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レナード現象には理由(わけ)がある (ジェッツコミックス) コミック – 2006/6/29
川原泉
(著)
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恋にもいろんなカタチがある――カーラ教授流の「ちょっぴり変わった」4つの恋のお話が待望の単行本化! ほのかな恋を育てる主人公たちに、カーラ教授の絶妙なツッコミが痛快! 2006年6月刊。
- 本の長さ177ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2006/6/29
- ISBN-104592142659
- ISBN-13978-4592142652
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2006/6/29)
- 発売日 : 2006/6/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 177ページ
- ISBN-10 : 4592142659
- ISBN-13 : 978-4592142652
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,629位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月26日に日本でレビュー済み
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最近はなかなか新作が読めませんが、電子で読み直してまたいろいろ読みたくなりました。
2017年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みんな悩んでいないわけでも息詰まっていないわけでもない。そこらの高校生と同じく色々と目まぐるしく考えている。
だが、作品に漂うのは縁側で日向ぼっこしているような、呑気な人たち。
作者お得意の脱力系青春もの。読んでいる方も肩の力が抜けてのほほんとした気分になれます。
一つの進学校を舞台にした連作短編集で、ふつうにみえてふつうでない女の子や悩み多い男の子たちの、ドラマティックな気がするけれども、それらがすべて日常的出来事に集約してしまう、そんな漫画です。昔からのファンもこれから初めて読む人にもおすすめ。
だが、作品に漂うのは縁側で日向ぼっこしているような、呑気な人たち。
作者お得意の脱力系青春もの。読んでいる方も肩の力が抜けてのほほんとした気分になれます。
一つの進学校を舞台にした連作短編集で、ふつうにみえてふつうでない女の子や悩み多い男の子たちの、ドラマティックな気がするけれども、それらがすべて日常的出来事に集約してしまう、そんな漫画です。昔からのファンもこれから初めて読む人にもおすすめ。
2012年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全国各地から優秀な生徒が集まる超進学校『彰英高校』にて繰り広げられる学生生活と、うっすーいw恋愛譚。いずれも舞台は3学年の2学期以降。基本オムニバスですが、登場人物が主人公として活躍する話もあれば、別のところで脇役になってたりと、洒脱なギミックに富んだ佳作です。
1.「レナード現象には理由(わけ)がある」
表題作。秀才ひしめく環境にありながら、残念な意味で異彩を放っている、常にマイペースで『癒し系』の蕨よもぎ(←おいしそうなご芳名ですねw)さんと、頭脳、運動神経、容姿、家柄とすべてにおいて秀でているがゆえに人間性がゆがみ気味の飛島穂高くんとのお話。
いい、いいとは聞くけれど、なにがどういいんだかイマイチよくわからない”マイナスイオン”のトリビアが学べます。
2.「ドングリにもほどがある」
学業成績は中庸でありながら、ある意味最強の『へらへらウサギ』こと亘理実咲さんと、流されるがまま、彼女の日課にして趣味であるドングリ拾いに付き合わされる、苦悩に満ちた文学青年友成真一郎くんとのお話で、ドングリのメタファーが秀逸。
自分的には、これが作品中一番のお気にです。
3.「あの子の背中に羽がある」
ゴリゴリの体育会系、保科聡真くん(柔道部の部長)が、隣家に越してきた女の子の、『背後にある白いモノw』に煩悶するお話。ちなみに、隣の家の少女w若宮遥ちゃんは、小学校6年生。
終盤の”まず先に相手の事を考えられる人は絶対に○○とは言わないんだ”というカーラ節にホロリ。
4.「真面目な人には裏がある」
円滑な人間関係を何よりも重んじる日夏晶さんと、入学当初は真面目でサワヤカだったのに、今や見る影もなく女を食い散らかす『軟派』『タラシ』の塔宮拓斗くんのお話。バジリスクw(目が合うと生者を石化させ、毒の息を吐く幻獣)に翻弄されるも、優しげな風情でソレを思うさま操る、幻獣使いの手腕がお見事。腐要素アリ。
カーラ教授作品を読み始めて軽く四半世紀wですが、他のレビューでも散見する通り、画力が飛躍的に向上しています。制作サイドでは喜ばしいことに違いないのでしょうけれど、カーラ教授に限っては、「え〜、なんか…違うじゃん、これ。ワタシの知ってるカーラ教授じゃないよ・・・」となってしまうこのパラドックスw
