商品(本)には何の問題もないので☆は5でレビューではなく意見をさせていただきます。
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梱包時に付いた多少の粘着物や折れ曲がりや傷は毎回あっても甘受してきましたが今回はさすがにダメすぎて交換手続きをさせていただきました。
ちゃちな封筒に入れただけなのであちこちに折れや傷があり、今回は最悪、それらに加えて封筒の一部が粘着物(接着剤)と共にべったり張り付いて綺麗に取り除く事は不可能でした。
いくら利益向上の為とはいえ不具合品の返品時ですら引き取りに来ないようにしたり、納品書を廃止して欲しければ自分で印刷しろと客に負担を負わせたり、以前とは比べ物にならないくらい梱包を簡素化したり、経費節約にもほどがあるのではないでしょうか?
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夏目友人帳 10 (花とゆめCOMICS) コミック – 2010/7/5
緑川ゆき
(著)
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『夏目友人帳 1-26巻 新品セット』 こちらをチェック
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購入オプションとあわせ買い
祖母の遺品で、多くの妖の名を預かった「友人帳」を受け継ぎ名を返す日々を送る夏目。ある日突然現れた昔の同級生・柴田に強引に連れられ女子高生・村崎と出会う。後日胸騒ぎを覚えた夏目が駆けつけた先で目にした彼女の正体とは…!? メガヒットあやかし契約奇談第10巻!! 2010年7月刊。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2010/7/5
- 寸法11.4 x 1.3 x 17.6 cm
- ISBN-104592186702
- ISBN-13978-4592186700
新品まとめ買い 夏目友人帳
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2010/7/5)
- 発売日 : 2010/7/5
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4592186702
- ISBN-13 : 978-4592186700
- 寸法 : 11.4 x 1.3 x 17.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 167,381位コミック
- カスタマーレビュー:
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5 星
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2022年6月25日に日本でレビュー済み
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最近のAmazonの発送方法は経費節約の為なのかよくないです。
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梱包時に付いた多少の粘着物や折れ曲がりや傷は毎回あっても甘受してきましたが今回はさすがにダメすぎて交換手続きをさせていただきました。
ちゃちな封筒に入れただけなのであちこちに折れや傷があり、今回は最悪、それらに加えて封筒の一部が粘着物(接着剤)と共にべったり張り付いて綺麗に取り除く事は不可能でした。
いくら利益向上の為とはいえ不具合品の返品時ですら引き取りに来ないようにしたり、納品書を廃止して欲しければ自分で印刷しろと客に負担を負わせたり、以前とは比べ物にならないくらい梱包を簡素化したり、経費節約にもほどがあるのではないでしょうか?
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2021年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この(10)では、「月分祭」のエピソードの方が、個人的には特に面白く感じました。
夏目(貴志)君と祓い人である名取の友情が徐々に深まってゆくことは、夏目君にとっては「視える」数少ない言わば「同類」同士の絆を深めてゆくことと同義なので単なる知り合いと仲良くなることとは全く意味合いが違う。本当に特別な意味を持った「友情」なのですね。だから一読者である私もこの『夏目友人帳』を読ませて頂いていて、夏目君、本当に良かったなと、そう思うのです。
