当時アニメ版が好きだったのもあり雪野編までしか読んでいなくて、ふと思い立ちkindle版で全巻購入。
今読んでも色あせないあまりの面白さに一気に読破しました。
とても丁寧な心情表現とストーリー構成。
庵野秀明がアニメ化したのも頷けます。(できるなら後半もアニメ化してほしい。笑)
有り得そうで有り得ない、そんなリアリティと理想のさじ加減が大好きです。
カレカノはキャラクターの心情変化が秀逸で、そこが最大の魅力ですし、また自分の汚い部分を突きつけられる作品であるかとも思います。笑
凡人は自分の汚い部分を見つめ直して正したり、曝け出すことができず悶々と抱えながら大人になっていく。
ですがカレカノの世界では、それと正面から向き合い・自分を見つめ直し・正していくもしくは抱えることを決意して大人になります。
それが出来る時点で彼らは非凡なので、終盤の予定調和と言われている展開も彼らだからこそ成し得たことなのだと受け止めてます。
自分には出来ない事だからこそキラキラ輝いて見えて、元気を貰えました。
自分と向き合うことで世界は変わるのだと言うことを知り、勇気をもらいました。
宮沢雪野は永遠の憧れです。
あの有馬君が変われたのは、彼女がいたからです。
そして雪野が変われたのも、彼がいたからです。
どんなに天才でも人は一人では限界があって、自分を支えてくれるパートナーがいたからこそ人は前に進めるのだと、人との繋がりの大切さを噛み締めた作品でした。
最終巻まで是非読んでみてください。
何かしらの感情が残る作品だと思います。
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彼氏彼女の事情 1 (花とゆめCOMICS) コミック – 1996/1/1
津田 雅美
(著)
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日1996/1/1
- ISBN-104592120655
- ISBN-13978-4592120650
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (1996/1/1)
- 発売日 : 1996/1/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 184ページ
- ISBN-10 : 4592120655
- ISBN-13 : 978-4592120650
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,218位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメの方での評判は聞き及んでいました。
絵柄は流石に古いですが、心情描写がすごいです。
なんというか表現の幅が広い広い。
コマも今の漫画と比べると多いのに全然ごちゃごちゃしないのも凄い。
ちょっと二巻も読んで来ます。
絵柄は流石に古いですが、心情描写がすごいです。
なんというか表現の幅が広い広い。
コマも今の漫画と比べると多いのに全然ごちゃごちゃしないのも凄い。
ちょっと二巻も読んで来ます。
2015年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よくある少女漫画かと思っていましたが、ストーリーと、登場する魅力的なキャラに夢中になって一気に読んでしまいました。
ちょうど試験の前だったので、とても良い気分転換になりました。(かつ読後感が悪くない⇒これ重要)
10年以上前に書かれた漫画にも関わらず、古臭さや時代遅れな感じがなかったのは、誰しもが持つ夢や焦り、人生や恋愛の悩み
を丁寧に描いているからでしょうか。
ここからは主観ですので、読みたくない方は飛ばしてください。
主人公の彼、有馬君が、その容姿や雰囲気、背負っている過去をひっくるめて現代版瀬田宗次郎に感じられます...。
もうそれだけでたくさんのファンがいるんだなと思います。これから漫画がドラマ/映画化されるならこのカレカノを選んで欲しいです。
ちょうど試験の前だったので、とても良い気分転換になりました。(かつ読後感が悪くない⇒これ重要)
10年以上前に書かれた漫画にも関わらず、古臭さや時代遅れな感じがなかったのは、誰しもが持つ夢や焦り、人生や恋愛の悩み
を丁寧に描いているからでしょうか。
ここからは主観ですので、読みたくない方は飛ばしてください。
主人公の彼、有馬君が、その容姿や雰囲気、背負っている過去をひっくるめて現代版瀬田宗次郎に感じられます...。
もうそれだけでたくさんのファンがいるんだなと思います。これから漫画がドラマ/映画化されるならこのカレカノを選んで欲しいです。
2014年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒロインが人によく見られたくて常に努力する姿がいい!
そしてその気持ちがよくわかる。人は誰かによく見られたいものでしょ?
