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大奥 16 (ヤングアニマルコミックス) コミック – 2018/10/29
よしながふみ
(著)
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公武合体の為に降嫁してきた「和宮」は偽物で女だった!! その裏に隠された事実は!? 家茂の決断は!?
2018年10月刊
2018年10月刊
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2018/10/29
- 寸法13 x 2 x 18.3 cm
- ISBN-104592162765
- ISBN-13978-4592162766
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2018/10/29)
- 発売日 : 2018/10/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 228ページ
- ISBN-10 : 4592162765
- ISBN-13 : 978-4592162766
- 寸法 : 13 x 2 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 43,955位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻のにやっと妖しく笑う和宮の替え玉の魔性の笑みが怖かったのですが
タイトルにあるように予想以上の展開で史実を織り交ぜています。
嫁いで来た和宮は、他の方のレビューにもあるように替え玉で女性です。
左手がないなど史実の和宮の特徴も備えています。
以下はネタバレになるので、読みたくない方は注意してください。
嫁いできた和宮の正体は弟和宮の替え玉となることを決意し、存在を秘されて
きた姉宮「親子」でした。存在を秘されてきたのは生まれて左手がないと
いう欠損を母親の観行院が恥じたからです。弟和宮は歩行が不自由など
障害を持って生まれてきましたが、存在を認められ、母親の愛を一身に
受けてきました。
面白いのが、和宮が男装した女子であるのに対して、お付きの人々も
男装した人々が主流であることです。お付きの女官庭田は母親勧行院が
男装していますし、男装女子が京の人々と江戸の人々を区別するように
なっています。
和宮は嫁ぐことを嫌がって姉である親子がなり替わって嫁ぐことを提案しますが
その動機が母親である勧行院の愛を独占できるからというものであることが
切なかったです。
この巻では天璋院は脇役で、主役は家茂と和宮夫婦です。大奥シリーズは代替わりと
ともにきちんと主役を交替させる点も面白いと感じました。
家茂は本当に気立ての良い聡明な女性で、和宮に非常に気を遣い、臣下にも
慕われています。タイトルにありますが、替え玉の和宮に面と向かって
「それでもあなた様のお蔭で徳川は救われたのです。」と真摯な目で
伝えます。和宮は母親の愛を独占したいという自己本位な理由でなり替わった
ことを恥じていますが、家茂は替え玉と本物の和宮の苦境を察しているのだ
と思います。この誠実さで寄り添う家茂の姿勢に、和宮も打ち解けているように感じます。
次巻でこの男装女子と気立ての良い聡明な女子の夫婦がどうなるのか
楽しみです。心がない慶喜公もどう絡んで来るのか動向も気になります。
タイトルにあるように予想以上の展開で史実を織り交ぜています。
嫁いで来た和宮は、他の方のレビューにもあるように替え玉で女性です。
左手がないなど史実の和宮の特徴も備えています。
以下はネタバレになるので、読みたくない方は注意してください。
嫁いできた和宮の正体は弟和宮の替え玉となることを決意し、存在を秘されて
きた姉宮「親子」でした。存在を秘されてきたのは生まれて左手がないと
いう欠損を母親の観行院が恥じたからです。弟和宮は歩行が不自由など
障害を持って生まれてきましたが、存在を認められ、母親の愛を一身に
受けてきました。
面白いのが、和宮が男装した女子であるのに対して、お付きの人々も
男装した人々が主流であることです。お付きの女官庭田は母親勧行院が
男装していますし、男装女子が京の人々と江戸の人々を区別するように
なっています。
和宮は嫁ぐことを嫌がって姉である親子がなり替わって嫁ぐことを提案しますが
その動機が母親である勧行院の愛を独占できるからというものであることが
切なかったです。
この巻では天璋院は脇役で、主役は家茂と和宮夫婦です。大奥シリーズは代替わりと
ともにきちんと主役を交替させる点も面白いと感じました。
家茂は本当に気立ての良い聡明な女性で、和宮に非常に気を遣い、臣下にも
慕われています。タイトルにありますが、替え玉の和宮に面と向かって
「それでもあなた様のお蔭で徳川は救われたのです。」と真摯な目で
伝えます。和宮は母親の愛を独占したいという自己本位な理由でなり替わった
ことを恥じていますが、家茂は替え玉と本物の和宮の苦境を察しているのだ
と思います。この誠実さで寄り添う家茂の姿勢に、和宮も打ち解けているように感じます。
次巻でこの男装女子と気立ての良い聡明な女子の夫婦がどうなるのか
楽しみです。心がない慶喜公もどう絡んで来るのか動向も気になります。
