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フル-ツバスケット (第20巻) (花とゆめCOMICS) コミック – 2006/5/19

4.7 5つ星のうち4.7 173個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白泉社 (2006/5/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/5/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 182ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4592184009
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4592184003
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 173個の評価

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高屋 奈月
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この巻の端々から、終焉の予感とでも言う様なものがひしひしと伝わってきます。

各人物の錯綜した想い、紐解かれる蓋された過去、そして宴の終わり。

急激に起る変化の渦の中でそれぞれが苦しみを抱え、それでも何かを掴もうと必死にもがいています。

自らの想いに向き合う透、自己の葛藤の中そんな透を叱咤する楽羅、蓋した過去を語り始める夾。

十二支の中にも大きな変化が訪れ始めます。

呪縛からの解放、それにより失われたもの、そして得た、或いはこれから得ていくもの。

そして不変という名の呪縛にとり憑かれた母娘・・・。

それぞれがあまりにも悲しく、そして切なくて、倖せという解放を願わずにはいられません。

怒涛の様な展開の中、次巻へと続いていきます。

これは余談ですが、この所次々と伏線が回収されていってるのが個人的に嬉しいです。

これまでに出てきた謎のコマや言葉の意味がどんどん明かされていって、

あーそう言う事だったのかとひたすら感心・得心するばかりです。

こうしてみると、高屋先生という方は非常に細やかな物語を織られる方だなぁと今更ながらに感じてしまいます。

物語の細部にまで心配りが行き届いていて、そんな繊細さに私達読者は魅了されてしまうのかもしれませんね。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月2日に日本でレビュー済み
クライマックスに近づいてきました。

個人的に、次が最終巻な感じがします。

最近フルバの内容が暗いといって読むのを辞める人を見かける。

「つまらない」や「疲れる」と。

ギャグが少なくなってきた、という意見も良く見かけます。

だけど、ギャグなら他にもあるし、雰囲気がひたすら明るい漫画だって他に沢山ある。

なぜフルバをその類にこじつけたいのか、分からない。

自分では、フルバは本当に、人間の表と裏に光を当てた、すばらしい漫画だと思うのだけど。

キャラたちだけでなく、読者も心から潤わせてくれるそんなお話だと思う。

終わるのが、ちょっと寂しかったり。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年6月3日に日本でレビュー済み
これまで以上に切ない巻。

草摩の『呪い』の均衡が崩れてゆく……

突然に呪いが解けはじめる者が出てきた十二支たち。

呪いという束縛から解放され、絶対神だった慊人の束縛からも、

次第に離れはじめてゆく。人間関係がほどけ、あるいはこじれてゆく。

そのなかで、透はようやく自分の気持ちをハッキリと自覚する。

それに対し、夾はこれまで抱えていた自らの葛藤をぶちまける。

十二支たちや、孤立感を高める慊人、楝はどうなってゆくのか。

透が現実を、夾をどう受け止めるのか。

物語の大きな収束があるであろう次巻が待たれる。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年5月20日に日本でレビュー済み
私は、20巻は物語の構成としては良かったと思いました。
夾が透に対して、隠していた真実。楽羅が透に対して、隠していた想い。
さらに、「神」の母が探し求めていたモノの正体が明らかに…
そして、新たな十二支の絆の崩壊が音も無く始まっていきました…
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月9日に日本でレビュー済み
とても考えさせられる作品です。
よく、「前の明るい話の方が良かった」「ドロドロしすぎてて読む気がしない」等と周りの人は言いますが、私は全く逆の意見です。主人公の透を中心に、十二支や周囲の人々がどんどん変化していく様は、現実の人そのものなのだと感じます。誰だって辛い過去や、他人や自分に対する苛立ちを持っています。それを乗り越えて、人は成長していくんだと。実際私は、この本と共に成長しています。フルーツバスケットという作品に出会えて、とても幸せだと感じます。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毒親とムラ社会の不条理がテーマでしょうか、重い話をファンタジー+ギャグタッチで展開していくチャレンジングな作品だとは思います。
ただ、98年スタートの漫画なので時代背景を考慮したとしても、十二支はまだしも透と友人たちが暮らしている世界の範囲が狭すぎて都会人は共感できないかもしれません(だからこそ、まだ行動範囲・人間関係がごく限られているティーン向けなのかもしれませんが)。群馬弁で喋っていることからして群馬を舞台にしているのでしょうか。「実は知り合いの知り合いだった……!!」「実は過去に会っていた……!!」みたいなことが多すぎて、一番盛り上がるはずの終盤にかけて冷めてしまいました。一応最後まで読もうとは思います。
2021年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今日届きました。梱包も丁寧で、古い本なのに状態が綺麗でした。ありがとうございました。
2006年5月19日に日本でレビュー済み
ついに来ました!
謎がポンポン解けていき
呪いがボンボンと…
夾の足枷…透の想い…
あぁ次号が待ちきれない!高屋先生、大団円に期待してます!本筋が終結しても魚ちゃん花ちゃんのお話もよろしくです。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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