約9年ぶりの新刊。
ず〜っと待っていました。
未だ文庫化もされないので、これはまだ終わってない!と思い続けて、ようやく……ありがとう高尾先生&白泉社(笑)!
これまでの「家族」に重点を置き描いたものとは違い、この巻に収録された3編は「恋愛」で統一されています。
たった一度の思い出だけを抱き続けたマリアの、「初恋」を描いた第9話。
さらに踏み込み、アンドロイドと人間という相手ありきの「恋愛」を描いた、史と桃香の第10話。
それをさらに「愛」へと昇華させたパースレインと、学んでいく過程のハーツィーズを描いた第11話。
第10話のラストの詩で号泣でした。
そこから続いて第11話を読むと、もう最後は悲しいとか切ないとか通り越して、意味も分からず滂沱の涙です。
「誰かを思う無私の愛」というものが、心を打ちます。
1、2巻を通じてのアンドロイドの存在意義みたいなものが、その表現がここに極まれりという感じでした。
たった一人の人(高尾先生)が描いたのに、登場人物に誰一人として同じ人がいない(ややこしい言い方ですが)。
これまでの作品すべてに言えることですが、その表現力の素晴らしさに脱帽です。
アンドロイドに心は生まれ得るか、という命題が気になる人には、是非ともオススメです!
人間とアンドロイドの違い、が切なく描かれています。
ミーハー的には、静の出番が少なくて寂しい限りですね(笑)。
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人形芝居 3 (花とゆめCOMICS) コミック – 2008/9/19
高尾滋
(著)
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購入オプションとあわせ買い
どんな病をも治す“奇跡の手"を持つ少年として有名だった大和は今ではその能力を失くしてしまっていた。しかし、15年前に救った女性が、彼に残した遺産を受け取りに訪れた館で、一人の子型機械人形・マリアと出会う――。子型機械人形を巡るネオ・ヒューマンドラマ3編を収録。 2008年9月刊。
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2008/9/19
- ISBN-10459217870X
- ISBN-13978-4592178705
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2008/9/19)
- 発売日 : 2008/9/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 187ページ
- ISBN-10 : 459217870X
- ISBN-13 : 978-4592178705
- Amazon 売れ筋ランキング: - 369,337位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵が良い話が良い、相変わらず良い!! 初めての方にもお勧めします。特に、じんわり切ないドラマがお好きな方には超オススメ☆。 でも、他の方も言われてる様に、この今現在の綺麗な絵で、静をもっと見たかった!!(飢) 。 コマ小さいよ〜出番少ないよ〜!(泣)。 それでも解る美しさだけに、余計居ても立ってもいられなくなります(笑)。
2010年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直、「花とゆめ」という雑誌に収まっているのはもったいない、
「漫画だから」という先入観を持ってもらいたくない、というくらい
胸を打つ素晴らしい本でした
高尾滋本人の「萌え」が見え隠れしてた1・2巻とは明らかに毛色が違う気がしました。
(もちろん1・2巻も良作品ですが)
その才能に嫉妬してまうほど、本当に素晴らしい作家さんだと思います。
もっとたくさんの人に、高尾滋さんを、この作品を知ってほしいです。
「漫画だから」という先入観を持ってもらいたくない、というくらい
胸を打つ素晴らしい本でした
高尾滋本人の「萌え」が見え隠れしてた1・2巻とは明らかに毛色が違う気がしました。
(もちろん1・2巻も良作品ですが)
その才能に嫉妬してまうほど、本当に素晴らしい作家さんだと思います。
もっとたくさんの人に、高尾滋さんを、この作品を知ってほしいです。
2013年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
またアンドロイドの話です。
命の大切さ、思いで、などのテーマがあり感動しました。
やっぱ高尾 滋 の漫画良いですね。
