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メロディ・フェア (文芸) 単行本 – 2011/1/14
宮下 奈都
(著)
私はこの世界の小さいところから歩いていくよ
大学を卒業した私は、田舎に戻り「ひとをきれいにする仕事」を選んだ。けれども、お客は思うように来ず、家では化粧嫌いの妹との溝がなかなか埋まらない。そんなある日、いつもは世間話しかしない女性が真剣な顔で化粧品カウンターを訪れて――いま注目の著者が、瑞々しさと温かさを兼ね備えた文体で、まっすぐに生きる女の子を描く、ささやかだけど確かな“しあわせ”の物語。
“最後の日”につける口紅、
“らしさ”を引き出すハイライト――
化粧をたしなむ生き物に生まれて幸せだなぁと感じた。
女優 ミムラ (帯コメントより)
大学を卒業した私は、田舎に戻り「ひとをきれいにする仕事」を選んだ。けれども、お客は思うように来ず、家では化粧嫌いの妹との溝がなかなか埋まらない。そんなある日、いつもは世間話しかしない女性が真剣な顔で化粧品カウンターを訪れて――いま注目の著者が、瑞々しさと温かさを兼ね備えた文体で、まっすぐに生きる女の子を描く、ささやかだけど確かな“しあわせ”の物語。
“最後の日”につける口紅、
“らしさ”を引き出すハイライト――
化粧をたしなむ生き物に生まれて幸せだなぁと感じた。
女優 ミムラ (帯コメントより)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2011/1/14
- 寸法2.1 x 13.5 x 19.4 cm
- ISBN-104591122336
- ISBN-13978-4591122334
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2011/1/14)
- 発売日 : 2011/1/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4591122336
- ISBN-13 : 978-4591122334
- 寸法 : 2.1 x 13.5 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,479,130位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 324,798位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすがです。いいねえ〜、そうそう、これこそ宮下ワールド!と感じながらワクワク楽しく読み進めました。自分の仕事に誇りを持ち情熱を注ぐ主人公。宮下さんの本には、そういう女性がよく出てきます。爽やかな読後感があります。
2013年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書こうとしていることも好き。
だけど特に感慨もなくさらっと読んで終わってしまった。
スコーレその他の作品が良すぎたのかもしれません。
だけど特に感慨もなくさらっと読んで終わってしまった。
スコーレその他の作品が良すぎたのかもしれません。
2016年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮下奈都さんの作品を読んでみたくて探してました。安価に購入できラッキーです。
2011年10月28日に日本でレビュー済み
地方都市のショッピングモールの化粧品売り場を舞台にしたドラマです。
派手なお話ではありません。それに今回は脇の登場人物たちを含め、華やかさも控えめ。
その分、地に足がついた、言い換えるなら身近に感じられるキャラクター揃いの物語になっている気がします。
作者お得意のジャンルの作品と言えましょうが、相変わらず「お仕事」を通じた女性の成長を描かせると、やっぱりウマい。
が、しかし本作は「お化粧」が主モチーフとなっており、正直言って男性である僕には中々ピンと来ないところがあったのも事実です。
おそらく女性読者の方々ならばもっと自然に「分かる分かる」と共感を覚える部分も多い設定なのでしょうね。
きょうび、男性にとっても「化粧品・コスメ」は身近な存在になって来たとはいえ、女性の皆さんの「メイク」とは多分別物なんだなぁという気がします。
本作を読むとそんな次元の違いを覚え、その意味では逆に興味津々(笑)。
主人公は美容部員、ビューティーパートナー(こんな職業名も初めて知りました)ですが彼女がメキメキと成長してお客をきれいにしてゆく...といったたぐいの物語ではない。
ヒロインは妹や母との間に微妙なわだかまりを抱えておりますし、仕事に対しても悩みは尽きません。
その中で悶々としながらそれでも彼女が少しずつ前に進めるのは、旧友や同僚そしてカウンターを訪れるお客さんとのコミュニケーションがあってこそ。
人と人の関わりの中に何を見つけ出すのか、それもその人次第。
苦悩やモヤモヤをきちんと掬い上げて物語に組み込む手腕があるからこそ過剰に美化せれたり、嘘臭くならずに済んでいるのでしょう。
相変わらず主人公が真面目すぎるきらいもありますが、楽しく読ませてくれる真面目な前向きさはやっぱり貴重ですよ。
でもやっぱり女性とお化粧の関係は男性にとっては...謎ですね。
派手なお話ではありません。それに今回は脇の登場人物たちを含め、華やかさも控えめ。
その分、地に足がついた、言い換えるなら身近に感じられるキャラクター揃いの物語になっている気がします。
作者お得意のジャンルの作品と言えましょうが、相変わらず「お仕事」を通じた女性の成長を描かせると、やっぱりウマい。
