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Twinkle: ひかりもの (teens’ best selections 17) 単行本 – 2008/9/1
- 本の長さ292ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2008/9/1
- ISBN-104591104788
- ISBN-13978-4591104781
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2008/9/1)
- 発売日 : 2008/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 292ページ
- ISBN-10 : 4591104788
- ISBN-13 : 978-4591104781
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,396,792位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
和歌山県生まれ。
翻訳家、声優などさまざまな職業をめざしつつ、少女漫画の同人誌で創作活動をしていたが、『ワルガキ、幽霊にびびる!』で作家デビューし、同作品で日本児童文学者協会新人賞を受賞。
『妖怪アパートの幽雅な日常①』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。この「妖アパ」シリーズ(全10巻)は中高生から大人まで幅広い読者に支持されている。本人曰く「幽霊は見えない」が、見てきたように〈妖したち〉を描き、「小説は読めない(マンガ大好き!)」が、長編小説シリーズを同時執筆進行し、「料理はしない」が、読者の胃袋に訴える超絶美味の料理を作中に登場させている。
他の作品に「完全版 地獄堂霊界通信」シリーズ、「ファンム・アレース」シリーズ、「大江戸妖怪かわら版」シリーズ、「僕とおじいちゃんと魔法の塔」シリーズなどがある。現在も自著の登場人物や裏設定を漫画化するなどして、自身の創作意欲をかきたてながら、精力的に執筆活動を続けている。愛犬は柴犬の「ハナ様」。大阪市在住。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
千葉県立千葉高等学校卒。外務省、広告制作会社勤務、フリーランスのコピーライターを経て、1986年、毎日童話新人賞を受賞、童話作家としてデビュー。以後、童話・絵本・小説・ノンフィクションと幅広く活躍。2006年より奈良市在住。
http://ryomichico.net/
1991〜1997年、衛星放送ラジオ局「セント・ギガ」に600篇以上の詩を提供。
1992年、野辺山宇宙電波観測所十周年記念絵本『ほしがうたっている』(絵・高橋常政、思索社)を制作。
2004年、兵庫県立西はりま天文台の2メートル望遠鏡「なゆた」完成記念絵本『遠くをみたい 星の贈りもの』(画・東逸子、パロル舎)を制作。
2005年、大人を主人公とした最初の小説『楽園の鳥 カルカッタ幻想曲』(講談社)が第33回泉鏡花文学賞を受賞。同年、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の助成を受けて制作した絵本『イオマンテ めぐるいのちの贈り物』(画・小林敏也、パロル舎)が小学館児童出版文化賞候補作に選出。
上記以外の作品に、子どもを主人公とした小説『小惑星美術館』『ラジオスターレストラン』『ノスタルギガンテス』『星兎』(以上パロル舎)『夢見る水の王国』(角川書店)、先住民文化関連絵本『父は空 母は大地 インディアンからの手紙』『おおかみのこがはしってきて』(いずれもパロル舎)、絵本『黒い太陽のおはなし 日食の科学と神話』(絵・佐竹美保、小学館)、ノンフィクション『マザー・テレサへの旅 ボランティアってだれのため?』(学研)『しあわせの王様 全身麻痺のALSを生きる舩後靖彦の挑戦』(小学館)など。
幼稚園・保育園向けの月刊絵本誌でも数多くの作品を発表し続けている。それらの中から絵本『おおきくなったらなんになる?』(鈴木出版)『ほしのメリーゴーランド』(フレーベル館)などが単行本化されている。アジア各国で翻訳出版された作品も多い。
金沢歌劇座で2012年に上演されたオペラ「ラジオスターレストラン 星の記憶」では原作・脚本を担当した。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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第一話 バラの街の転校生 後藤みわこ
転校生として大阪府茨木市に来た美紀。目の細い松原くんがどんどん話しかけてくれて。少し前に転校してきていたりせに羨ましがられたり。だけど美紀は大家族のりせが羨ましかったり。淡く「恋してるの?」というシーンもあり本編全体がキラキラ、キラキラ、していたかわいらしくほっとするお話。。大阪弁っていいですね!
