「善助と万次郎」 海音寺潮五郎
生涯の男2人のどえらい厚い友情モノで、おかしくて、ただ泣ける。
「五十年後」 コナン・ドイル
頭を殴られて記憶喪失になりながらも、ふるさとへ戻ってきたジョンは、
50年前の許婚のメアリーと結婚して幸せに暮らした。というロマン。
「山椿」 山本周五郎
すごい話。結婚とした嫁に一度も夫婦の契りをいただけず、死んだ
ことにして、その惚れていた元彼をわざわざ自分の部下として育て、
2年後に再び元嫁とその元彼とを結びつけるアンビリーバブルな器の大きさ。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
(002)絆 (百年文庫) 文庫 – 2010/10/12
信じて待った人たちがいた。胸があつくなる人間ドラマ。 海音寺潮五郎『善助と万助』 コナン・ドイル『五十年後』 山本周五郎『…
- 本の長さ155ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2010/10/12
- 寸法13 x 1.1 x 18.7 cm
- ISBN-104591118843
- ISBN-13978-4591118849
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
海音寺潮五郎かいおんじ・ちょうごろう 1901-1977鹿児島県生まれ。本名末富東作。大学を卒業して教職についた後、海音寺潮五郎の筆名で応募した懸賞小説に当選。1936年に直木賞を受賞した。雄渾にして詩情あふれる歴史小説で人気を博す。代表作に『天と地と』『武将列伝』『西郷隆盛』。
コナン・ドイルArthur Conan Doyle 1859-1930英国スコットランドのエディンバラ出身。医学部を出て開業医になったものの患者が少なく、暇な時間を利用して小説を書いていた。名探偵「シャーロック・ホームズ」の生みの親で、推理小説というジャンルを確立した作家と評されている。
山本周五郎やまもと・しゅうごろう 1903-1967山梨県生まれ。本名清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、質店の徒弟や新聞記者等の職を経て作家に。1943年には直木賞に推挙されたものの、文学は賞のために存在するのではないと受賞を辞退。終生庶民の暮らしを見つめ続けた作家だった。代表作に『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』。
コナン・ドイルArthur Conan Doyle 1859-1930英国スコットランドのエディンバラ出身。医学部を出て開業医になったものの患者が少なく、暇な時間を利用して小説を書いていた。名探偵「シャーロック・ホームズ」の生みの親で、推理小説というジャンルを確立した作家と評されている。
山本周五郎やまもと・しゅうごろう 1903-1967山梨県生まれ。本名清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、質店の徒弟や新聞記者等の職を経て作家に。1943年には直木賞に推挙されたものの、文学は賞のために存在するのではないと受賞を辞退。終生庶民の暮らしを見つめ続けた作家だった。代表作に『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』。
登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2010/10/12)
- 発売日 : 2010/10/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 155ページ
- ISBN-10 : 4591118843
- ISBN-13 : 978-4591118849
- 寸法 : 13 x 1.1 x 18.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,031位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 132,129位文庫
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年2月22日に日本でレビュー済み
ふと書店のコーナーでこのシリーズを見つけました。
これは、隠された名作をブーケのように組み合わせるという計画の全集らしいです。
本作は、題名の一文字、この場合は絆をテーマに、海音寺氏、アーサーコナンドイル氏、山本周五郎氏のという、
時代小説家、海外オールラウンド作家、時代小説家という、異色のサンドイッチです。
ドイル氏はさまれている…。とちょっと笑いながら手に取ってみたのですが…。
最初の一行の海音寺氏の文章の切れのよさ、ドイル氏の透明で美しい場面描写、山本周五郎氏の気合いのどんでん返し
に感動して、さっそく前言撤回しました。
その上装丁も、味があります。表紙見開きにある、三つの星になぞらえて、作家の方の名前の入った中表紙も素敵でした。
(私の思い違いかもしれませんが、これから文学に触れる人への北極星のような意味合いなのではないでしょうか。)
「絆」をテーマに視点を定め、そこから、人間の厳しさ、優しさ、そして一途さを、えぐる物語を一つづつ
各作家さんが紡がれています。
3作とも印象が強かったのですが、中でも異色なのは、アーサーコナンドイルの、切ない愛情の物語です。
アーサーコナンドイル氏は推理で有名ですが、それ以外の、冒険ものなどの作品のほうが、作者は好んでいたといわれます。
この中にある作品も、淡々として、客観の視線がさえて、その視線は時に優しい。
くさいセリフをいうなれば「運命と運命より強い絆の物語」でした。
本当に隠れた名作です。
新しい読書への扉となってくれるであろうシリーズです。
これは、隠された名作をブーケのように組み合わせるという計画の全集らしいです。
本作は、題名の一文字、この場合は絆をテーマに、海音寺氏、アーサーコナンドイル氏、山本周五郎氏のという、
時代小説家、海外オールラウンド作家、時代小説家という、異色のサンドイッチです。
ドイル氏はさまれている…。とちょっと笑いながら手に取ってみたのですが…。
最初の一行の海音寺氏の文章の切れのよさ、ドイル氏の透明で美しい場面描写、山本周五郎氏の気合いのどんでん返し
に感動して、さっそく前言撤回しました。
その上装丁も、味があります。表紙見開きにある、三つの星になぞらえて、作家の方の名前の入った中表紙も素敵でした。
(私の思い違いかもしれませんが、これから文学に触れる人への北極星のような意味合いなのではないでしょうか。)
「絆」をテーマに視点を定め、そこから、人間の厳しさ、優しさ、そして一途さを、えぐる物語を一つづつ
各作家さんが紡がれています。
3作とも印象が強かったのですが、中でも異色なのは、アーサーコナンドイルの、切ない愛情の物語です。
アーサーコナンドイル氏は推理で有名ですが、それ以外の、冒険ものなどの作品のほうが、作者は好んでいたといわれます。
この中にある作品も、淡々として、客観の視線がさえて、その視線は時に優しい。
くさいセリフをいうなれば「運命と運命より強い絆の物語」でした。
本当に隠れた名作です。
新しい読書への扉となってくれるであろうシリーズです。