2018年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1年に1巻ずつ刊行されてきた大奥。
これまで16年にわたって私たちは、200年以上にわたる物語を読み続けてきました。
そこには家光亡き後、幕政を盤石なものにするために擁立された家光と有功の悲恋に始まり、権力という得体の知れないものの中で生きる人間たちの愛憎がありました。
新たに登場した和宮と家茂は、今巻で不思議な関係を結び合います。これも愛なのでしょう。
そして聡明な家茂は自分にできることは「和宮の未来」を少しでも明るくするものであると語り、そのための覚悟を決めます。江戸城の頂点にいながらも、もっとも権力に翻弄されてきた人たちが住まう場所が大奥。そこで権力の崩壊を目の当たりにし傷つきながらも、未来に生きようとする美しさが胸を打ちます。
大奥を読むたびに思い出すのが「歴史の概念について(ベンヤミン)」の中で「新しい天使」という絵画について書かれている一節です。
「それには一人の天使が描かれており、天使はかれが凝視している何ものかから、いまにも遠ざかろうとしているように見える。かれは顔を過去に向けている。・・・たぶんかれはそこに滞留して、死者たちを目覚めさせ、破壊されたものを寄せ集めて組み立てたいのだろうが、しかし楽園から吹いてくる強風が、かれの翼にはらまれるばかりか、その風のいきおいがはげしいので、かれはもう翼を閉じることができない。強風は天使を、かれが背中を向けている未来のほうへ、不可抗的にはこんでゆく。その一方ではかれの眼前の廃墟の山が、天にとどくばかりに高くなる。ぼくらが進歩と呼ぶものは、この強風なのだ。」
終わっていくものの残骸を無神経に踏みつけていくのではなく、最後の人々は、抱きかかえ、それと共に先に進んでいく。
ここ数巻の大奥は、この「最後の人々」の物語なのだと思います。
これまで16年にわたって私たちは、200年以上にわたる物語を読み続けてきました。
そこには家光亡き後、幕政を盤石なものにするために擁立された家光と有功の悲恋に始まり、権力という得体の知れないものの中で生きる人間たちの愛憎がありました。
新たに登場した和宮と家茂は、今巻で不思議な関係を結び合います。これも愛なのでしょう。
そして聡明な家茂は自分にできることは「和宮の未来」を少しでも明るくするものであると語り、そのための覚悟を決めます。江戸城の頂点にいながらも、もっとも権力に翻弄されてきた人たちが住まう場所が大奥。そこで権力の崩壊を目の当たりにし傷つきながらも、未来に生きようとする美しさが胸を打ちます。
大奥を読むたびに思い出すのが「歴史の概念について(ベンヤミン)」の中で「新しい天使」という絵画について書かれている一節です。
「それには一人の天使が描かれており、天使はかれが凝視している何ものかから、いまにも遠ざかろうとしているように見える。かれは顔を過去に向けている。・・・たぶんかれはそこに滞留して、死者たちを目覚めさせ、破壊されたものを寄せ集めて組み立てたいのだろうが、しかし楽園から吹いてくる強風が、かれの翼にはらまれるばかりか、その風のいきおいがはげしいので、かれはもう翼を閉じることができない。強風は天使を、かれが背中を向けている未来のほうへ、不可抗的にはこんでゆく。その一方ではかれの眼前の廃墟の山が、天にとどくばかりに高くなる。ぼくらが進歩と呼ぶものは、この強風なのだ。」
終わっていくものの残骸を無神経に踏みつけていくのではなく、最後の人々は、抱きかかえ、それと共に先に進んでいく。
ここ数巻の大奥は、この「最後の人々」の物語なのだと思います。
2018年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者は以前から知っていましたが今ひとつ感覚が合わず、デビュー前後の数作を読んだきりでした。(含む同人誌)
この作品の評判もかねてより耳にしてはいましたが、設定や舞台装置が何だかあざとそうで、敬遠していました。
が、今作の表紙のインパクトがあまりに強く、なぜこれを単行本の顔ともいうべきカバーに選んだのか、疑問とともに作者と出版社の自信が伝わってき、思わずレビューを読み込んでしまいました。
結局、全巻オトナ買い。
そしてそのまま一気読み。
大満足しました。
もっと軽みのある、おもしろ歴史物かと勝手に想像していたのですが、どの時代のどのエピソードも胸に残る、あるいは刺さる、物語群でした。まさに「大河」。
本来の歴史や幕府の仕組みなど知らなくとも十分にドラマとして面白く、逆に知っていればいるほど、なるほどこう来たか、こう繋がるのかと別の意味で面白さが増す仕掛け。
過去のキャラもたびたび再登場し(名前だけのときも)、この物語につきあってきた読者はそのつどなんとも言えず心振るわされます。
そのあたりの作りもうまい。
でも過去のキャラは過去のキャラ。今を生きる主人公たちが、つねに一番魅力的です。
そして今巻。
前巻から引き続き、リアルでも屈指の知名度を誇る和宮、家茂、天璋院、瀧山たちの物語。
ようやく私にも今巻の表紙がこの人物のこの表情でなければならない理由がわかりました。
すごい。
また、これは全巻通して言えることですが、くすりと笑わせてくれるシーンが必ずあります。今巻だと天璋院様のアレとか。(史実では絶対に笑えないエピなのに!)
