自信の持てないなかで、流されていきながら溺れていきながら、そのぎりぎりのところでつながっていく。
日常の仕事は精一杯頑張っているだけに、今の一つの世界を紡いでいる。
打算の極地のように見えながら、その必死さが暖かい。
そのつながり方が、作り物のように思えなくもないが、全てに真剣に取り組む。
ロマンというのはファンタジーであるが、結婚をしないままでいることで、そのファンタジーにつなぎ止めていられる。
絵もきれいで美しいことが、ファンタジーとして出色のでき。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ナイーヴ 1 完全版 (1) (ジェッツコミックス) コミック – 2008/7/29
二宮 ひかる
(著)
コミック: 320ページ 出版社: 白泉社 (2008/7/29) ISBN-10: 4592143299 ISBN-13: 978-4592143291 発売日: 2008/7/29 商品パッケージの寸法: 17.8 x 13.2 x 3 cm
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2008/7/29
- ISBN-104592143299
- ISBN-13978-4592143291
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2008/7/29)
- 発売日 : 2008/7/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 320ページ
- ISBN-10 : 4592143299
- ISBN-13 : 978-4592143291
- Amazon 売れ筋ランキング: - 490,234位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の最高傑作。何度読み返しても飽きない。 既に15年経っているので、続編またはこれ以上の傑作を書いてほしい。
2014年8月3日に日本でレビュー済み
まぁ、一言で言えば、そんな感じの作品。
とにかく、真摯なんですよね。とっても真面目で真剣。作者の誠実さまでもが分かる感じで。
だから、どんなに濡れ場が多くても、全然いやらしくない。いや、ある意味では、物凄くいやらしいのだけど、悪い意味では全然ないという。
買ってすぐに嫁さんにも薦めてしまったほど(笑)
とにかく、真摯なんですよね。とっても真面目で真剣。作者の誠実さまでもが分かる感じで。
だから、どんなに濡れ場が多くても、全然いやらしくない。いや、ある意味では、物凄くいやらしいのだけど、悪い意味では全然ないという。
買ってすぐに嫁さんにも薦めてしまったほど(笑)
2022年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「色っぽい」と声をかけた男性とは全員ヤッた。
19人目に名乗りを上げた、田崎君。普段はマジメで通っているが、ヤレると狙った麻衣子さんにロックオン!犯罪スレスレ(?)の積極アプローチでベッドイン。
それからは、2人の駆け引きへ・・・
主役の田崎君のモノローグはあるが、麻衣子さんの心理はセリフが読者の頼り。
麻衣子さんは、現代の政治家よりも考えが深そう。がんばれ!麻衣子さん。
19人目に名乗りを上げた、田崎君。普段はマジメで通っているが、ヤレると狙った麻衣子さんにロックオン!犯罪スレスレ(?)の積極アプローチでベッドイン。
それからは、2人の駆け引きへ・・・
主役の田崎君のモノローグはあるが、麻衣子さんの心理はセリフが読者の頼り。
麻衣子さんは、現代の政治家よりも考えが深そう。がんばれ!麻衣子さん。
2008年11月28日に日本でレビュー済み
思えば、もう10年前の作品である。二宮ひかるの名作『ナイーブ』が今回、カラーイラストや読み切りサイドストーリーを収録した「完全版」として復刊されたわけである。
当時、男目線からの恋愛やセックスの描写のリアルさ(生々しさ、ではない)に、それまで女だとばかり思っていた二宮ひかるが男なのか女なのか分からなくなってしまった人がたくさんいた(こいずみまりも、そのことをどこかで書いていた)。
主導権を握って男女の事を運んだはずの男。けれども事はぜんぜん思うように運ばない。
女は、分からん。
では女は、女のことを分かっているのか。
…と言えば、これがぜんぜん分かっていない。女は、女のことも男のことも、分かっちゃいないのだ。
男は男で、女のことも分かってなければ、男のこともやっぱり分かっていない。
けっきょく、分かってると言えることは何もないのである。女は謎だし、男も謎。
だから相手のことを知りたくて、相手のことを欲するのではないか。
だから言うのである。「読んで、したくなれ」と。
知ったかぶりはやめよう。何も分かっちゃいないのだから。
当時、男目線からの恋愛やセックスの描写のリアルさ(生々しさ、ではない)に、それまで女だとばかり思っていた二宮ひかるが男なのか女なのか分からなくなってしまった人がたくさんいた(こいずみまりも、そのことをどこかで書いていた)。
