元ヤンの樹は同じクラスのシマちゃんを、シマちゃんはバスケ部でモテモテなエバを、エバは樹の友達のクニエにそれぞれお互い実らない恋をしている。
元は読みきりだったようで、初回には樹、シマ、エバしか登場しない。そうなると、趣旨がまた違ってくるところだったんですね。
樹はストレートに猛アタック（でも、中学生みたい）
それに引き換えエバはかなり強引！無理やりキスしたり、泣かせたり・・・。かなり照れるストレートです。
そんな男性陣と比べ、女性陣はややおとなし目。
４人の中で一番常識人はシマちゃんかな？いち早く、この四画関係を見抜いたり、自分の気持ちを押し殺して、友達の恋（シマちゃんは、エバとクニエがくっ付けば、それはそれでいいと思っている。よく分からんが、「クニエちゃんだったら、エバをあきらめられるわ」てな感じなんでしょうね）
一番分からないのが、クニエの態度。自分では樹が好き！と断言している（態度）
でも、押してくるエバへの態度が不自然。エバがちょっと何かを言えば泣くし、不機嫌になるし、本当に元ヤン!?これは、完璧に恋するモードインです（笑）あと、１５年前のヤンキーファッションも気になるところ。今時居ないって！なロンスカです。
そして、この漫画では脇にも注目です。初回が完璧な脇であった「ひらりん」が重要なポジションにしめてくるし、エバ姉の存在がエバ・クニエの距離をグッと縮まらせます。
他に、担任の「おぎやん」の恋愛哲学（作者の哲学をおぎやんが代弁しています）も見所です。読んでいて為になりました。
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