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3月のライオン 8 (ヤングアニマルコミックス) コミック – 2012/12/14
羽海野 チカ
(著)
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『3月のライオン 1-15巻 新品セット 』 こちらをチェック
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新人王となった零は様々な人々の期待を受け
宗谷名人との記念対局に臨む。
この対局をきっかけに
零は宗谷の重大な秘密を知ることになる。
一方、島田八段は棋匠戦で初タイトルをかけ
柳原棋匠と死闘を繰り広げていた…
お互いのすべてを出し尽くした勝負の行方は…?
「戦い続ける事」その重さを読者の方に問いかけます。
様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です。
宗谷名人との記念対局に臨む。
この対局をきっかけに
零は宗谷の重大な秘密を知ることになる。
一方、島田八段は棋匠戦で初タイトルをかけ
柳原棋匠と死闘を繰り広げていた…
お互いのすべてを出し尽くした勝負の行方は…?
「戦い続ける事」その重さを読者の方に問いかけます。
様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です。
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2012/12/14
- 寸法18.2 x 12.8 x 2 cm
- ISBN-104592145186
- ISBN-13978-4592145189
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2012/12/14)
- 発売日 : 2012/12/14
- 言語 : 日本語
- コミック : 180ページ
- ISBN-10 : 4592145186
- ISBN-13 : 978-4592145189
- 寸法 : 18.2 x 12.8 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 90,846位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
将棋シーンが息もつけぬ分川本家パートは幸せになります。白玉くいてー。
2012年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
※※※ネタバレ含みます ご注意※※※
桐山零vs宗谷冬司対局後のこと。
東京へ戻る途中、台風で新幹線が止まります。
旅慣れない零に目線でいろいろうながす宗谷。
無事にホテルに入った後、部屋に入る直前に
宗谷は零に向かってポツリ一言、「ありがとう、たすかった…」と
口にします。
むしろ、色々助けたのはあなたのほうでは?
そう思いかけて、
止まった新幹線の中で眠っていたのを起こしてくれたこと
耳の不調中である彼の代わりにホテルを予約してくれたこと
言葉でなく目線での会話に難なく応じてくれたこと
あらゆることへの感謝か、と気づきました。
翌朝に零の分も宿代を支払っていく姿といい、将棋盤の前以外の宗谷にも
惹かれます。
将棋は対局を始める前後の礼といい、
「強ければそれだけでいい」の世界観ではありませんね。
そこが好きです。
桐山零vs宗谷冬司対局後のこと。
東京へ戻る途中、台風で新幹線が止まります。
旅慣れない零に目線でいろいろうながす宗谷。
無事にホテルに入った後、部屋に入る直前に
宗谷は零に向かってポツリ一言、「ありがとう、たすかった…」と
口にします。
むしろ、色々助けたのはあなたのほうでは?
そう思いかけて、
止まった新幹線の中で眠っていたのを起こしてくれたこと
耳の不調中である彼の代わりにホテルを予約してくれたこと
言葉でなく目線での会話に難なく応じてくれたこと
あらゆることへの感謝か、と気づきました。
翌朝に零の分も宿代を支払っていく姿といい、将棋盤の前以外の宗谷にも
惹かれます。
将棋は対局を始める前後の礼といい、
「強ければそれだけでいい」の世界観ではありませんね。
そこが好きです。
2017年3月24日に日本でレビュー済み
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ほっこりする。
思いのと軽いので楽しく元気になる
良い物語だと思う
思いのと軽いので楽しく元気になる
良い物語だと思う
2014年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半部は、鬼のごとき強さでありながら常に超然とし孤独を抱える宗谷名人が描かれます。
いづれ宗谷名人の過去と現在の因果関係も描かれるのでしょうが、恐らくは目を背けたくなる程壮絶な日々を送って来たのだろう、と思わずにはいられませんでした。
そして後半部。
とにかく熱いです。心揺さぶられます。
努力の人、島田八段と、老棋士、柳原棋匠の対決。それぞれが重いものを背負い、全力でぶつかり合う。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、誰もが胸を熱くすること請け合いです。
散っていった仲間達の期待を背負い、「自分から将棋を取ったら何が残るのか?」と自問自答する柳原棋匠の姿は、羽海野さん自身の自己投影なのかな、なども思ってしまいました。
いづれ宗谷名人の過去と現在の因果関係も描かれるのでしょうが、恐らくは目を背けたくなる程壮絶な日々を送って来たのだろう、と思わずにはいられませんでした。
そして後半部。
とにかく熱いです。心揺さぶられます。
努力の人、島田八段と、老棋士、柳原棋匠の対決。それぞれが重いものを背負い、全力でぶつかり合う。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、誰もが胸を熱くすること請け合いです。
散っていった仲間達の期待を背負い、「自分から将棋を取ったら何が残るのか?」と自問自答する柳原棋匠の姿は、羽海野さん自身の自己投影なのかな、なども思ってしまいました。
2012年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3月のライオン8巻。みごとなジジイ巻だったw
後半で川本家が出て来なかったら女の子全く出てこない。だがそれがイイ!
