朝日新聞の書評で読んで、速攻アマゾンに注文しました。
届いて1日で読んじゃいました。
書評どおり、すごい本です。
一番の感想は
「人間、こんだけ困難な状況になっても、思考、精神、そして
『書くこと』は自由でいられるのか!」ということ。
病気からくる困難さ プラス「モンスター」たる社会福祉制度と
取っ組み合いをしないといけない困難さ。
私自身、珍しい病気の子を持つ親ではあるが、障害者福祉制度のハザマに落っこちてしまう
難病の成人の方がどんな苦労をしているか、全然知らなかった。
無関心でもいけないし、知ったふりしててもいけない。
世の中には、いろんな「難」があるのだけど、
「難」の中で、見えてくるもの、キラリと光るものがあるんだ、と思いました。
闘病の部分、友人やお医者さんとの人間関係(すごくキツい部分あり)、
福祉制度との悪戦苦闘・・・
ハードな部分はあるんだけど、ポップでおもしろく、読みやすいです。
とってもオススメです!
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困ってるひと 単行本 – 2011/6/15
大野 更紗
(著)
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購入オプションとあわせ買い
難病女子による、画期的エンタメ闘病記!
ビルマ難民を研究していた大学院生女子が、ある日とつぜん原因不明の難病を発症。自らが「難民」となり、日本社会をサバイブするはめになる。
知性とユーモアがほとばしる、命がけエッセイ!!
【推薦のことば】
究極のエンタメ・ノンフィクション。今困ってるすべての人に読んでほしい。
──高野秀行(作家)
想像を絶する難病者の日常なのに、ここに書かれているのはあなたや私の姿だ。この現代の「神曲」に、私はいくども救われ続ける。
──星野智幸(作家)
著者が本書を通して、現代日本社会に刻み続けているのは、絶望の淵にあっても、すべてを肯定してみせる「世界観」である。
──清水康之(自殺対策支援センターライフリンク代表)
みんなでこの本を本気で売りましょう。そのぶんだけ、この社会が豊かになりますから。そういう力のある本です。
──荻上チキ(評論家)
ビルマ難民を研究していた大学院生女子が、ある日とつぜん原因不明の難病を発症。自らが「難民」となり、日本社会をサバイブするはめになる。
知性とユーモアがほとばしる、命がけエッセイ!!
【推薦のことば】
究極のエンタメ・ノンフィクション。今困ってるすべての人に読んでほしい。
──高野秀行(作家)
想像を絶する難病者の日常なのに、ここに書かれているのはあなたや私の姿だ。この現代の「神曲」に、私はいくども救われ続ける。
──星野智幸(作家)
著者が本書を通して、現代日本社会に刻み続けているのは、絶望の淵にあっても、すべてを肯定してみせる「世界観」である。
──清水康之(自殺対策支援センターライフリンク代表)
みんなでこの本を本気で売りましょう。そのぶんだけ、この社会が豊かになりますから。そういう力のある本です。
──荻上チキ(評論家)
- ISBN-104591124762
- ISBN-13978-4591124765
- 出版社ポプラ社
- 発売日2011/6/15
- 言語日本語
- 寸法1.7 x 12.8 x 18.8 cm
- 本の長さ272ページ
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2011/6/15)
- 発売日 : 2011/6/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4591124762
- ISBN-13 : 978-4591124765
- 寸法 : 1.7 x 12.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 243,050位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 47,934位ノンフィクション (本)
- - 67,632位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大野更紗名義で2010年ごろからエッセイ等の執筆を行なっていた。
現在は作家としての仕事は無期限休業。
研究者の仕事に専念している。
研究者としての近況は以下のサイト。
https://sites.google.com/view/saori-watanabe/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大野更紗さんの「困ってるひと」はツイッターの本人ツイートで知った。
ポプラ社のホームページで連載していた時から読んでいた。
難病というのは、治療法が確立されていないので、完治がない。
そういう意味では障がいを持つ方々にも似ている。
一生、この不自由さと共に生きていく。
一生、健常者中心の社会の仕組みと闘っていく。