が、しかし本作は「お化粧」が主モチーフとなっており、正直言って男性である僕には中々ピンと来ないところがあったのも事実です。
おそらく女性読者の方々ならばもっと自然に「分かる分かる」と共感を覚える部分も多い設定なのでしょうね。
きょうび、男性にとっても「化粧品・コスメ」は身近な存在になって来たとはいえ、女性の皆さんの「メイク」とは多分別物なんだなぁという気がします。
本作を読むとそんな次元の違いを覚え、その意味では逆に興味津々(笑)。
主人公は美容部員、ビューティーパートナー(こんな職業名も初めて知りました)ですが彼女がメキメキと成長してお客をきれいにしてゆく...といったたぐいの物語ではない。
ヒロインは妹や母との間に微妙なわだかまりを抱えておりますし、仕事に対しても悩みは尽きません。
その中で悶々としながらそれでも彼女が少しずつ前に進めるのは、旧友や同僚そしてカウンターを訪れるお客さんとのコミュニケーションがあってこそ。
人と人の関わりの中に何を見つけ出すのか、それもその人次第。
苦悩やモヤモヤをきちんと掬い上げて物語に組み込む手腕があるからこそ過剰に美化せれたり、嘘臭くならずに済んでいるのでしょう。
相変わらず主人公が真面目すぎるきらいもありますが、楽しく読ませてくれる真面目な前向きさはやっぱり貴重ですよ。
でもやっぱり女性とお化粧の関係は男性にとっては...謎ですね。
2017年7月10日に日本でレビュー済み
美容部員が主人公の物語。
舞台設定や登場人物は面白いです。
職場・家庭・友人関係・・・いずれかに絞って深みを持たせてもよかった気もします。
文庫版には番外編も収録されています。個人的には、こちらの方が好きでした。
舞台設定や登場人物は面白いです。
職場・家庭・友人関係・・・いずれかに絞って深みを持たせてもよかった気もします。
文庫版には番外編も収録されています。個人的には、こちらの方が好きでした。
2020年7月2日に日本でレビュー済み
宮下奈都さんのスコーレNo4と太陽のパスタ、豆のスープが好きでした。
羊と鋼の森を読んで、ずいぶんラノベのようなタッチになってしまったなと残念に思い、もう少し前のこちらの本なら…と期待して読みましたが、浅いレディコミのような内容でガッカリしました。
悩みの深度も広がりも無く、最後は家庭も友人も職場も恋愛も綺麗にまとめてハッピーエンド。読み応えがなかったです。
主人公の先輩の馬場さんのキャラクターが良かったので星2つです。
羊と鋼の森を読んで、ずいぶんラノベのようなタッチになってしまったなと残念に思い、もう少し前のこちらの本なら…と期待して読みましたが、浅いレディコミのような内容でガッカリしました。
悩みの深度も広がりも無く、最後は家庭も友人も職場も恋愛も綺麗にまとめてハッピーエンド。読み応えがなかったです。
主人公の先輩の馬場さんのキャラクターが良かったので星2つです。
2011年10月30日に日本でレビュー済み
表紙に惹かれ、偶然手にすることに。
主人公の結乃と、条件が似ている私は、引き込まれてしまいました。
化粧品嫌いの家族の中で、化粧品に惹かれて仕方がない、私。
大学卒でなんで、化粧品カウンターなん?
私自身も常に説明できない部分を指摘された気持ちになりました。
周りは就活真っ只中、美容部員になりたくて仕方がない私にとって、唯一の応援してくれる物語でした。
私は、美容部員を諦めきれず、来年4月から大学5年生になります。笑
卒業したら、もちろん美容部員です!
主人公の結乃と、条件が似ている私は、引き込まれてしまいました。
化粧品嫌いの家族の中で、化粧品に惹かれて仕方がない、私。
大学卒でなんで、化粧品カウンターなん?
私自身も常に説明できない部分を指摘された気持ちになりました。
周りは就活真っ只中、美容部員になりたくて仕方がない私にとって、唯一の応援してくれる物語でした。
私は、美容部員を諦めきれず、来年4月から大学5年生になります。笑
卒業したら、もちろん美容部員です!
2014年8月18日に日本でレビュー済み
大学卒業後、U―ターンし、化粧品会社の美容部員になった小宮山結乃。
彼女が、有能な先輩や様々な世代の女性との接客をとおし、そして、久しぶりに暮らす母と妹や疎遠になっていた幼馴染みと、一歩踏み込んだ関係を持つことで、成長していく物語。
「メロディ・フェア」という題名に惹かれ、思わず手に取った本。
「小さな恋のメロディ」。この映画が、下敷きになるのか?リンクするのか?と思ったけれども、如何せん映画の詳細を忘れてしまっているので……到底無理……。
蛇足だけれども、あの時のマーク・レスターとトレイシー・ハイド、本当に可愛かったなぁ。音楽も蘇る。
主人公はじめ登場人物に魅力的な人がいないし、内容も盛り上がりに欠けるので、心に残るとは言い難いけれども、この文だけは、共感できた。
「メイクは何度でもやり直せる。
失敗したら取ればいい。
そしてまたやり直せる。
好きな顔になるまで、好きな自分になれるまで何度でも」。
彼女が、有能な先輩や様々な世代の女性との接客をとおし、そして、久しぶりに暮らす母と妹や疎遠になっていた幼馴染みと、一歩踏み込んだ関係を持つことで、成長していく物語。
「メロディ・フェア」という題名に惹かれ、思わず手に取った本。
「小さな恋のメロディ」。この映画が、下敷きになるのか?リンクするのか?と思ったけれども、如何せん映画の詳細を忘れてしまっているので……到底無理……。
蛇足だけれども、あの時のマーク・レスターとトレイシー・ハイド、本当に可愛かったなぁ。音楽も蘇る。
主人公はじめ登場人物に魅力的な人がいないし、内容も盛り上がりに欠けるので、心に残るとは言い難いけれども、この文だけは、共感できた。
「メイクは何度でもやり直せる。
失敗したら取ればいい。
そしてまたやり直せる。
好きな顔になるまで、好きな自分になれるまで何度でも」。