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今読めない読みたい本 単行本 – 2003/3/1
出久根 達郎
(著)
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2003/3/1
- ISBN-10459107627X
- ISBN-13978-4591076279
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
大正時代の健康本、戦後まもなくの勤労中学生の手記、わが国最初のクイズ番組の本、若き芥川竜之介の恋話…今の目で読み直すと興味深い古本を紹介しながら、それぞれの時代、風俗に思いを馳せるエッセイ。
登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 459107627X
- ISBN-13 : 978-4591076279
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,452,816位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,095位図書館情報学
- - 20,529位近現代日本のエッセー・随筆
- - 127,247位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
開いてびっくり、新品を手に取るようです。有り難く大事に読ませて頂きます。感謝。山本
2003年3月25日に日本でレビュー済み
本の腰巻きには、「えっ! こんな本があったのか」とある。この本を一行で要約するとすれば、これ以外にはありえないだろう。ここには、役に立つとか立たないといったレベルでは測れない読書の楽しみがある。
作家・有馬頼義の『経堂日記』を紹介し、この日記の面白さについて語ったあと、日記の最終日である昭和20年8月15日、午後9時の一行に目をとめる。「空襲もない、管制もない。静かな雨が降ってゐる」。
終戦の日の空の青さばかりが喧伝されてきたが、戦争の終わったこの夜、東京には雨が降った(らしい)。日本人全体が腑抜けになったようなその晩、ひとしきり暑さを忘れさせる静かな雨が降ったということに、ほっとするような思いさえする。この一行を見のがさなかった著者の眼力に感心するが、これを大したものだと思う人なら、この本は大いに読むに価する。
第二部は著者の守備範囲でもある古書の話だが、いつもながらやはりこれが楽しい。著者はエッセイの名手でもある。本によって過去が現在と溶けあう合う醍醐味は、人生そのものにも通じるのだろう。そこには不思議な人間的な味わいがある。
作家・有馬頼義の『経堂日記』を紹介し、この日記の面白さについて語ったあと、日記の最終日である昭和20年8月15日、午後9時の一行に目をとめる。「空襲もない、管制もない。静かな雨が降ってゐる」。
終戦の日の空の青さばかりが喧伝されてきたが、戦争の終わったこの夜、東京には雨が降った(らしい)。日本人全体が腑抜けになったようなその晩、ひとしきり暑さを忘れさせる静かな雨が降ったということに、ほっとするような思いさえする。この一行を見のがさなかった著者の眼力に感心するが、これを大したものだと思う人なら、この本は大いに読むに価する。
第二部は著者の守備範囲でもある古書の話だが、いつもながらやはりこれが楽しい。著者はエッセイの名手でもある。本によって過去が現在と溶けあう合う醍醐味は、人生そのものにも通じるのだろう。そこには不思議な人間的な味わいがある。