弱者は我慢をさせられるこの社会の、構造的な間違いを
弱者の側からの視点でなら、捉える事が出来る。
僕たちはそうした言葉に耳を澄まさなければならない。
しかし、健常者は弱者を差別したり、追い込んでいるつもりはない。
無自覚なのだ。その無自覚を批判されると、「なんだよ」と文句が言いたくなる。
でも、弱者に目を向けず、「まぁ、このままでいいじゃないか」と言うなら、
それは弱者に敵対したことになる。差別したことになる。
だから、多くの人に聞いてもらわなければならない。
聞いてもらうためには、そして自分の一生という重たいものを背負っていくには
どうしても必要になるものがある。
sれは、ユーモアだ。
彼女のユーモアの感覚の中にこそ、必死の思いを僕は聞き取ることができる。
読むべし!の一冊です。
ポプラ社のホームページで連載していた時から読んでいた。
難病というのは、治療法が確立されていないので、完治がない。
そういう意味では障がいを持つ方々にも似ている。
一生、この不自由さと共に生きていく。
一生、健常者中心の社会の仕組みと闘っていく。
弱者は我慢をさせられるこの社会の、構造的な間違いを
弱者の側からの視点でなら、捉える事が出来る。
僕たちはそうした言葉に耳を澄まさなければならない。
しかし、健常者は弱者を差別したり、追い込んでいるつもりはない。
無自覚なのだ。その無自覚を批判されると、「なんだよ」と文句が言いたくなる。
でも、弱者に目を向けず、「まぁ、このままでいいじゃないか」と言うなら、
それは弱者に敵対したことになる。差別したことになる。
だから、多くの人に聞いてもらわなければならない。
聞いてもらうためには、そして自分の一生という重たいものを背負っていくには
どうしても必要になるものがある。
sれは、ユーモアだ。
彼女のユーモアの感覚の中にこそ、必死の思いを僕は聞き取ることができる。
読むべし!の一冊です。
2016年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じ病気なのですが、読んでいて嫌な気分になりました。
面白おかしく書いたというよりは、傲慢目線での表現に感じてしまいました。
なぜ、生かされている今に感謝という気持ちが表現されないのか不思議です。
面白おかしく書いたというよりは、傲慢目線での表現に感じてしまいました。
なぜ、生かされている今に感謝という気持ちが表現されないのか不思議です。
2011年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「凡庸な教師は教える。よい教師は説明する。
優秀な教師は例を示す。偉大な教師はインスピレーションを与える。」
ウィリアム・アーサー・ウォード (米国の教育者)
この本を読むと「生きる」ことが人にとってどういうものであるかを
考えさせられる、大いなるインスピレーションを与えられます。
「難病」を発症する前の大野さんが「人並み」以上に前向きにひたむきに、
努力して生きていたのがよくわかります。
それが、難病になり価値観が一変する。
当事者にとっては難病を受け入れるということが相当にタフで難しいことが
読んでいて身にしみる。しかし、「難病と生きる」前提となる環境(国の
医療制度)は難病患者の「生きる」権利を保障しているとはいい難い。
この経済大国、医療先進国で。
本書にとても印象に残る一節がありました。
『その国の「本質」というのは、弱者にあらわれる。
難病患者や病人にかぎった話ではない。
あらゆる、弱い立場の姿にあらわれる。』(本書より)
優秀な教師は例を示す。偉大な教師はインスピレーションを与える。」
ウィリアム・アーサー・ウォード (米国の教育者)
この本を読むと「生きる」ことが人にとってどういうものであるかを
考えさせられる、大いなるインスピレーションを与えられます。
「難病」を発症する前の大野さんが「人並み」以上に前向きにひたむきに、
努力して生きていたのがよくわかります。
それが、難病になり価値観が一変する。
当事者にとっては難病を受け入れるということが相当にタフで難しいことが
読んでいて身にしみる。しかし、「難病と生きる」前提となる環境(国の
医療制度)は難病患者の「生きる」権利を保障しているとはいい難い。
この経済大国、医療先進国で。
本書にとても印象に残る一節がありました。
『その国の「本質」というのは、弱者にあらわれる。
難病患者や病人にかぎった話ではない。
あらゆる、弱い立場の姿にあらわれる。』(本書より)
2013年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに、皆さんの仰るとおり
この作品から得られるものは
「重篤な病を患ったときの心構え」くらいで
人生を変える程のインパクトはない。
(淡々と客観的に書くので、感情的にならないでね)
この手の作品ってのは社会的な影響力が勝負なので
読み終わって真っ先に全てのレビューに目を通した。
気になるのは「周りへの感謝がないよね」という批判。
それって的外れなのでは?