後半で川本家が出て来なかったら女の子全く出てこない。だがそれがイイ!
2013年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
羽海野チカには、女性ファンが多い。
勿論、男性も多いけれども、原画展などに足を運ぶと少なくとも6割以上の確率で客層は女性だと思う。
そして、読者層は推察する限り20-30代が多いのではないか?とも思う。
おそらく(私自身も含めて)ハチクロ時代からのファンではないか。
この作品連載当初から、ずっとぼんやり感じてきたことを、今回初めて感じた。
羽海野チカは、この作品を通じて、普段若い人達が余り真剣になって考えない、あらゆる「テーマ」を投げかけてくれているのではないかと思う。いじめもしかり、家族との絆もしかり。
今回の巻では、老いていくことの意味、生きていくことの面白さ・辛さを、私達の倍も生きている人達の丁寧な描写を通じて教えて貰った。そこには、羽海野チカへの、老いへの敬意が現れていた。
こういった普遍的なテーマで書かれている作品は、青年マンガにもそこそこあると思う。
でも、その青年マンガとは違う読者層を持つ羽海野チカだからこそ、今彼女が描くテーマの貴重さ、特別感が活きてくるのではないか?と思う。
そういった役割を、漫画家として果たせているのはつくづく凄い。
読み終わった時、今度退職する父親や、ただのおっさんだと思っていた会社の上司を敬い、大切にしようと思えました。
ありがとう、羽海野チカ先生。
勿論、男性も多いけれども、原画展などに足を運ぶと少なくとも6割以上の確率で客層は女性だと思う。
そして、読者層は推察する限り20-30代が多いのではないか?とも思う。
おそらく(私自身も含めて)ハチクロ時代からのファンではないか。
この作品連載当初から、ずっとぼんやり感じてきたことを、今回初めて感じた。
羽海野チカは、この作品を通じて、普段若い人達が余り真剣になって考えない、あらゆる「テーマ」を投げかけてくれているのではないかと思う。いじめもしかり、家族との絆もしかり。
今回の巻では、老いていくことの意味、生きていくことの面白さ・辛さを、私達の倍も生きている人達の丁寧な描写を通じて教えて貰った。そこには、羽海野チカへの、老いへの敬意が現れていた。
こういった普遍的なテーマで書かれている作品は、青年マンガにもそこそこあると思う。
でも、その青年マンガとは違う読者層を持つ羽海野チカだからこそ、今彼女が描くテーマの貴重さ、特別感が活きてくるのではないか?と思う。
そういった役割を、漫画家として果たせているのはつくづく凄い。
読み終わった時、今度退職する父親や、ただのおっさんだと思っていた会社の上司を敬い、大切にしようと思えました。
ありがとう、羽海野チカ先生。
2013年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の渋さはもちろん、表紙の柳原棋匠のカッコ良さが半端ないです。
おじいちゃんを、あんなにカッコよく描ける漫画家が他にいるのだろうか…
というぐらい、人としての深みをこれでもかと描いてくる。
目薬を差すシーンのリアリティ、そして年を得ても一線で必死に頑張る凄さ…
もう涙が止まらないです。
小説でも漫画でもドラマでも演出で泣かせるのって、たぶん簡単だと思うんです。
でも、そうじゃない。泣かせようとしていないところで涙が出てくる。
8巻は、宗谷、二海堂、ひなちゃん、ひなちゃんの友達のちほちゃん、島田八段、
そして柳原棋匠の生き方が力強く描かれているように感じて凄く良かったです。
これからも楽しみです。
おじいちゃんを、あんなにカッコよく描ける漫画家が他にいるのだろうか…
というぐらい、人としての深みをこれでもかと描いてくる。
目薬を差すシーンのリアリティ、そして年を得ても一線で必死に頑張る凄さ…
もう涙が止まらないです。
小説でも漫画でもドラマでも演出で泣かせるのって、たぶん簡単だと思うんです。
でも、そうじゃない。泣かせようとしていないところで涙が出てくる。
8巻は、宗谷、二海堂、ひなちゃん、ひなちゃんの友達のちほちゃん、島田八段、
そして柳原棋匠の生き方が力強く描かれているように感じて凄く良かったです。
これからも楽しみです。