でも、見られたいと思うだけで何もしなきゃ何者にもなれない。
覚悟が必要ですよね。
そしてその気持ちがよくわかる。人は誰かによく見られたいものでしょ?
でも、見られたいと思うだけで何もしなきゃ何者にもなれない。
覚悟が必要ですよね。
2019年2月16日に日本でレビュー済み
子供の時に読んで15年近くたった今も定期的読み返すくらいには好きな作品
ただ、前半画力が低かったり、少女漫画にありがちなあぶれた人がくっつく展開とか、超ご都合展開、実はこの人有能ですエリートですみたいなのが多くてくどいなと思う。
多感な時期の少年少女の色んな感情とか置かれた状況とかそういう部分を描くのは上手だと思う
ただ、前半画力が低かったり、少女漫画にありがちなあぶれた人がくっつく展開とか、超ご都合展開、実はこの人有能ですエリートですみたいなのが多くてくどいなと思う。
多感な時期の少年少女の色んな感情とか置かれた状況とかそういう部分を描くのは上手だと思う
2014年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵がかわいくて、どんどん読み進んで行きます。
続きも気になりますね。
続きも気になりますね。
2020年3月12日に日本でレビュー済み
先日、ふと書斎の本棚を整理していたら、懐かしい漫画を見つけた。
『彼氏彼女の事情』
通称カレカノと呼ばれる少女漫画。
約二十年前、姉の影響で読み始めたのだが、逆とシリアスの絶妙なバランスや、深みのある台詞、そしてヒトの内面を深く抉る心理描写は、当時熱血少年漫画しか知らなかった自分には悉く刺さり、どっぷりとハマった。
『ハチクロ』と並び、青春のバイブルと言ってもいい。
久々に読み返すと、やはり面白い。
特に後半の怒涛の展開は、今読んでも激しく心を掻きむしられる。
幼少期の絶望と暴力に塗れたパンドラの箱、心の闇に踏み込んだ過去編、全てが解放されるシーン、そしておよそ全てのキャラに救いを与える完璧なまでのハッピーエンド。
これほど見事な締め方は、私は『ハガレン』とこの作品しか知らない。
少年漫画と少女漫画、ラノベと新書、そんなのはオトナが敷いた勝手な境であり、良い作品はいとも容易くその垣根を壊し、等しく人の心に響くのだと、気づかせてくれた作品だった。
『彼氏彼女の事情』
通称カレカノと呼ばれる少女漫画。
約二十年前、姉の影響で読み始めたのだが、逆とシリアスの絶妙なバランスや、深みのある台詞、そしてヒトの内面を深く抉る心理描写は、当時熱血少年漫画しか知らなかった自分には悉く刺さり、どっぷりとハマった。
『ハチクロ』と並び、青春のバイブルと言ってもいい。
久々に読み返すと、やはり面白い。
特に後半の怒涛の展開は、今読んでも激しく心を掻きむしられる。
幼少期の絶望と暴力に塗れたパンドラの箱、心の闇に踏み込んだ過去編、全てが解放されるシーン、そしておよそ全てのキャラに救いを与える完璧なまでのハッピーエンド。
これほど見事な締め方は、私は『ハガレン』とこの作品しか知らない。
少年漫画と少女漫画、ラノベと新書、そんなのはオトナが敷いた勝手な境であり、良い作品はいとも容易くその垣根を壊し、等しく人の心に響くのだと、気づかせてくれた作品だった。
2019年8月23日に日本でレビュー済み
知ったきっかけはGAINAXで庵野秀明さんが監督してたからかもしれない。
(中2くらいに金曜18時半からやってたw)
アニメもめっちゃおもしろかったけど、漫画はすごい。
秀才・天才の話を書きつつ、最後はどんな人生がその人にとって一番かというのをしっかり考えさせてくれる。
「あーおもしろかった!って前のめりに死にたい」
すげーいい言葉じゃない?
(中2くらいに金曜18時半からやってたw)
アニメもめっちゃおもしろかったけど、漫画はすごい。
秀才・天才の話を書きつつ、最後はどんな人生がその人にとって一番かというのをしっかり考えさせてくれる。
「あーおもしろかった!って前のめりに死にたい」
すげーいい言葉じゃない?