにはいない叔父さんなのですから。
ぼくは素直に生きてきたつもりです。
2011年11月21日に日本でレビュー済み
入試問題の題材としては、いささか古い。主人公のコペル君は、師範付属中であり国立大学教育学部附属中の源流のような中学に在学している。昭和12年当時の中学校とは旧制中学であり、選良(エリート)を生み出す聖なる場所だ。「家族の昭和(関川夏央著)」によれば、コペル君が通っていたのは「おそらく大塚の高等師範付属中学」、現在の筑波大付属である。
ただ、附属中文化というか、「上から目線」が目立つ。現在も地方国立大学の附属中は地方の名士、有力者の子弟が通う場所であろうが、この「上から目線」には隔世の感を私はもつ。
戦前戦中から高度経済成長期、つまりは後進国時の教師職は「聖なる仕事」で敬意をもって受け止められる職業であった。現在も教職免許を必要とし何倍もの倍率を乗り越え、人勧でそれなりの待遇ではあるが、先進国となった今その職は、公的教育サービスの公僕である。
従って「上から目線」は時代錯誤の感となるのだ。
コペル君も水谷君も東京地生えの中流上層と上流であり、こうした家庭に育った少年たちの物語である。よって、東京とその外つまり東京以外、中流下層と下層との二項、消費者と生産者の二項の対立がある。文中のおじさんのノートがおもいしろい。ニュートンの発見、ナポレオンの生涯の意味は少年少女には読んでほしい。
消費者と生産者の件は社会主義思想の背景がるので、仕方はないと思うが、消費者がここまで持ち上げられる社会である現在、やはり隔世の感は否めない。
ただ、附属中文化というか、「上から目線」が目立つ。現在も地方国立大学の附属中は地方の名士、有力者の子弟が通う場所であろうが、この「上から目線」には隔世の感を私はもつ。
戦前戦中から高度経済成長期、つまりは後進国時の教師職は「聖なる仕事」で敬意をもって受け止められる職業であった。現在も教職免許を必要とし何倍もの倍率を乗り越え、人勧でそれなりの待遇ではあるが、先進国となった今その職は、公的教育サービスの公僕である。
従って「上から目線」は時代錯誤の感となるのだ。
コペル君も水谷君も東京地生えの中流上層と上流であり、こうした家庭に育った少年たちの物語である。よって、東京とその外つまり東京以外、中流下層と下層との二項、消費者と生産者の二項の対立がある。文中のおじさんのノートがおもいしろい。ニュートンの発見、ナポレオンの生涯の意味は少年少女には読んでほしい。
消費者と生産者の件は社会主義思想の背景がるので、仕方はないと思うが、消費者がここまで持ち上げられる社会である現在、やはり隔世の感は否めない。
2018年5月15日に日本でレビュー済み
この本は日中戦争が始まった1937年に出版され、今とは時代も違いますが共感する言葉や状況は時代を超えてあり
それがどの年代にもそれぞれ響くものであって、自分と重ね合わせて「自分はどう生きるか」を考えるキッカケを与えてくれるのだと感じます。
ただ、時代の違いもあるのか、偏見のような感じを受けたり、これが素晴らしいんだ、と私が思わないところやちょっと気になるところはあって(どんな本にもありますが)子供に是非読ませたい!と正直思わなかったんです。もちろんいい言葉もたくさんあります。
周りに流されず自分で考えて行動することがいろんな状況でできない。そういうこともある。
どうしたらいいのか?どうしたいのか?
自分はどう生きたいのかみつけたいと思ってこの本を読む方も多いでしょう。
私は漫画のほうは読んでいません。本の映画化とか漫画化でなんだか違うと思うことが多々あったりしますね。
「君たちはどう生きるか?」
いろんな言葉がそれぞれに響き、どう生きるかを考えるキッカケになる本ではあると感じました。
私は個人的にはこういう、答えがない本が好きなので⭐︎4つです。
それがどの年代にもそれぞれ響くものであって、自分と重ね合わせて「自分はどう生きるか」を考えるキッカケを与えてくれるのだと感じます。
ただ、時代の違いもあるのか、偏見のような感じを受けたり、これが素晴らしいんだ、と私が思わないところやちょっと気になるところはあって(どんな本にもありますが)子供に是非読ませたい!と正直思わなかったんです。もちろんいい言葉もたくさんあります。
周りに流されず自分で考えて行動することがいろんな状況でできない。そういうこともある。
どうしたらいいのか?どうしたいのか?
自分はどう生きたいのかみつけたいと思ってこの本を読む方も多いでしょう。
私は漫画のほうは読んでいません。本の映画化とか漫画化でなんだか違うと思うことが多々あったりしますね。
「君たちはどう生きるか?」
いろんな言葉がそれぞれに響き、どう生きるかを考えるキッカケになる本ではあると感じました。
私は個人的にはこういう、答えがない本が好きなので⭐︎4つです。
2009年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はこの本を小学生の時に読み、感動したのを今でも覚えています。
かなり前の本ですが、今でも読み継がれていくべき普遍的テーマ(集団や社会の中で生きている自分)が盛り込まれていると思います。
かなり前の本ですが、今でも読み継がれていくべき普遍的テーマ(集団や社会の中で生きている自分)が盛り込まれていると思います。
2010年1月24日に日本でレビュー済み
“どう生きるか”或いは“生き方”という言葉に関して、80年代からこれまでは“古代中国や戦国時代の英雄に学べ”とビジネス雑誌(その典型はプ○ジ○ン○)などが声高に叫んでいたこともあり、余り良いイメージを持つことは出来なかった。それでもまだ高校時代に読んでいた文庫本にはそうした“強い者の真似をしろ、そうすれば成功する”との言葉は一言も出てこなかった。前者が成功譚(サクセスストーリーに彩られた手柄話)を目指しているのに対して、この本は“社会の中で生きること”の意味を静かに語り、或いは読者に問い掛けてくる。だから決して“答えは一つ”としてそれを押しつけることなどしない。
例えば地方の過疎の町で医療に携わる若者やベテランの医師、海外で農業技術の普及と支援を目的としてその場に生きる人々などは“名も無き人”であることは明白だろう。
社会の中で生きることは“人と人との関係”において生きることであり、決して自らの成功や満足のためにすることではない。“自分の出来ること”で相手が喜んでくれればそれに越したことはない。今から15年前、日本のある都市を大規模な地震が襲い6000人を越す人が命を落とし多くの人が生活を失った時、先ずその場に駆けつけて身を惜しまずに支援活動に携わったのは名もない人達であり、その後の震災では事ある毎に“あの時に助けて貰ったから今度は助ける側に回って何かしたい”との思いがこの国を変えつつある。
例えば地方の過疎の町で医療に携わる若者やベテランの医師、海外で農業技術の普及と支援を目的としてその場に生きる人々などは“名も無き人”であることは明白だろう。
社会の中で生きることは“人と人との関係”において生きることであり、決して自らの成功や満足のためにすることではない。“自分の出来ること”で相手が喜んでくれればそれに越したことはない。今から15年前、日本のある都市を大規模な地震が襲い6000人を越す人が命を落とし多くの人が生活を失った時、先ずその場に駆けつけて身を惜しまずに支援活動に携わったのは名もない人達であり、その後の震災では事ある毎に“あの時に助けて貰ったから今度は助ける側に回って何かしたい”との思いがこの国を変えつつある。