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リボン (teens’ best selections 11) 単行本 – 2007/11/1

4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ポプラ社 (2007/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 188ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4591099849
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4591099841
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

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草野 たき
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先輩からリボンを貰えなかった場面から、主人公が先輩の態度に疑問を持って、自分の言動を見つめ直す。
大人でもなかなかできない事なのに、主人公が1年を通して自分を見つめ直して成長していく姿が印象的です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月5日に日本でレビュー済み
中3の少女の1年間を描いたお話。
その学校特有の伝統みたいなもの、あったりするよね。
いろいろあるもんだ。
やりたいことがわからない…とあせる気持ちもわかるけれど、まあ考えてみるのが第一歩では?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月2日に日本でレビュー済み
中学校の卒業式に、先輩の制服のリボンをもらう。そんなことが昔から亜紀の卓球部では続いている。
人気のある先輩はいいけれど、誰にもほしがってもらえなかった先輩はかわいそうだ。そんなことから「くじ引き」でもらう先輩を決めてしまった亜紀たち。
亜紀はいまいちぱっとしない池橋先輩が当たったのだが。当然もらえると思った池橋先輩のリボン。
まさかの拒否で亜紀は混乱する。
そこから亜紀は自問自答の繰り返し。そして気持ちは揺れ動く。

ああ、こういうのあったなあ。リボン、ボタン。もらいに走りましたね〜。ちょっと懐かしかったり。
お話はとても初々しくて、ちょっと切なくて。こんな気持ちは遠い昔にわすれたんじゃないかな〜っておもったり。
とてもドキドキして読みました。
さわやかでいいと思います。等身大のあのころを思い出しながらよみました。でも、私はこんなに真剣に悩んだりはしなかったな…。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年2月12日に日本でレビュー済み
進研ゼミ中3受験講座2003年3月号〜2004年3月号の連載に加筆修正した作品です。

主人公は中学2年の卓球部所属、亜樹。
物語は卒業式から始まります。
卓球部女子には、卒業式に先輩から、制服のリボンを貰う伝統があります。
人気があるのは、卓球のうまさよりも、断然彼氏持ちの先輩。
誰にもリボンを貰ってもらえない先輩が出ないようにと、くじ引きで割り当てが決まり、
亜樹は、試合にも勝てず、彼氏もいない先輩に当たってしまいます。
ところが当日、「私のリボンをあなたが欲しがってるとは思えない。」と言われ、
先輩にリボンを貰うことが出来ませんでした。

このことをきっかけに、部活も家族も友だちも
「波風をたてないこと」をモットーに生きてきた亜樹の中で、
何かが変わり始めます。

亜樹は3年に進級、クラス替えによる友だち関係の激変、一方的なダブルスペア解消、
部活引退、絞れない志望校、伸び悩む成績、目標であった姉の反乱、見えない自分の未来・・・

人はそう簡単には変わらないし、新しくもならないけれど、
「好きな自分」に変わっていくことは、少しずつでも出来るかもしれない。
そんな思いにさせてくれる一冊です。

中学生のときに出会いたかったです、こんな物語に。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月27日に日本でレビュー済み
亜樹、15歳の中学3年生の1年間を等身大の目線で描いた作品。
物語は中2の終わり、卒業式から始まる。亜樹が属する卓球部には
卒業式には先輩から制服のリボンを貰う伝統がある。
だが、貰いに行った先輩は亜樹にリボンを渡さなかった。
ここから、ゆるやかに亜樹のいわば自分探しが始まる。
その卓球部というのもちょっと変わった軟弱なクラブなのだ。
とかく「波風をたてないこと」をモットーにしてきた亜樹が、少しずつ
自分の気持ちに素直に、在るべき自分を求めていこうとする。
友だちとの関係。家族、特に母と姉の板挟み状態を見つめなおすようす。
ぐじぐじと思い悩みながら、受験もクリアしなければならない。
各章につけられた「3月」「4月」……というタイトルも、章が進むにつれて
緊張感をいや増す。
もとは進研ゼミの中三受験講座「中3チャレンジ組」に連載された作品
だから、リアルタイムで読んでいた受験生には、きっと少なからず亜樹と同様に
夢みたり落ち込んだりの時間が流れたことだろう。
リボンを渡してくれなかった先輩の真意を理解し、ナッツや佐々木との無理の
ないつきあいのなかで、亜樹がつかんだもの。
「今、確かに去年とはちがう自分がいる。少しずつでいい。かわっていこう。
できるだけ、好きな自分に。」(P.188)と思う亜樹も、先輩と同じように
後輩にリボンを渡さなかった。卒業のときを誇り高く迎えた亜樹の
リボンに託した思いが好ましかった。          
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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