内容は他の方々のレビューにあるとおりですが、怒涛のように押し寄せてくる諸外国諸問題、刻々と変化する政治の情勢、このすぐ先にある悲劇。
次々と登場する(であろう)幕末の著名な人物たち。
そこでどんな物語が紡がれ、繋がれていくのか、今からとても楽しみです。
星4つなのは今巻がまだ物語の地ならし中の巻に思われるので。大きく動くだろう次巻に期待が高まります。
(個人的には家定と阿部正弘と瀧山、のちに加わる胤篤、彼ら彼女らの一連のエピソードに一番笑い、泣きました)
この作品の評判もかねてより耳にしてはいましたが、設定や舞台装置が何だかあざとそうで、敬遠していました。
が、今作の表紙のインパクトがあまりに強く、なぜこれを単行本の顔ともいうべきカバーに選んだのか、疑問とともに作者と出版社の自信が伝わってき、思わずレビューを読み込んでしまいました。
結局、全巻オトナ買い。
そしてそのまま一気読み。
大満足しました。
もっと軽みのある、おもしろ歴史物かと勝手に想像していたのですが、どの時代のどのエピソードも胸に残る、あるいは刺さる、物語群でした。まさに「大河」。
本来の歴史や幕府の仕組みなど知らなくとも十分にドラマとして面白く、逆に知っていればいるほど、なるほどこう来たか、こう繋がるのかと別の意味で面白さが増す仕掛け。
過去のキャラもたびたび再登場し(名前だけのときも)、この物語につきあってきた読者はそのつどなんとも言えず心振るわされます。
そのあたりの作りもうまい。
でも過去のキャラは過去のキャラ。今を生きる主人公たちが、つねに一番魅力的です。
そして今巻。
前巻から引き続き、リアルでも屈指の知名度を誇る和宮、家茂、天璋院、瀧山たちの物語。
ようやく私にも今巻の表紙がこの人物のこの表情でなければならない理由がわかりました。
すごい。
また、これは全巻通して言えることですが、くすりと笑わせてくれるシーンが必ずあります。今巻だと天璋院様のアレとか。(史実では絶対に笑えないエピなのに!)
内容は他の方々のレビューにあるとおりですが、怒涛のように押し寄せてくる諸外国諸問題、刻々と変化する政治の情勢、このすぐ先にある悲劇。
次々と登場する(であろう)幕末の著名な人物たち。
そこでどんな物語が紡がれ、繋がれていくのか、今からとても楽しみです。
星4つなのは今巻がまだ物語の地ならし中の巻に思われるので。大きく動くだろう次巻に期待が高まります。
(個人的には家定と阿部正弘と瀧山、のちに加わる胤篤、彼ら彼女らの一連のエピソードに一番笑い、泣きました)
2019年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男女逆転の江戸時代を描く作者が、和宮をどう表現するのか、連載当初から気になっていた。正直なところ、ここまで連載が続くとも、将軍一人一人の人生をここまで丹念に描き、史実と整合させ、読者の共感を呼ぶような人物像を作り続けるとも、思っていなかった。作者は、読者を良い意味で裏切り、そして期待に応えてきた。
和宮は、1950年に、墓所の移設をきっかけにその遺体は東京大学による詳細な調査を受けている。小柄で内股であったこと、極端な反っ歯であったこと、そして左腕の手首から上の骨が見つからなかったこと‥‥。
京都に残る和宮は、生まれつき足が悪かったという。手についての評判はなかったようだ。
このような史実を元に、まことしやかに替え玉説が囁かれた。和宮替え玉説を描いた作品といえば、40年前に上梓された有吉佐和子氏の『和宮様御留』であろう。読まれたことのある方ならわかるだろう、この作品では主人公は和宮というよりは、身代わりになった少女、あるいは御付きの女官たちが物語を率いていく。犯しがたい貴人、菊のベールにつつまれた和宮は、和宮自身のキャラクター性は追求されず、歴史の謎につつまれ、後世の人の関心を集めた。
よしながふみの描く和宮は、人間だ。不安と孤独と、プライドと、愛に会えたひとりの人間だ。
歴史の不思議の答えを我々は知ることができない。知ることはできないが、思いを馳せはることはできる。増上寺に眠る和宮が、少しだけ近しい人に思えた
和宮は、1950年に、墓所の移設をきっかけにその遺体は東京大学による詳細な調査を受けている。小柄で内股であったこと、極端な反っ歯であったこと、そして左腕の手首から上の骨が見つからなかったこと‥‥。
京都に残る和宮は、生まれつき足が悪かったという。手についての評判はなかったようだ。