第二話 めっちゃピカピカの人たち 令丈ヒロ子
漫才を目指すすいすいとるりり。だけどすいすいは骨折をきっかけに「私は運がないのでは?るりり一人の方がウケルのでは?」と落ち込み始める。間接的にしか出てこないキエ蔵が存在感あって良い味だしてる。るりりも良い子。有村さんも落ち込んだ事あったんだろうね。誰でも落ち込む事ってあるよね!と元気になれる話。
第三話 roleplaydays ひこ田中
男の子たちから世界を見ると・・・と言う話。今どきの男の子たちらしく個を大事にするあまり他と密な関係を持たないで来た5人の子たち。そのやんわりとあいまいな孤独が不器用で、でも貴重な物のようにも見えて。ネットのブログに来る人たちについての感想も興味深かった。ふふ。ちょっとは仲良くなれたかな?ママの声もちゃんと聞こえているようだし大丈夫だよね。
第四話 蛍万華鏡 寮美千子
これはもう本当に良く出来た短編で教科書などに載せてもらいたいです。ジェンダーについてとかリアル京都についてとか為になる興味深いテーマもてんこ盛りなのですが、それよりもなによりもまず「すっと骨が通っていて気持のよい話」なのでぜひ読んでみて欲しいです。少年よたくさん悩め。そして泣くがいいさ!蛍はもう十分泣いているのでしょうが・・・もっと自由に。笑って過ごせるようになれるといいね!と思いました。透明感のあるキラキラな物語。
第五話 光る海 香月日輪
偽装離婚と、本当の離婚と。さよならを言って貰えなかったのと、言えなかったのと。助けになりたいのになれないのと、助からないのと。
どちらがより苦しいんだろう?といちいち「うーん」と悩んでしまいました。だけどとにかく会えた。今、二人で、語り合えるんだ。切なくて苦しいけれど「会えてよかったね!良かったね!」と思った。友情っていいよね!{じーん}
個人的には蛍万華鏡がイチオシ。ハンカチ必須。オススメ本です
私は寮美千子さんの作品が載っている、ということで購入しました。
どの作品もそれぞれテーマが決まっており、そのテーマに沿って物語が語られていきます。
私が特に気に入ったテーマは、「きらきらしたもの」についてでした。
きらきらしたもの、というのは青春に関しては一番重要なものだと思います。
そこを、各作者さんが自分の文章で、巧妙にいい味を引き出しています。
寮さんの名前に惹かれて購入した割には、令丈ヒロ子さんの作品が特に印象に残っています。
「きらきらしたもの」というテーマに、一番沿っていたと、思います。
後藤 みわこ「 バラの街の転校生」、令丈 ヒロ子「 めっちゃ、ピカピカの、人たち」、ひこ・田中「 roleplay days」、寮 美千子「 蛍万華鏡 」、香月 日輪「 光る海 」の五作品です。
第1話は題名の通りで、岐阜から大阪に転校してきた中二の女生徒のお話。同級生に振り回されている内に、いつしかクラスに馴染んでいるという様な内容。
第2話は「Fragile-こわれもの」でも登場した漫才少女のお話の続編。明るくほのぼのとした人間関係がパワフルに描かれています。大阪弁が強烈です!(笑)
第3話は、学校で居場所がない?男子中学生(5人組)が過ごすある一日のお話。不思議な感触のお話なのだけれど、ひょっとしたらこれこそ今時の「リアル」な のか?と考えてしまう内容。
そして第4話の「蛍万華鏡」。古都「奈良」の町を背景に、中三の男の子と「花が咲いたみたいに、そこから光がこぼれだすよう に、笑った」少女との、美しくも切ない恋のお話。これは素晴らしい!!何度も読み返したくなる絶品です!
最後の第5話「光る海」も素晴らしい!小四のころ理由も分からず消えてしまった男の子と15歳になって偶然再会した主人公。思いの丈を語ることで友情を取り戻すが、友の過酷な運命を知って涙に暮れる。「俺のこと、忘れんといて」「忘れるか、アホ!」。笑いながら泣く二人の姿が印象に残ります。
全五作それぞれに味わい深く、「きらめきの時を懸命に生きよう!」と言うようなメッセージを感じます。
いろいろな話が読めていいね。
テーマはひかりもの。
中学生たちが主人公。
同世代の子にどうぞ。