由紀が男として抱えるスケベ心の部分、それを左や水面にどこまで見せていいのか、でもそんなの決して見せたくない、でも左と風呂に入ればやっぱり触ってみたい。
欲望を抱える自分、そしてそれを許せない自分、それを表面に出すと嫌われそうで怖いと逃げに走る自分、でも欲望に従ってみたい自分、この葛藤です。
ここまでやってもいいのかな、こんなことしたら嫌われるかな、そういう思春期真っ只中の彼の葛藤、でも最後にはやっぱり触ってみたい…、といった綱渡り的危うさが非常に繊細に、かつわかりやすく描かれていると思います。
女性陣側としても、部活で自分を追い込んでみたり、由紀を風呂に誘ってみたり、ノーパンで歩いてみたり。
どう考えても自分で自分を傷つけたり、プレッシャーかけたりしている、その危うさは由紀と変わるものではないと思います。
物語として多少の誇張はされているものの、こんな綱渡りは誰しも経験していく道のりではないでしょうか。
(結果、それぞれの絵は端的に言えばエロくても、ストーリーとしては媚びた不潔さが全然感じられない、そんな感じです。)
そういう思春期真っ只中の方、そしてそういう思春期をとっくに終えて大人になってしまった方にもお勧め。
ああ、こうやって自分も大人になってきたんだよなぁ、と。
番外編の、水面兄が水面に惚れてる話は理屈抜きに面白かった。こういう過去があったから水面は由紀に本編のように接することが出来たのかな?
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ゆびさきミルクティー 6 (ジェッツコミックス) コミック – 2006/1/27
宮野 ともちか
(著)
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2006/1/27
- ISBN-104592143868
- ISBN-13978-4592143864
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2006/1/27)
- 発売日 : 2006/1/27
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4592143868
- ISBN-13 : 978-4592143864
- Amazon 売れ筋ランキング: - 578,929位コミック
- カスタマーレビュー:
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2006年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の事は自分ではわかりにくい。他人から見るとその人のその時の気持ちを見抜けてしまう。
成長する森居左ちゃん。
焦る池田由紀くん、そんな由紀くんを包み込んでしまう池田未記お姉さん。
由紀くんは黒川水面さんとデートしたかと思ったら、ユキさんは高槻亘くんともデートしてしまうし。
ナルシストであることを自覚してしまう由紀くん。
水面さんも由紀くんの変化に気づく。
ますます不安定で危うくて、みんなが幸せになることは叶わないのでしょうか?
心配になってしまいます。
成長する森居左ちゃん。
焦る池田由紀くん、そんな由紀くんを包み込んでしまう池田未記お姉さん。
由紀くんは黒川水面さんとデートしたかと思ったら、ユキさんは高槻亘くんともデートしてしまうし。
ナルシストであることを自覚してしまう由紀くん。
水面さんも由紀くんの変化に気づく。
ますます不安定で危うくて、みんなが幸せになることは叶わないのでしょうか?
心配になってしまいます。
2006年1月31日に日本でレビュー済み
6巻目になりました。今回は主人公と姉との関係が出てきます。弟想いの姉が弟に胸を見せておっぱいをふくませるシーンはなかなかのものです。水面との関係はつかず離れずの関係が続きますがどうなることでしょうか。左とは一緒に風呂にも入る主人公。相変わらず女装して写真を撮り、自分の違う一面を引き出そうとしています。こういうマンガは他にはないので星5つです。
2006年1月28日に日本でレビュー済み
相変わらずの最低主人公っぷりを惜しみなく発揮する由紀。
やっぱり水面が可哀想過ぎる。。。
6巻では今までの伏線っぽかったのが回収されてそれぞれの成長や変化が描かれているわけですが・・・数人は妙な方向に(笑)
『限りなく透明でささやかなストーリー』とは名ばかりの『限りなく禁断でへんたいなストーリー』となっております。
まぁそれでも扇情感とか、あの麻薬的な魅力は一層増しているので
私は6巻でさらに惚れ直しました。
やっぱり水面が可哀想過ぎる。。。
6巻では今までの伏線っぽかったのが回収されてそれぞれの成長や変化が描かれているわけですが・・・数人は妙な方向に(笑)
『限りなく透明でささやかなストーリー』とは名ばかりの『限りなく禁断でへんたいなストーリー』となっております。
まぁそれでも扇情感とか、あの麻薬的な魅力は一層増しているので
私は6巻でさらに惚れ直しました。