勿論、そう感じさせる文章が多いのは認めるし
彼女はどちらかといえば、そちら側の人間だろうなってのも分かる。
でもね、
私が彼女の両親や親友なら
そもそも感謝されたいだとか、そんな外発的動機付け・報酬型で動いていないよ。
まぁこれは精神的な成熟度の話になってしまうので分からない人も居るだろうけど
それ抜きにしたって
根っこはやっぱり制度・体制の問題で
そこがクリアーされていれば、果たして、
「ワガママ」と見做されている事柄のうち、幾つが残るのだろうか。
俗に言う、声の大きい自分勝手な人間
(といっても社会人経験もなく両親がムーミンであるという時点で
社会性を継承できていないのだからスキル不足は仕方がないと思うのだが…。
ちなみにムーミンという表現は、
親から貰えなかった知識を自身の努力により獲得したが故に、
客観視が可能になった結果の言い回しであって、失礼だとかいう次元の話ではないような?)
が、ネゴ不足などによって周囲との円滑な付き合いを構築できずに失敗するが
視野狭窄的思考にもかかわらず
前進し続ける行動力で、社会的地位を向上させ
一方的な医師と患者の関係性を変化させた。
局面打開力という意味では、割りとアリだと思うんですよね。
この子の凄いところは
知識としてなら検索すれば幾らでも転がっている情報を集約し
平易な言葉で定着させるデザイン力。
ジョブズみたいなものかなーと。
幼稚さだったりは、社会人1年生にもなっていないのだから
我々いい大人が叩いて話全体を矮小化させてしまうのは違うでしょ。
ゆっくり見守って、応援してあげたいなー。
この作品から得られるものは
「重篤な病を患ったときの心構え」くらいで
人生を変える程のインパクトはない。
(淡々と客観的に書くので、感情的にならないでね)
この手の作品ってのは社会的な影響力が勝負なので
読み終わって真っ先に全てのレビューに目を通した。
気になるのは「周りへの感謝がないよね」という批判。
それって的外れなのでは?
勿論、そう感じさせる文章が多いのは認めるし
彼女はどちらかといえば、そちら側の人間だろうなってのも分かる。
でもね、
私が彼女の両親や親友なら
そもそも感謝されたいだとか、そんな外発的動機付け・報酬型で動いていないよ。
まぁこれは精神的な成熟度の話になってしまうので分からない人も居るだろうけど
それ抜きにしたって
根っこはやっぱり制度・体制の問題で
そこがクリアーされていれば、果たして、
「ワガママ」と見做されている事柄のうち、幾つが残るのだろうか。
俗に言う、声の大きい自分勝手な人間
(といっても社会人経験もなく両親がムーミンであるという時点で
社会性を継承できていないのだからスキル不足は仕方がないと思うのだが…。
ちなみにムーミンという表現は、
親から貰えなかった知識を自身の努力により獲得したが故に、
客観視が可能になった結果の言い回しであって、失礼だとかいう次元の話ではないような?)
が、ネゴ不足などによって周囲との円滑な付き合いを構築できずに失敗するが
視野狭窄的思考にもかかわらず
前進し続ける行動力で、社会的地位を向上させ
一方的な医師と患者の関係性を変化させた。
局面打開力という意味では、割りとアリだと思うんですよね。
この子の凄いところは
知識としてなら検索すれば幾らでも転がっている情報を集約し
平易な言葉で定着させるデザイン力。
ジョブズみたいなものかなーと。
幼稚さだったりは、社会人1年生にもなっていないのだから
我々いい大人が叩いて話全体を矮小化させてしまうのは違うでしょ。
ゆっくり見守って、応援してあげたいなー。
2011年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サクサクと、トレンディーに、そして語呂合わせのいい言葉をニックネーム化して非常に読みやすい仕上がりになっています。
そして、あっけらかんと明るい。
内面では葛藤し、何度も何度もネガティブに傾斜しそうになっていたと察しますが、それを描写する文章は至ってポジティブで明るいのです。
当然ながら、著者自身に突然舞い起こった出来事、難民救済の活動をやってたところに難病に罹ってしまったという、その顛末を主観的に書いていますが、一方ではそんな自分自身を客観的に受け止めており、”xx女子”というくくりで表現しています。
難民も難病も、社会が、行政がしっかりと受け止めてほしいこと、身の回りだけにいる人の助けだけではどうにもならないことを理解してもらいたいと声を上げています。
