結局この物語は
常葉の心の変容を描いた物語だと思う。
辛い過去に目を向けないようにして
日々を怠惰に過ごし、
ありのままの自分を受け入れることもなかった常葉が
タイの自然に出会い、
自分の過去を見つめ直して、自分らしく生きていこうと
決意するまでのお話し。
そこに、読者が何を見出すか分からないけれど、
一人の女性の心の成長を描いた秀作だと思う。
個人的にはペットショップで働く姿を描いた第1部の方が
面白かったけど・・・。
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ミツメテイタイ 単行本 – 2006/10/1
長谷川 安宅
(著)
- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2006/10/1
- ISBN-104591094731
- ISBN-13978-4591094730
登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2006/10/1)
- 発売日 : 2006/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 273ページ
- ISBN-10 : 4591094731
- ISBN-13 : 978-4591094730
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2010年10月9日に日本でレビュー済み
都会で生きる27歳の独身女性主人公。
女を捨てた世間を捨てた人生を捨てた?ような感じが面白い。
でも、ちょっとばかし文章が滑りすぎ。
物語の構成もかなり強引で何かを継ぎ接ぎした感じが拭えない。
女を捨てた世間を捨てた人生を捨てた?ような感じが面白い。
でも、ちょっとばかし文章が滑りすぎ。
物語の構成もかなり強引で何かを継ぎ接ぎした感じが拭えない。
2007年10月18日に日本でレビュー済み
いまどき珍しいデパートの屋上にあるペットショップに勤める主人公。
外見はちょっと怖い女性の店長さんとマイペースのもう一人のアルバイトの女の子。時々来る元同級生の男性。意地悪な人は出てこなくて、主人公も関心するほど仕事熱心。ああこういう居心地のいいメンバーと一緒に働くのも、楽しそうでやりがいもあっていいなと夢見てしまいました。
文章がユーモラスで読みやすいのですいすいと進みます。
作者の長谷川 安宅さんの次回作もまた出たら読もうと思います。
外見はちょっと怖い女性の店長さんとマイペースのもう一人のアルバイトの女の子。時々来る元同級生の男性。意地悪な人は出てこなくて、主人公も関心するほど仕事熱心。ああこういう居心地のいいメンバーと一緒に働くのも、楽しそうでやりがいもあっていいなと夢見てしまいました。
文章がユーモラスで読みやすいのですいすいと進みます。
作者の長谷川 安宅さんの次回作もまた出たら読もうと思います。