で、レビューのタイトルの由来について、ご説明させていただきますと、数年前、手持ちの書籍をある程度整理した折、カーラ教授の本も処分いたしました。しかしながら、ある日ある時ふと、フラッシュバックしたんですな、これが。書店で探すも見つからず、そうなったら購買意欲がいや増すもので、古書店に飛び込んで購入いたしましたよ。処分したのと同じタイトルを。
ということで、あの稚拙な描線で不当に低い査定を受けがちなカーラ教授の作品ですが、ゆっくりじわじわ効く、人畜無害な毒が含有されているのです。うかつに手放すと、古書店に飛び込んで散財するハメになりますのでご注意あれ。
1.「レナード現象には理由(わけ)がある」
表題作。秀才ひしめく環境にありながら、残念な意味で異彩を放っている、常にマイペースで『癒し系』の蕨よもぎ(←おいしそうなご芳名ですねw)さんと、頭脳、運動神経、容姿、家柄とすべてにおいて秀でているがゆえに人間性がゆがみ気味の飛島穂高くんとのお話。
いい、いいとは聞くけれど、なにがどういいんだかイマイチよくわからない”マイナスイオン”のトリビアが学べます。
2.「ドングリにもほどがある」
学業成績は中庸でありながら、ある意味最強の『へらへらウサギ』こと亘理実咲さんと、流されるがまま、彼女の日課にして趣味であるドングリ拾いに付き合わされる、苦悩に満ちた文学青年友成真一郎くんとのお話で、ドングリのメタファーが秀逸。
自分的には、これが作品中一番のお気にです。
3.「あの子の背中に羽がある」
ゴリゴリの体育会系、保科聡真くん(柔道部の部長)が、隣家に越してきた女の子の、『背後にある白いモノw』に煩悶するお話。ちなみに、隣の家の少女w若宮遥ちゃんは、小学校6年生。
終盤の”まず先に相手の事を考えられる人は絶対に○○とは言わないんだ”というカーラ節にホロリ。
4.「真面目な人には裏がある」
円滑な人間関係を何よりも重んじる日夏晶さんと、入学当初は真面目でサワヤカだったのに、今や見る影もなく女を食い散らかす『軟派』『タラシ』の塔宮拓斗くんのお話。バジリスクw(目が合うと生者を石化させ、毒の息を吐く幻獣)に翻弄されるも、優しげな風情でソレを思うさま操る、幻獣使いの手腕がお見事。腐要素アリ。
カーラ教授作品を読み始めて軽く四半世紀wですが、他のレビューでも散見する通り、画力が飛躍的に向上しています。制作サイドでは喜ばしいことに違いないのでしょうけれど、カーラ教授に限っては、「え〜、なんか…違うじゃん、これ。ワタシの知ってるカーラ教授じゃないよ・・・」となってしまうこのパラドックスw
で、レビューのタイトルの由来について、ご説明させていただきますと、数年前、手持ちの書籍をある程度整理した折、カーラ教授の本も処分いたしました。しかしながら、ある日ある時ふと、フラッシュバックしたんですな、これが。書店で探すも見つからず、そうなったら購買意欲がいや増すもので、古書店に飛び込んで購入いたしましたよ。処分したのと同じタイトルを。
ということで、あの稚拙な描線で不当に低い査定を受けがちなカーラ教授の作品ですが、ゆっくりじわじわ効く、人畜無害な毒が含有されているのです。うかつに手放すと、古書店に飛び込んで散財するハメになりますのでご注意あれ。
2022年3月12日に日本でレビュー済み
とある私立高校で繰り広げられる、ありそうでなさそうな
人間ドラマ、ちょっと恋愛模様のお話が4作、
連作でつづられています。
初出は 2003~06年、このころはこまめに描かれていたのですね。
一癖も二癖も裏もある男子学生の高校生らしい悩みを
ひたすら快活で、時に物言いがストレートな少女たちが、
励ましたり、落ち込んだり、癒したりしていきます。
著者のワールド、全開ですね!
評者は次作の
『コメットさんにも華がある』の方が好きでしたが、
こちらも悪くありません。
絵のタッチの変化については好き嫌いは分かれると思いますが、
評者はこちらの方が好みです。
人間ドラマ、ちょっと恋愛模様のお話が4作、
連作でつづられています。
初出は 2003~06年、このころはこまめに描かれていたのですね。
一癖も二癖も裏もある男子学生の高校生らしい悩みを
ひたすら快活で、時に物言いがストレートな少女たちが、
励ましたり、落ち込んだり、癒したりしていきます。
著者のワールド、全開ですね!
評者は次作の
『コメットさんにも華がある』の方が好きでしたが、
こちらも悪くありません。
絵のタッチの変化については好き嫌いは分かれると思いますが、
評者はこちらの方が好みです。
2015年7月12日に日本でレビュー済み
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「コメットさんにも華がある」と合わせ読むのをお勧めします。川原泉さんらしいおもしろさです。
2014年10月26日に日本でレビュー済み
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個性豊かな登場人物たちに、すっかり魅せられてしまいました。川原作品の登場人物は、みんなよい人たちで、読んでいてホッとします。
2017年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変わらずの面白さです。やはりベテランは強い!もっと描いて欲しいです。