こんなことが突然自分の身に降りかかるなんて…
軽快な言葉で表現されているけど、
絶え間ない痛みと苦しみの記述に息が詰まりました。
自分だったらと考えてみても、
頭が真っ白になるばかり。
作者の人柄と努力に心から敬意を表します。
どうかお元気でいてください。

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([お]9-1)困ってるひと (ポプラ文庫 お 9-1) 文庫 – 2012/6/20
大野更紗
(著)
ビルマ難民を研究していた大学院生女子が、ある日突然、原因不明の難病を発症。自らが「難民」となり、日本社会をサバイブするはめになる。
想像を絶する過酷な状況を、澄んだ視点と命がけのユーモアをもって描き、エンターテイメントとして結実させた類い稀なエッセイ!
★「ブランチBOOKアワード2011」新人賞受賞
★webダカーポ「Book of the Year 2011-2012 今年最高の本」第1位!
★ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2011」エッセイ・ノンフィクション部門第2位!
★第5回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞!
想像を絶する過酷な状況を、澄んだ視点と命がけのユーモアをもって描き、エンターテイメントとして結実させた類い稀なエッセイ!
★「ブランチBOOKアワード2011」新人賞受賞
★webダカーポ「Book of the Year 2011-2012 今年最高の本」第1位!
★ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2011」エッセイ・ノンフィクション部門第2位!
★第5回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞!
- 本の長さ356ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2012/6/20
- ISBN-104591130215
- ISBN-13978-4591130216
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2012/6/20)
- 発売日 : 2012/6/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 356ページ
- ISBN-10 : 4591130215
- ISBN-13 : 978-4591130216
- Amazon 売れ筋ランキング: - 343,083位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 309位ポプラ文庫
- - 53,521位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大野更紗名義で2010年ごろからエッセイ等の執筆を行なっていた。
現在は作家としての仕事は無期限休業。
研究者の仕事に専念している。
研究者としての近況は以下のサイト。
https://sites.google.com/view/saori-watanabe/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ25歳、これからという時に、辛い病気になり、ユーモアたっぷりの表現に少し救われたものの、親目線で、とても切ない気持ちになった。
作者はまだ幼い。両親にもたくさん仕送りしてもらって大学院に進学したのだろう。
東京で生活する家賃や生活費、私大の学費、親は本当に苦労してお金を工面していたのであろう。さらに治る見込みのない難病の医療費までのしかかったご両親の心労を思うと、何ともやるせない気持ちになる。
幸い彼女は、文才がある。そして聡明だ。
この作品を執筆時点では、まだ考え方が子供のままだが、これから作家や学者として、成熟して、成功し、生活力をつけて、親御さんを安心させてあげてほしいと思う。
作者はまだ幼い。両親にもたくさん仕送りしてもらって大学院に進学したのだろう。
東京で生活する家賃や生活費、私大の学費、親は本当に苦労してお金を工面していたのであろう。さらに治る見込みのない難病の医療費までのしかかったご両親の心労を思うと、何ともやるせない気持ちになる。
幸い彼女は、文才がある。そして聡明だ。
この作品を執筆時点では、まだ考え方が子供のままだが、これから作家や学者として、成熟して、成功し、生活力をつけて、親御さんを安心させてあげてほしいと思う。
2020年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
想像を絶する難病に見舞われながらも、キュートでユーモア溢れる文体は読む物の心に感動を与えます。私はこの本に出会い辛い病気を乗り越える事ができました。
2014年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビルマ難民を救うお仕事をしていた更紗さんが、特殊な難病にかかってしまったお話です。
特殊な難病にかかると、病気自体の苦痛もあるのに、医療費の補助がほとんどなくて、生活費の心配もしなければならないことがよくわかりました。ビルマ難民と、医療難民の共通部分も描かれています。
ぜひ、国民の税金の使い道を考える政治家さん方にも読んでいただきたい!!!
そして、難病を抱えている更紗さんのがんばっている姿を知って、私ももっと頑張らなければ!と思える1冊です。
苦しい闘病生活の話ですが、ユーモアも織り混ぜてあるので、とても読みやすい本です。
特殊な難病にかかると、病気自体の苦痛もあるのに、医療費の補助がほとんどなくて、生活費の心配もしなければならないことがよくわかりました。ビルマ難民と、医療難民の共通部分も描かれています。
ぜひ、国民の税金の使い道を考える政治家さん方にも読んでいただきたい!!!
そして、難病を抱えている更紗さんのがんばっている姿を知って、私ももっと頑張らなければ!と思える1冊です。
苦しい闘病生活の話ですが、ユーモアも織り混ぜてあるので、とても読みやすい本です。
2016年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
速やかに届きました。前から気になっていた作者でした。病気が良くなるといいですね。
2015年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある日突然難病になった25歳女子。高熱が続き全身が痛み、生死の境をさまよう。そしてそれは決して治る事はない。絶望の淵に立たされ著者は自死をも思う。しかし、友人も去り、医師にも疎まれ始めた時、著者は敢然と立ち上がる。自立を目指す。そう、著者は病魔、制度、あらゆるものと闘うのだ。重いテーマにもかかわらず、著者の筆致は軽快である。がんばれ、更紗!
2022年9月29日に日本でレビュー済み
文章が理屈っぽくて、回りくどい表現が多い。著者が大学院生ということからかもしれないが、もうちょっと簡明に書けなかったのだろうか。
2013年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりの壮絶な闘病記でした。でもつい笑ってしまいました。途中で止められず電車の中で立ってまで読み、一気に読んでしまいました。
ほんとに困っている人を助ける社会保障はないのですね。それに、すべて自己申告のシステムに、この国の社会保障の貧困さを垣間見ました。どれほどの人が膨大な書類に泣かされ、書くだけで病気になりますね。
多くの人に読んでもらいたい。特に医療従事者の人に。それにしても、病院から独立し、歩くこともままならない人が、その後どうやって生きてゆくのか、心配です。
ほんとに困っている人を助ける社会保障はないのですね。それに、すべて自己申告のシステムに、この国の社会保障の貧困さを垣間見ました。どれほどの人が膨大な書類に泣かされ、書くだけで病気になりますね。
多くの人に読んでもらいたい。特に医療従事者の人に。それにしても、病院から独立し、歩くこともままならない人が、その後どうやって生きてゆくのか、心配です。