以前から遠藤さんのファンで、彼女のコミックスは全部持ってます。
確かに絵柄は「完璧に美しい」とは言い難いかも知れませんが、
彼女の作品には、それを補って余りある魅力があります。
押し付けがましくないメッセージ性。
「空のむこう」には表題作以外も、じんわりと心に沁みるお話が多いです。
個人的オススメは「スノウ」ですね。
北海道に住んで、改めて彼女の作品の根底に流れるものに共感を覚えました。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
空のむこう (ジェッツコミックス) コミック – 2004/2/27
遠藤 淑子
(著)
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2004/2/27
- ISBN-10459213298X
- ISBN-13978-4592132981
登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2004/2/27)
- 発売日 : 2004/2/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 202ページ
- ISBN-10 : 459213298X
- ISBN-13 : 978-4592132981
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年2月28日に日本でレビュー済み
ホントは全部オススメですけどね。
遠藤先生の作品を手に取るのに絵で選ぶ人はいないとおもいますが、ここ数年は切れ長の目のキャラを斜め上から見下ろすアングルの絵はかなり美形に見えるようになりました。ということで「リンク」の表紙はかなり気に入ってます。
あと「スノウ」はいきなり恩返し系の話か?と思わされついつい同タイトルのゲームを連想しました<ダメ人間。
これと表題作の「空のむこう」は切ないけど綺麗なラストにちょっと涙腺を刺激されました。
総じて、もうちょっとページが欲しいな、と思わされる作品ばかり。
次の新刊はいつまで待たされることやら、切ないなぁ。
遠藤先生の作品を手に取るのに絵で選ぶ人はいないとおもいますが、ここ数年は切れ長の目のキャラを斜め上から見下ろすアングルの絵はかなり美形に見えるようになりました。ということで「リンク」の表紙はかなり気に入ってます。
あと「スノウ」はいきなり恩返し系の話か?と思わされついつい同タイトルのゲームを連想しました<ダメ人間。
これと表題作の「空のむこう」は切ないけど綺麗なラストにちょっと涙腺を刺激されました。
総じて、もうちょっとページが欲しいな、と思わされる作品ばかり。
次の新刊はいつまで待たされることやら、切ないなぁ。
2004年4月4日に日本でレビュー済み
いつもさまざまなメッセージをこめて作品を紡いでくれるこの作者ですが、今回、続けて読むと一本の道筋が見えてきます。
人が生まれる時、親としての悩みに始まり、子と親の対立、友達への偏見の問題、社会の中の因習の問題へと、その道はだんだんと険しく、重いものへと変化していきます。
始めは考え方、話し合いで何とかなっていくようにゆっくりと解決されていきますが、その問題が宗教や国という多くの人に繋がる問題になっていくと、物語は次第に個人の物語を飲み込んで行ってしまいます。
人の生の安易さと儚さと、その道行きの重さを、自分の生とは別にもう一度この本で体験してみてはいかがでしょうか。
装丁も表紙を外せばすんだ青空、内表紙はカラーで雪の中に浮かぶ少女(失礼かもしれませんが誌の作品で始めて絵だけで可愛いと思いました)と、大変凝った物になっています。
人が生まれる時、親としての悩みに始まり、子と親の対立、友達への偏見の問題、社会の中の因習の問題へと、その道はだんだんと険しく、重いものへと変化していきます。
始めは考え方、話し合いで何とかなっていくようにゆっくりと解決されていきますが、その問題が宗教や国という多くの人に繋がる問題になっていくと、物語は次第に個人の物語を飲み込んで行ってしまいます。
人の生の安易さと儚さと、その道行きの重さを、自分の生とは別にもう一度この本で体験してみてはいかがでしょうか。
装丁も表紙を外せばすんだ青空、内表紙はカラーで雪の中に浮かぶ少女(失礼かもしれませんが誌の作品で始めて絵だけで可愛いと思いました)と、大変凝った物になっています。