核家族×高齢化=[?]の?を描いて下さっている、どうして映像化されないのか、不思議なくらいの作品です。
まるいちは【かわいいから】OK、汎用機は【かわいくないから】NG!柳原先生のパトレイパー好きもそこはかとなく匂っている気がして好きです。
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まるいち的風景 1 (花とゆめCOMICS) コミック – 1998/3/1
柳原 望
(著)
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日1998/3/1
- ISBN-104592170512
- ISBN-13978-4592170518
登録情報
- 出版社 : 白泉社 (1998/3/1)
- 発売日 : 1998/3/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 198ページ
- ISBN-10 : 4592170512
- ISBN-13 : 978-4592170518
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロボットが社会に浸透していく状況を扱って、とても興味深い視点を提供してくれる漫画でした。幼児サイズのロボットまるいちは、してみせた動作に名前をつけて保存でき、付けた名前を命令形で呼び出すと記録された動作を繰り返させることができるという設定です。この方法では、モノマネは上手にできても、してみせた人と同じ背格好で同じ体格を持つロボットでないと、棚に背が届かなかったり道具のサイズが合わなかったりして、同じ生活空間の中で同じ結果は得られない場合が多くなるだろうという点は気になりました。でも、感動もできたし、読めてよかったです。
2008年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行動トレース型ロボット「まるいち」を巡る一話完結型のSF風人情もののストーリーマンガ。主な主人公は、「まるいち」を開発したKAMATAの技術者・美月ななこと、そのモニター兼途中からKAMATAのアルバイトになる有里幸太だが、そこに何か訳ありの友人や会社の同僚などが絡み、「まるいち」を通して、人情ドラマが繰り広げられる。
「まるいち」というロボットは地味な感じではあるが、その実態はエンジニアから見るとテクノロジーの固まりのようなもの。その「まるいち」を世界に溶け込ませ、様々なドラマと絡めていくストーリー展開は見事。キャラクターの線は、少女マンガ系の柔らかいものだが、扱っている内容はれっきとしたSFだ。
読んだ後から知ったことだが、本作品の初出は、まだ一般の人には“インターネット”や“ケータイ”も縁遠かった1993年のこと。最終的に、それから2001年までの間、読み切りの形で数少なく登場した作品らしい。1話ずつに時間がかけられているせいか、その完成度や、内容は、2008年の今読んでも十分に楽しめるし、考えさせられる。美月のエンジニアとしての「まるいち」への愛情も伝わってくるし、ロボット「まるいち」が存在したなら、確かにこんなこともあるよねーと思える、絶妙のリアリティが秀逸だった。
ひとまず、この文庫版上下「まるいち的風景」では、単行本未収録の話や、書き下ろしの完結編も掲載されているが、読み終わった後の感想としては、まだ毎月「まるいち」の最新話が読めたらいいのになーと思えるもの。飛び抜けたおもしろさがあるわけではないが、「まるいち」のある世界にどっぷりと浸れる、個人的には久々の良作。出会えて、買ってみて、読んでひとときを過ごせて幸せな気分になれた作品です。
「まるいち」というロボットは地味な感じではあるが、その実態はエンジニアから見るとテクノロジーの固まりのようなもの。その「まるいち」を世界に溶け込ませ、様々なドラマと絡めていくストーリー展開は見事。キャラクターの線は、少女マンガ系の柔らかいものだが、扱っている内容はれっきとしたSFだ。
読んだ後から知ったことだが、本作品の初出は、まだ一般の人には“インターネット”や“ケータイ”も縁遠かった1993年のこと。最終的に、それから2001年までの間、読み切りの形で数少なく登場した作品らしい。1話ずつに時間がかけられているせいか、その完成度や、内容は、2008年の今読んでも十分に楽しめるし、考えさせられる。美月のエンジニアとしての「まるいち」への愛情も伝わってくるし、ロボット「まるいち」が存在したなら、確かにこんなこともあるよねーと思える、絶妙のリアリティが秀逸だった。
ひとまず、この文庫版上下「まるいち的風景」では、単行本未収録の話や、書き下ろしの完結編も掲載されているが、読み終わった後の感想としては、まだ毎月「まるいち」の最新話が読めたらいいのになーと思えるもの。飛び抜けたおもしろさがあるわけではないが、「まるいち」のある世界にどっぷりと浸れる、個人的には久々の良作。出会えて、買ってみて、読んでひとときを過ごせて幸せな気分になれた作品です。
2017年2月4日に日本でレビュー済み
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人間と一緒に生活できるロボットの実現が近くなっている今、読んでも古くささを感じない作品。