主導権を握って男女の事を運んだはずの男。けれども事はぜんぜん思うように運ばない。
女は、分からん。
では女は、女のことを分かっているのか。
…と言えば、これがぜんぜん分かっていない。女は、女のことも男のことも、分かっちゃいないのだ。
男は男で、女のことも分かってなければ、男のこともやっぱり分かっていない。
けっきょく、分かってると言えることは何もないのである。女は謎だし、男も謎。
だから相手のことを知りたくて、相手のことを欲するのではないか。
だから言うのである。「読んで、したくなれ」と。
知ったかぶりはやめよう。何も分かっちゃいないのだから。
2006年1月5日に日本でレビュー済み
男から見たら女はわからなくて
女から見たら男はわからない
分からないって言う点では男女一緒だけど、その先にある結論が男の場合混乱で、女の場合は不安なんだなと言うのが最初に読んだときの感想。
「何考えてるんだこの女は」と悩む田崎君
「男の人って恐いから」と言う麻衣子さん
ふたりの「わかんないながらも割り切った関係」がどうなるのか
この物語の行く末をハラハラして見るのが楽しみでした。
これから読む人にもその気持ちをじっくり味わって欲しいです。
女から見たら男はわからない
分からないって言う点では男女一緒だけど、その先にある結論が男の場合混乱で、女の場合は不安なんだなと言うのが最初に読んだときの感想。
「何考えてるんだこの女は」と悩む田崎君
「男の人って恐いから」と言う麻衣子さん
ふたりの「わかんないながらも割り切った関係」がどうなるのか
この物語の行く末をハラハラして見るのが楽しみでした。
これから読む人にもその気持ちをじっくり味わって欲しいです。
2008年9月1日に日本でレビュー済み
「読むと、したくなる」っていう帯のコメントが付いてたので惹かれて買ってしまいました。二宮先生の漫画は初めてだったのですが、面白くてちょっと驚いたほどです。簡単に言うと田崎という30手前の男性の目線から描かれた、社会人同士の男女の恋愛物です。彼は同僚からは真面目だと言われ、物事もたいがいのことはスマートにこなす男性のようですが、突然やってきた派遣の藤沢麻衣子といきなり体の関係を持ちます。全体を通して田崎が麻衣子の駆け引きのない笑顔や意味深な言動に翻弄されていく様がとっても小気味良いです。
私自身彼らと同じような部署で働いているので、主人公たちの勤める職場の雰囲気とか、お客さんとのやりとりがとてもリアルに見えました。現実と違って彼らの上司は凄く魅力的な人たちが多いですけど(笑)。もちろん人によるとは思いますが、この作品は主人公たちの年齢に近い年で読むとぐっと共感できたり良さがわかる気がします。きっと私が10代とかで読んでたら「主人公なのに田崎って行動がわけわかんない!!」とか「麻衣子って不思議ちゃんじゃない!?」とか言ってるかも・・・
きれいでもないし過激でもないけれども、セックスのシーンは多いです。丁寧な描写ですが絵柄がさっぱりしてるのでサラリと読めると思います。その部分を除いても大人同士の恋愛物としてとても魅力的な作品だと思います。
私自身彼らと同じような部署で働いているので、主人公たちの勤める職場の雰囲気とか、お客さんとのやりとりがとてもリアルに見えました。現実と違って彼らの上司は凄く魅力的な人たちが多いですけど(笑)。もちろん人によるとは思いますが、この作品は主人公たちの年齢に近い年で読むとぐっと共感できたり良さがわかる気がします。きっと私が10代とかで読んでたら「主人公なのに田崎って行動がわけわかんない!!」とか「麻衣子って不思議ちゃんじゃない!?」とか言ってるかも・・・
きれいでもないし過激でもないけれども、セックスのシーンは多いです。丁寧な描写ですが絵柄がさっぱりしてるのでサラリと読めると思います。その部分を除いても大人同士の恋愛物としてとても魅力的な作品だと思います。
2008年8月24日に日本でレビュー済み
体から始まる関係、と一言で括るのも難しい。
恋に落ちているようで、その瞬間ははっきりとはなくて。惰性で続いているにしては、2人の空気が甘ったるかったり、意識し過ぎたりする。互いに互いを求めているのに、「その一歩」が踏み出せなくて、付き合っているのかいないのか、これからどうなるのか、確かな形がないまま進んでいく不器用な恋の話です。
昔からずっと好きな作品でしたが、登場人物と同年代になって、初めて2人の持っている、不安とか恐怖とか迷いに共感できました。
大事な人が欲しくなる…甘い気持ちをくれるお話だと思います。じれったい2人の話の中から、読者を幸せにしてくれる言葉が必ず見つかると思います。
恋に落ちているようで、その瞬間ははっきりとはなくて。惰性で続いているにしては、2人の空気が甘ったるかったり、意識し過ぎたりする。互いに互いを求めているのに、「その一歩」が踏み出せなくて、付き合っているのかいないのか、これからどうなるのか、確かな形がないまま進んでいく不器用な恋の話です。
昔からずっと好きな作品でしたが、登場人物と同年代になって、初めて2人の持っている、不安とか恐怖とか迷いに共感できました。
大事な人が欲しくなる…甘い気持ちをくれるお話だと思います。じれったい2人の話の中から、読者を幸せにしてくれる言葉が必ず見つかると思います。