命の大切さ、思いで、などのテーマがあり感動しました。
やっぱ高尾 滋 の漫画良いですね。
2016年8月7日に日本でレビュー済み
買って2年?くらいは経ちます。
結果からいいますと、何度読んでも激しく切なくなり、なんとも言えない気持ちになります。
どの話もそうなのですが、
2話目にある、ふみちゃんの話が本当に辛いです。花嫁さらっちゃえよ!と何度も思いましたがそういう問題ではないのです。
好きなだけでは一緒にいられない。
それって、今私達がいる現実もそうです。
登場人物たちの気持ちが、痛々しいほどリアルでした
結果からいいますと、何度読んでも激しく切なくなり、なんとも言えない気持ちになります。
どの話もそうなのですが、
2話目にある、ふみちゃんの話が本当に辛いです。花嫁さらっちゃえよ!と何度も思いましたがそういう問題ではないのです。
好きなだけでは一緒にいられない。
それって、今私達がいる現実もそうです。
登場人物たちの気持ちが、痛々しいほどリアルでした
2008年9月19日に日本でレビュー済み
一家一子制度により生じる一人っ子に兄弟を――
外部との交遊が難しい老人や病人に話し相手を――
喜怒哀楽も豊かに人と暮らす、小型機械人形。
彼ら彼女らと人との心の触れ合いを描く、高尾滋の傑作シリーズ、九年振りの新刊。
どれほど刊行を心待ちにしただろう。
正直、単行本化される事は二度とないと思っていた。それだけに喜びはひとしお。
この巻では特に、恋愛感情というものに焦点が当てられているように思う。
恋愛――それはどんなに機械人形が「人と同じように」心を持ったとしても、
人と同じようにはできないもの。ましてや人と機械人形の恋、など望めるべくもない。
そう言い切るには余りに人形達の心は純粋で、真直ぐで、それ故に人は惑う。
人とは時に歪で、卑怯で、臆病で、人形とは全く正反対で、それ故に人と言えるのかもしれないけれど。
何よりも人に近く、と作られた人形のその心に、
どうしてこんなにも人の方が心を揺らすのだろうか。
何よりも主の側に、主の為に、そう生きる人形のその姿に心に在るものを、
どうしてあっさりと切り捨てる事ができるだろうか。
何度読んでも登場人物の表情の豊かさには驚かされる。
怒ったり泣いたり笑ったり悔しがったり困ったり。
懸命に、なりふり構わないくらいに、人も機械人形も皆生きている。
生きているからこそ出会いも、そして別れもあり、
離れたくないと嘆く心も出会えてよかったと微笑む顔もあるけれど。
その全てを心愛しく、そして切なく思いながら、また彼ら彼女らに出会えればと思う。
外部との交遊が難しい老人や病人に話し相手を――
喜怒哀楽も豊かに人と暮らす、小型機械人形。
彼ら彼女らと人との心の触れ合いを描く、高尾滋の傑作シリーズ、九年振りの新刊。
どれほど刊行を心待ちにしただろう。
正直、単行本化される事は二度とないと思っていた。それだけに喜びはひとしお。
この巻では特に、恋愛感情というものに焦点が当てられているように思う。
恋愛――それはどんなに機械人形が「人と同じように」心を持ったとしても、
人と同じようにはできないもの。ましてや人と機械人形の恋、など望めるべくもない。
そう言い切るには余りに人形達の心は純粋で、真直ぐで、それ故に人は惑う。
人とは時に歪で、卑怯で、臆病で、人形とは全く正反対で、それ故に人と言えるのかもしれないけれど。
何よりも人に近く、と作られた人形のその心に、
どうしてこんなにも人の方が心を揺らすのだろうか。
何よりも主の側に、主の為に、そう生きる人形のその姿に心に在るものを、
どうしてあっさりと切り捨てる事ができるだろうか。
何度読んでも登場人物の表情の豊かさには驚かされる。
怒ったり泣いたり笑ったり悔しがったり困ったり。
懸命に、なりふり構わないくらいに、人も機械人形も皆生きている。
生きているからこそ出会いも、そして別れもあり、
離れたくないと嘆く心も出会えてよかったと微笑む顔もあるけれど。
その全てを心愛しく、そして切なく思いながら、また彼ら彼女らに出会えればと思う。
2009年5月3日に日本でレビュー済み
高尾滋という作家は絵が上手ですが、お話を作るのもとてもうまいと思います。人形(アンドロイド、人形ロボット)が、限りなく人間に近くなり、人間の友/兄弟/伴侶の役割を担うような時代がくるのか?瀬名広明の「ハル」でも人形ロボットの未来について考察がされていますが、人とかわらない姿形、感情をもった人形は、人となにがちがうのか?人とペットの関係のようにあまりに近すぎるとどうしても勘違いする。ペットはペット、ロボットはロボットという認識をもたねばだめだと思います。この作品は1作読み切りなので、どこから読み始めてもOKです。癒されたいひと向きでしょうか?