恋愛は二の次で、メインは人間と一緒に過ごすロボット「まるいち」との暮らしぶり。
物言わぬ、更に個性もないロボットを通して浮き彫りになる家族の姿の描き方がとても上手だと思うのです。
恋愛は二の次で、メインは人間と一緒に過ごすロボット「まるいち」との暮らしぶり。
物言わぬ、更に個性もないロボットを通して浮き彫りになる家族の姿の描き方がとても上手だと思うのです。
2011年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たんたんと流れて行くなかに、喜びとさびしさ,希望が見える。
柳原さんの作品は、ギャグ満載です。
なのに、心の動きを描くことは、一級です。
こんなに繊細で丁寧な人、見た事ありません。
人間ドラマというのでしょうか、とても感動させられます。
ストーリーに大きな仕掛けがあったり駆け引きを楽しむ、ということはないし、
正直、初めての人が表紙買いする、とかあらすじで興味をもつとか
少なめかもしれません。
ですが、優しさを感じさせてくれる柳原作品、
ぜひ一度読むことをおすすめいたします。
わたしは大好きです。
柳原さんの作品は、ギャグ満載です。
なのに、心の動きを描くことは、一級です。
こんなに繊細で丁寧な人、見た事ありません。
人間ドラマというのでしょうか、とても感動させられます。
ストーリーに大きな仕掛けがあったり駆け引きを楽しむ、ということはないし、
正直、初めての人が表紙買いする、とかあらすじで興味をもつとか
少なめかもしれません。
ですが、優しさを感じさせてくれる柳原作品、
ぜひ一度読むことをおすすめいたします。
わたしは大好きです。
2014年7月8日に日本でレビュー済み
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今まで単行本の一巻を持っていましたが、友人とアイボとルンバの話をした後こちらの本を読み返したくなったため続刊を探したのですが、見つからなかったのと文庫本で完結したとの情報を見たため、こちらの文庫本を購入しました。
表情がなく、少しドジでマヌケなロボットまるいちによって、周囲の人が和んだり交流したり事件を引き起こしたりと、とてもほのぼのしみじみとする作品です。人間の大切さを感じることができます。
表情がなく、少しドジでマヌケなロボットまるいちによって、周囲の人が和んだり交流したり事件を引き起こしたりと、とてもほのぼのしみじみとする作品です。人間の大切さを感じることができます。
2008年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家電メーカーから発売された、家庭用ロボット「まるいち」。
まるいちの性能は、目の前で持ち主がやって見せた行動をそのままコピーし再現してみせるというもの。
家事に仕事に、一見便利そうな「まるいち」ですが、「機械」にも、使う側の人間達自身にも問題は山積み。
そのひとつひとつに向き合い解決してゆく、まるいちの開発者やユーザーをめぐる短編集です。
便利さと、その代償。人間は、進化する世界とどうやって折り合いをつけていくべきなのか?
人間同士の絆はどうなってしまうのか?
そう作者は読者に問いかけ、答えを出そうと模索しているように思えます。
この作品が発表されたのは、アイボやアシモが世に出る以前だそう。その前に「まるいち」を考え出し、問題提起してしまった作者の発想は、かなりユニークです。
また、一見ユルく「ほんわか」とした作風なのに、時々厳しいほどに鋭い言葉が飛び出し考えさせられます。
あまり有名ではないですが、少女マンガが苦手な方、読んだことのない方にもお勧めの秀作です。
まるいちの性能は、目の前で持ち主がやって見せた行動をそのままコピーし再現してみせるというもの。
家事に仕事に、一見便利そうな「まるいち」ですが、「機械」にも、使う側の人間達自身にも問題は山積み。
そのひとつひとつに向き合い解決してゆく、まるいちの開発者やユーザーをめぐる短編集です。
便利さと、その代償。人間は、進化する世界とどうやって折り合いをつけていくべきなのか?
人間同士の絆はどうなってしまうのか?
そう作者は読者に問いかけ、答えを出そうと模索しているように思えます。
この作品が発表されたのは、アイボやアシモが世に出る以前だそう。その前に「まるいち」を考え出し、問題提起してしまった作者の発想は、かなりユニークです。
また、一見ユルく「ほんわか」とした作風なのに、時々厳しいほどに鋭い言葉が飛び出し考えさせられます。
あまり有名ではないですが、少女マンガが苦手な方、読んだことのない方にもお勧めの秀作です。
2005年8月23日に日本でレビュー済み
柳原さんの描く漫画はどれもほんわか優しく、そして反対に痛い現実もしっかりと見つめています。
キャラも一人一人魅力的で輝いています。
柳原さんといえば時代物、そんなかんじですが現代を舞台にしている作品ではまるいちが一番好きです。
是非、読んでみて下さい。
そして温かくなって泣いてください。
キャラも一人一人魅力的で輝いています。
柳原さんといえば時代物、そんなかんじですが現代を舞台にしている作品ではまるいちが一番好きです。
是非、読んでみて下さい。
そして温かくなって泣いてください。