最初に「風待ちのひと」を読み、こちらの著者の本を他にも読んでみたくて、この「なでし子物語」を読みました。
耀子と立海、生まれも育ちも違うけれど、子供の無邪気さ、思う事、感じる事、悩む事、やっぱりみんな同じだなと、改めて思いました。
そして、それでも大人になるにつれて、世の中の理不尽さ、自分の力だけではどうにもならない事も沢山ある。大人になると頭では解ってきても、やっぱり世の中の理不尽さに耐え難い時もあります。
この「なでし子物語」は、理不尽さを突きつけながらも、それに立ち向かう勇気・考え方・気持ちの持ち方など、大人の目線・子供の目線での交互に描かれていて、立体感のある、色んな観方ができる内容です。
「天女と男」の話、本当に素敵だと思いました。その話の中でも特に「峯生の話には続きがある」からの内容がとても素敵でした。
想い続ける!って、凄い事です。
最後の方の、青井先生の言葉。
悩み事を頭の中でぐるぐる考えてしまう。。。の、先生の最後の授業。
「どうして!?」「どうして私は……」とぐるぐる考えるだけじゃ、答えは出ない。
そんな時は「どうして」を「どうしたら?」に置き換えてみて。
この言葉は、大人の歳の私も、読んでいて納得でした。気付かせてもらえました。
確かに「どうして…」となると、考えてもどうにもならないと頭では解っていても、悩んでいると、自然とぐるぐる考えてしまう。
でも、青井先生の言う様に「どうしたら?」に置き換えて考えるだけで、確かに「方法や在り方・行動」を前向きに考えれる気がします。
どうして、じゃ答えは出ない。
どうしたら?なら、いずれ答えにたどり着く。
本当ですね!
「なでし子物語」は、全体の雰囲気も不思議な感じと、心落ち着く感じと、色んな気持ちで読めたので、良かったです。
その上、先に記した様に、とても前向きでためになりました。
時間が経ったら、また読み返したい1冊です。
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なでし子物語 単行本 – 2012/11/7
伊吹 有喜
(著)
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ずっと、透明になってしまいたかった。
でも本当は、「ここにいるよ」って言いたかったんだ――
NHKドラマ化に続き、映画化も決定した『四十九日のレシピ』で話題の著者による渾身の一作。
いじめに遭っている少女・耀子、居所がなく過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年、立海。
三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。
言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
でも本当は、「ここにいるよ」って言いたかったんだ――
NHKドラマ化に続き、映画化も決定した『四十九日のレシピ』で話題の著者による渾身の一作。
いじめに遭っている少女・耀子、居所がなく過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年、立海。
三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。
言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
- 本の長さ389ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2012/11/7
- 寸法2.3 x 13.6 x 19.4 cm
- ISBN-104591131424
- ISBN-13978-4591131428
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登録情報
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- 言語 : 日本語
- 単行本 : 389ページ
- ISBN-10 : 4591131424
- ISBN-13 : 978-4591131428
- 寸法 : 2.3 x 13.6 x 19.4 cm
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2015年11月24日に日本でレビュー済み
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2014年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初物語にあまり入れなかったが、中盤から後半にかけて盛り上がっていって物語に入り込めた。
良い作品だと思うが、個人的には「風待ちのひと」「四十九日のレシピ」の方が好き。
良い作品だと思うが、個人的には「風待ちのひと」「四十九日のレシピ」の方が好き。
2018年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人の生きかたを、静かに 優しく気付かせてくれます。多くの情報を 瞬時に得られ、判断し行動する事が求められる社会の中で、ゆっくり じっくり、丁寧に生きることの 大切さ。疎かにしてはいけない真摯な姿勢を せつなくも優しく、伝えてくれます。何度読んでも、涙が溢れ その後を読みたくなります。
2018年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊吹さんの書く物語、大好きです☆
なでし子物語も涙が出る終わり方で続編とても読みたいです。
幼い少年、少女の恋愛のような友情がとても好きです。神様のように感じたおじいちゃんや、沢山のひとの心が動かされていくけどうまくいかなかったり…
もどかしかったり、良かったとおもったり…
でも最後の終わり方がちょっと寂しかったです。
なでし子物語も涙が出る終わり方で続編とても読みたいです。
幼い少年、少女の恋愛のような友情がとても好きです。神様のように感じたおじいちゃんや、沢山のひとの心が動かされていくけどうまくいかなかったり…
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でも最後の終わり方がちょっと寂しかったです。
2022年6月11日に日本でレビュー済み
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多くの方の評価が星5つなように、ほとんどの人にとっては「感動できる」物語なのだと思います。しかし私には「清らかすぎ」でした。子供にしろ、大人にしろ、人間には必ず「裏」や「毒」の部分があるはずなのに、この本の登場人物にはそれがなく、中盤過ぎから、完全な絵空事のような気がしてシラけてしまいました。これは、私自身がひねくれているのが原因だとは思いますが。でも、本当の名作には「裏」や「毒」もしっかりと描かれていると思います。中高生が読むには良いかもです。
2018年5月8日に日本でレビュー済み
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物語やの。
途中でやめた。
いつの日か、思い起こしたら、、、読む
これが、Bar追分の作者はんとわ。
途中でやめた。
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これが、Bar追分の作者はんとわ。
2013年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは傑作。11月という微妙な時期の出版だったからか、なぜこの本が本屋大賞にノミネートされなかったのか。
自立、かおを上げて生きること。
自律、うつくしく生きること、あたらしいじぶんをつくること。
母に捨てられ、いじめられても、目を閉じて終わるのをじっと待つ主人公の曜子に、家庭教師青井が新しい自分をつくれと諭すこのシーンだけでも、読む価値十分。
著者が自分と同年代だからか、80年代の風俗が描かれているのも懐かしい。坊ちゃんの立海が「ヒゲダンス」を見せろとごねたり「コマネチ!」とやってみたり。
全編にわたって平易かつ美しい日本語で紡がれ、曜子が決意を新たにするラストは、もう涙。この生きづらい世の中に、勇気を与えてくれる一冊、文句なしにおススメ。
自立、かおを上げて生きること。
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母に捨てられ、いじめられても、目を閉じて終わるのをじっと待つ主人公の曜子に、家庭教師青井が新しい自分をつくれと諭すこのシーンだけでも、読む価値十分。
著者が自分と同年代だからか、80年代の風俗が描かれているのも懐かしい。坊ちゃんの立海が「ヒゲダンス」を見せろとごねたり「コマネチ!」とやってみたり。
全編にわたって平易かつ美しい日本語で紡がれ、曜子が決意を新たにするラストは、もう涙。この生きづらい世の中に、勇気を与えてくれる一冊、文句なしにおススメ。
2015年7月25日に日本でレビュー済み
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いじめの文字で購入を止めるか迷いましたが読んで行くうちに曜子のいじめに向かう姿勢が段々と変わっていくのが気持ちよくなってきて直ぐに読み終わりました、伊吹作品は良いですね