繊細で優しい雰囲気を描く紺野氏独特の世界が広がって、いい気分になれる。長い間、大勢の少女たちを受け入れることで意識を持ってしまった古い校舎が、とても素敵だ。
1巻では幾分ぎこちなかった登場人物たちが、しっかりと地に足をつけた感じがある。今はもうない桜の古木から散る花びら、見える人にだけ見えるネコ、そういった不思議なものに囲まれつつも、教師の目をたくみにかいくぐって外へ出たりするたくましさも持ち合わせた夏たちが、いとおしくてたまらない。
追記:1巻を購入してから、やたらと「百合もの」なるもののお勧めが来るが、これはそういった内容ではないので、注意(?)。
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ひみつの階段 2 (PIANISSIMO COMICS) コミック – 2009/8/1
紺野 キタ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
校舎や寄宿舎に散りばめられた記憶の欠片が、少女たちに魔法を見せてくれる、ハートフル・ストーリー。未収録作品を含む傑作短編を一挙収録!
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2009/8/1
- ISBN-104591111105
- ISBN-13978-4591111109
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著者について
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ファンタジーより少女漫画です。
時々BLたまに百合。
デンシバーズにて新シリーズ「Lily lily rose」連載中。
http://denshi-birz.com/lily-lily-rose/
カスタマーレビュー
星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
18グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年6月21日に日本でレビュー済み
この作家さん、『星の時計のLiddell』好きだったんだろうな。一巻のレビューを見たら「萩尾望都さんの『ポーの一族』の影響を受けたのでは」と書かれている方がいて、それもわかります。(「ポーの一族」は「Liddell」の誕生に影響を与えているというのが私の持論でして)私的には「ひみつの階段」は「ポーの一族」より内田善美さんの「星の時計のLiddell」に直接的な感化を受けているんだろうと想像させられます。
画面構成も賑やかで見映えがするしキャラの表情付けが的確で人物が生き生きしてみえる。
作家の思い入れが仇になってか最初読む時は少し敷居が高かった。脳裏で反芻され自明化しているのか良い意味で説明的でなく、最初のエピソード「ひみつの階段」で夏が部屋に鍵を取りに戻ると時間が交差している場面など唐突で、世界観に慣れていない段階では戸惑いました。
祥華女学院とその寄宿舎が舞台。描かれる時代はエピソードで異なり、風間夏や花田毬絵が高等科に在籍している時間【A】がメインに語られます(ひみつの階段、春の珍客、日曜日、ねこの星座)(1巻の書き下ろし「Diary」も同じ時間に属します)。他に、英語の山口先生と安藤みゆき(「杏堂みゆき」は作家になってからのペンネーム)が高等科の学生だった時間【B】(物語をきかせて)、花田毬絵が中等部に属していた時間【C】(四月天使)、そのいずれにも属さない時間【d】(See You)があります。また【A】と【B】が交差したり(冒険は終わらない)【A】と【C】が交差したり(印度の花嫁)【A】と【d】が交差したり(魔法の庭、本日休館、遠い約束)【A】と【B】と【d】が交差したり(パズル)します。
ちなみに私のお気に入りは花田毬絵ちゃんだじぇ!
画面構成も賑やかで見映えがするしキャラの表情付けが的確で人物が生き生きしてみえる。
作家の思い入れが仇になってか最初読む時は少し敷居が高かった。脳裏で反芻され自明化しているのか良い意味で説明的でなく、最初のエピソード「ひみつの階段」で夏が部屋に鍵を取りに戻ると時間が交差している場面など唐突で、世界観に慣れていない段階では戸惑いました。
祥華女学院とその寄宿舎が舞台。描かれる時代はエピソードで異なり、風間夏や花田毬絵が高等科に在籍している時間【A】がメインに語られます(ひみつの階段、春の珍客、日曜日、ねこの星座)(1巻の書き下ろし「Diary」も同じ時間に属します)。他に、英語の山口先生と安藤みゆき(「杏堂みゆき」は作家になってからのペンネーム)が高等科の学生だった時間【B】(物語をきかせて)、花田毬絵が中等部に属していた時間【C】(四月天使)、そのいずれにも属さない時間【d】(See You)があります。また【A】と【B】が交差したり(冒険は終わらない)【A】と【C】が交差したり(印度の花嫁)【A】と【d】が交差したり(魔法の庭、本日休館、遠い約束)【A】と【B】と【d】が交差したり(パズル)します。
ちなみに私のお気に入りは花田毬絵ちゃんだじぇ!
2003年1月4日に日本でレビュー済み
1巻から引き続いての読者です。やはり女学校の全寮制というのは不思議の世界ですなあ。寮内を描写する際の、日常と非日常の狭間という感じがとても良かったです。それを受け入れて平然としている女子達には感心してしまいます。それはそうと、なっちゃんも人のものになってしまうのですね。妹を取られるようですごく悔しくなってしまって、読み終わった夜は遅くまで痛飲してしまいましたよ。
2009年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
門限、規則そして集団生活、寄宿舎には時には息も詰まりそうな苦労もある。それでも同じ時同じ場所でみんなと喜びや悲しみを分かち合ったりするうちに、永遠と思っていた時は過ぎ去り、気づけば一人一人別々の道を歩んでいく。それでもそこで過ごした時は人生でもっとも黄金の時なのかもしれない。そんな少女たちが学生生活をおくる祥華女学院の寄宿舎は、時には少女たちに夢を見せたり、悪戯をしたりする不思議な世界。
シリーズの途中、版元が幾度も変わるたびに新たに出版されてきたけど、今回は未収録であった作品も入り、そのために買うのも良いかも。それに今まで出版された『ひみつの階段』シリーズの本の表紙を並べてみるというのも楽しみの一つになるでしょう。
シリーズの途中、版元が幾度も変わるたびに新たに出版されてきたけど、今回は未収録であった作品も入り、そのために買うのも良いかも。それに今まで出版された『ひみつの階段』シリーズの本の表紙を並べてみるというのも楽しみの一つになるでしょう。