このような史実を元に、まことしやかに替え玉説が囁かれた。和宮替え玉説を描いた作品といえば、40年前に上梓された有吉佐和子氏の『和宮様御留』であろう。読まれたことのある方ならわかるだろう、この作品では主人公は和宮というよりは、身代わりになった少女、あるいは御付きの女官たちが物語を率いていく。犯しがたい貴人、菊のベールにつつまれた和宮は、和宮自身のキャラクター性は追求されず、歴史の謎につつまれ、後世の人の関心を集めた。
よしながふみの描く和宮は、人間だ。不安と孤独と、プライドと、愛に会えたひとりの人間だ。
歴史の不思議の答えを我々は知ることができない。知ることはできないが、思いを馳せはることはできる。増上寺に眠る和宮が、少しだけ近しい人に思えた
2018年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3代将軍からスタートしたこの物語ですが、とうとう幕末まで来ました。
14代将軍家茂公への和宮降嫁、その物語です。
歴史が動くと同時に、物語も更に盛り上がってきます。
歴史の素人目線でも、江戸幕府15代では、面白いと思う時期もあれば、ちょっと地味だな、と思う時期が分かれると思います。
これから、多くの人が面白い!と思うであろう、幕末に近づくにつれて、物語の面白さもパワーアップしてくるのだと思います。
個人の感想としては、14代家茂公は、和宮降嫁のイメージが強く、政治色が薄い将軍と思っておりました。
15代慶喜公のイメージが本当に強く・・・
この家茂公がどのような人物だったのか、丁寧に書かれている点も興味深かったです。
ネタバレはできませんが本当に面白い巻です。ちょうど大河ドラマも幕末を扱っておりますが、様々な側面で歴史を感じることができる非常に素晴らしい物語です。
14代将軍家茂公への和宮降嫁、その物語です。
歴史が動くと同時に、物語も更に盛り上がってきます。
歴史の素人目線でも、江戸幕府15代では、面白いと思う時期もあれば、ちょっと地味だな、と思う時期が分かれると思います。
これから、多くの人が面白い!と思うであろう、幕末に近づくにつれて、物語の面白さもパワーアップしてくるのだと思います。
個人の感想としては、14代家茂公は、和宮降嫁のイメージが強く、政治色が薄い将軍と思っておりました。
15代慶喜公のイメージが本当に強く・・・
この家茂公がどのような人物だったのか、丁寧に書かれている点も興味深かったです。
ネタバレはできませんが本当に面白い巻です。ちょうど大河ドラマも幕末を扱っておりますが、様々な側面で歴史を感じることができる非常に素晴らしい物語です。
2019年1月17日に日本でレビュー済み
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初めにこの表紙を見た時、いままでの美しい絵とあまりに違い、いかにも意地悪そうなこの笑顔…
嫌悪感すらありました。
どうしてこの人を表紙に?と思いました。
しかし、読後はそれが完全に覆りました。
すっかりこのお方が好きになりました。
表紙の印象が、ここまで変わったのは初めてかもしれないです。
よしなが先生はすごい。
嫌悪感すらありました。
どうしてこの人を表紙に?と思いました。
しかし、読後はそれが完全に覆りました。
すっかりこのお方が好きになりました。
表紙の印象が、ここまで変わったのは初めてかもしれないです。
よしなが先生はすごい。
2019年3月11日に日本でレビュー済み
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日本史マニアです。この作品は全巻買って読んでいます。
疫病によって男性の数が激減し、武士の世界での男女が逆転してしまうという荒唐無稽なストーリー。
しかし荒唐無稽ではありながら、それを実際の歴史でのエピソードと実に上手く融合させています。読むたびに、よく調べて描いてるな〜と感心しています。ところどころに歴史好きならばわかる仕掛けが散りばめられていて、実に面白いです。
江戸時代の歴史が好きな人、詳しい人にこそオススメしたいです。
疫病によって男性の数が激減し、武士の世界での男女が逆転してしまうという荒唐無稽なストーリー。
しかし荒唐無稽ではありながら、それを実際の歴史でのエピソードと実に上手く融合させています。読むたびに、よく調べて描いてるな〜と感心しています。ところどころに歴史好きならばわかる仕掛けが散りばめられていて、実に面白いです。
江戸時代の歴史が好きな人、詳しい人にこそオススメしたいです。