作者が頭の中で独白しているように感じてしかたなかった。
これでは読者は話に乗っていけないのではないでしょうか。
物語の構成は面白いだけに残念でした。
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アンクレット・タワー 単行本 – 2006/10/1
真田 コジマ
(著)
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2006/10/1
- ISBN-10459109474X
- ISBN-13978-4591094747
登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2006/10/1)
- 発売日 : 2006/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 459109474X
- ISBN-13 : 978-4591094747
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,315,180位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 53,650位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年12月1日に日本でレビュー済み
誕生日にアンクレットを買ってもらえなかった少女は
死に場所を求め、鉄塔に登る。
そのニュースを見ている3組の男女。
イケメン彼氏に振り回されるショップ店員 ナツキ、5
年前に別れた彼女との再会に戸惑うサラリーマン マサシ、
愛する夫に浮気をさせようと仕組んでしまうイラストレーター マイコ。
それぞれが自分の境遇に悩み、苦しみ、
前に進めだせないでいた。
そこにニュースで見た少女の事件。
その子が助かれば
前に進める・・・賭けに出た3人は・・。
それぞれの話しが交互に描かれているので
ブレイクしながら読みすすめられました。
最後はとりあえずハッピーエンドで終わる。
そして3組の男女と少女の生き先が
明るい光に満ちていくような終わり方で
案外良い物語だった。
ポプラ社小説大賞の3作品の中では
一番面白かったかな。
死に場所を求め、鉄塔に登る。
そのニュースを見ている3組の男女。
イケメン彼氏に振り回されるショップ店員 ナツキ、5
年前に別れた彼女との再会に戸惑うサラリーマン マサシ、
愛する夫に浮気をさせようと仕組んでしまうイラストレーター マイコ。
それぞれが自分の境遇に悩み、苦しみ、
前に進めだせないでいた。
そこにニュースで見た少女の事件。
その子が助かれば
前に進める・・・賭けに出た3人は・・。
それぞれの話しが交互に描かれているので
ブレイクしながら読みすすめられました。
最後はとりあえずハッピーエンドで終わる。
そして3組の男女と少女の生き先が
明るい光に満ちていくような終わり方で
案外良い物語だった。
ポプラ社小説大賞の3作品の中では
一番面白かったかな。
2007年10月24日に日本でレビュー済み
久しぶりに本を読んでいい気持ちになれました。
壊れかけた三つの愛。きっと何万人という人達が少女がタワーに登ったという、そのニュースをみていたであろう。その中から著者が選んだ三組のカップル。そこにはそれぞれ壊れかけ揺らぐ愛があった。
きっと主人公が本当にアンクレットを買って貰えなかっただけで家出しタワーに登った我が儘な少女だったとしたなら、あの三組の男女は見向きもしなかったかもしれない。しかしあまりにも辛い過去があり、そして本当の絶望を背負った少女だったからこそ、それがあの三組の男女の胸にテレビを通じて届いたのかもしれない。自分達の絶望に重なったのかもしれない。勝手に思い込み駆け引きの果てに思考の迷宮に陥り、悲しみにくれ嫉妬に狂う三組の男女。気が付けば一番肝心な相手がいつのまにかないがしろにされていたことに気付く。少女の結果は描かれていないのでわからないが、きっといいものであったと信じたい。
読み終えた後寂しささえも感じた。久しぶりにいい本に出会えました。
壊れかけた三つの愛。きっと何万人という人達が少女がタワーに登ったという、そのニュースをみていたであろう。その中から著者が選んだ三組のカップル。そこにはそれぞれ壊れかけ揺らぐ愛があった。
きっと主人公が本当にアンクレットを買って貰えなかっただけで家出しタワーに登った我が儘な少女だったとしたなら、あの三組の男女は見向きもしなかったかもしれない。しかしあまりにも辛い過去があり、そして本当の絶望を背負った少女だったからこそ、それがあの三組の男女の胸にテレビを通じて届いたのかもしれない。自分達の絶望に重なったのかもしれない。勝手に思い込み駆け引きの果てに思考の迷宮に陥り、悲しみにくれ嫉妬に狂う三組の男女。気が付けば一番肝心な相手がいつのまにかないがしろにされていたことに気付く。少女の結果は描かれていないのでわからないが、きっといいものであったと信じたい。
読み終えた後寂しささえも感じた。久しぶりにいい本に出会えました。