それに加え、ネガティブ思考に陥ることなく、しっかりと地に足をつけて、這いつくばってでもいい、とにかくアグレッシブにできることから始めて、前を向いて歩き続けること、それには深い愛情で結ばれるパートナーたるものが絶対必要だと、それが生きていく術であり、理由であることを力説しています。
これだけ難病でしんどい思いをしているにも関わらず、また各方面からいろんな方々の助けを受けていると察しますが、何よりも著者自らの行動力、その逞しさに畏敬の念を抱きました。
力強さを感じさせる本であり、数多くの方々に読んで頂きたい、おススメの本です。
そして、あっけらかんと明るい。
内面では葛藤し、何度も何度もネガティブに傾斜しそうになっていたと察しますが、それを描写する文章は至ってポジティブで明るいのです。
当然ながら、著者自身に突然舞い起こった出来事、難民救済の活動をやってたところに難病に罹ってしまったという、その顛末を主観的に書いていますが、一方ではそんな自分自身を客観的に受け止めており、”xx女子”というくくりで表現しています。
難民も難病も、社会が、行政がしっかりと受け止めてほしいこと、身の回りだけにいる人の助けだけではどうにもならないことを理解してもらいたいと声を上げています。
それに加え、ネガティブ思考に陥ることなく、しっかりと地に足をつけて、這いつくばってでもいい、とにかくアグレッシブにできることから始めて、前を向いて歩き続けること、それには深い愛情で結ばれるパートナーたるものが絶対必要だと、それが生きていく術であり、理由であることを力説しています。
これだけ難病でしんどい思いをしているにも関わらず、また各方面からいろんな方々の助けを受けていると察しますが、何よりも著者自らの行動力、その逞しさに畏敬の念を抱きました。
力強さを感じさせる本であり、数多くの方々に読んで頂きたい、おススメの本です。
2014年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
痛い、痛い、痛い。
本当に痛い、痛い、痛い。
心身ともに人の痛みを共感したい方に読んでいただきたい。
なぜ人はこうも不公平にできているのか。
この作者の辛さが身に染みて分かる人など少数だろう。
唯一、その計り知れない辛さが分かるという蓄積した知識が、
誰にも真似できない糧として彼女の宝物であってほしい。
本当に痛い、痛い、痛い。
心身ともに人の痛みを共感したい方に読んでいただきたい。
なぜ人はこうも不公平にできているのか。
この作者の辛さが身に染みて分かる人など少数だろう。
唯一、その計り知れない辛さが分かるという蓄積した知識が、
誰にも真似できない糧として彼女の宝物であってほしい。
2011年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある日突然、それまでの日常が足元から崩れ去る絶望感。
その苦痛に追い討ちを掛けるような、行政の不備や、周りの反応。
自分だって、もしかしら可能性はある、と分かっていても、普段から
意識して過ごしている人は僅かだろう。
だから、その事例を目の前にして、戸惑ってしまったのではない。
医療や福祉問題、病気そのものと真っ向から対峙する著者の姿勢は、
すばらしいと思うし、書くことで、気持ちの整理をすることは大切だ。
しかし、読んで困ってしまったのは、全くと言っていいほど、共感
出来なかったから。多分、ご病気であろうと無かろうと、彼女とは
お友達になれないな、と感じた。騒々しい文体から、性格が垣間見える。
決して、性格が悪そうだ、と言っているのではない。むしろ、素直
なのだと思う。個性が強烈に出ているため、好き嫌いが別れるのでは
ないかと思う。
個人的には、帯に書かれているような感想は持たなかった。
その苦痛に追い討ちを掛けるような、行政の不備や、周りの反応。
自分だって、もしかしら可能性はある、と分かっていても、普段から
意識して過ごしている人は僅かだろう。
だから、その事例を目の前にして、戸惑ってしまったのではない。
医療や福祉問題、病気そのものと真っ向から対峙する著者の姿勢は、
すばらしいと思うし、書くことで、気持ちの整理をすることは大切だ。
しかし、読んで困ってしまったのは、全くと言っていいほど、共感
出来なかったから。多分、ご病気であろうと無かろうと、彼女とは
お友達になれないな、と感じた。騒々しい文体から、性格が垣間見える。
決して、性格が悪そうだ、と言っているのではない。むしろ、素直
なのだと思う。個性が強烈に出ているため、好き嫌いが別れるのでは
ないかと思う。
個人的には、帯に書かれているような感想は持たなかった。