夏目(貴志)君と祓い人である名取の友情が徐々に深まってゆくことは、夏目君にとっては「視える」数少ない言わば「同類」同士の絆を深めてゆくことと同義なので単なる知り合いと仲良くなることとは全く意味合いが違う。本当に特別な意味を持った「友情」なのですね。だから一読者である私もこの『夏目友人帳』を読ませて頂いていて、夏目君、本当に良かったなと、そう思うのです。
2019年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう年齢(アラフィフって言うんですかね)になって、どちらかといえば子供向けのアニメになっている作品を読んで、こんなにいいなと思うとは… 23巻大人買いして、もう何度も読み返しています。何度読んでも、ほのぼの、ホッコリした気分にさせてくれる、そういう作品。
2016年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
注文後2〜3日で届き、状態も綺麗なので有難く読ませて頂きました。アニメで見て好きな作品だったので、全巻揃えたいと思います。
2010年7月13日に日本でレビュー済み
10巻を読む前に、なんとなく1巻から読み返してみました。
そして改めて、本当に丁寧で温かい心理描写にただ感動。
夏目友人帳は、ある意味夏目の成長物語でもあるかも、と感じたり。
確かに最近妖に名前を返す、といった事はなくなっているけど、
いろんな人や妖とのつきあいの中で、夏目がいろんな事を吸収して、感じて、考えて。
その一つ一つが、これから夏目自身がどう『友人帳』と向き合っていくのかにつながっているんじゃないかな、と。
人にとっても妖にとっても重要な『友人帳』。
人も妖も大切なものだと思えるようになっている夏目にとって、
『友人帳』の存在は薄くなっているのではなくて、
それを持っているからこそ人や妖と過ごすいろんな日々が大切なんだと思います。
10巻は
・昔夏目をからかっていじめていた柴田と1人の少女の恋
・同じ妖が見える者だけど立場の異なる名取と挑む月分祭の2章。
夏目はどんな人でも妖でも、そのモノに対していつも一生懸命。
信じてもらえなくても恐れずにぶつかる。
1人じゃ自信が無くても、仲間を信じる。
大切な存在ができたからこそ、いろんなものに向き合えるようになってきた、
そういう彼の変化を改めて感じる10巻でした。
レイコさんの『夏目友人帳』から、夏目自身の『友人帳』へ・・・
これからも見守っていきたいと思います(・v・)
そして改めて、本当に丁寧で温かい心理描写にただ感動。
夏目友人帳は、ある意味夏目の成長物語でもあるかも、と感じたり。
確かに最近妖に名前を返す、といった事はなくなっているけど、
いろんな人や妖とのつきあいの中で、夏目がいろんな事を吸収して、感じて、考えて。
その一つ一つが、これから夏目自身がどう『友人帳』と向き合っていくのかにつながっているんじゃないかな、と。
人にとっても妖にとっても重要な『友人帳』。
人も妖も大切なものだと思えるようになっている夏目にとって、
『友人帳』の存在は薄くなっているのではなくて、
それを持っているからこそ人や妖と過ごすいろんな日々が大切なんだと思います。
10巻は
・昔夏目をからかっていじめていた柴田と1人の少女の恋
・同じ妖が見える者だけど立場の異なる名取と挑む月分祭の2章。
夏目はどんな人でも妖でも、そのモノに対していつも一生懸命。
信じてもらえなくても恐れずにぶつかる。
1人じゃ自信が無くても、仲間を信じる。
大切な存在ができたからこそ、いろんなものに向き合えるようになってきた、
そういう彼の変化を改めて感じる10巻でした。
レイコさんの『夏目友人帳』から、夏目自身の『友人帳』へ・・・
これからも見守っていきたいと思います(・v・)
2010年7月14日に日本でレビュー済み
夏目友人帳もついに2桁に突入。この巻の1番の特徴は夏目の成長です。夏目がとにかくアクティブです。メンタルも強いです。
この作品は基本的に1話完結形式で妖や人々とのふれあいを描いてましたが、だんだん2話連続、3話連続と、比較的スケールが大きい話も増えました。そのたびに夏目は成長していったように思います。理解し合える者たちとの生活は夏目にとっての心の拠り所となっていて、それが直接現れたのが今回の話「偽りの友人」でした。夏目をいじめていた「嫌な奴」柴田に対する態度、行動が夏目の昔の自分自身に対する決別でもあると思います。この話は若干展開が急すぎる感じがして、全体的に描ききれていないのが惜しかったです。あと1話分くらいあれば、柴田と夏目の関係、柴田と妖の関係、途中の展開がもっと濃く描けて、夏目の成長だけにとどまらない話になっていた気がします。
同時収録の3話連続の「月分祭」は名取も絡んだ非常にアクションの多い話で読んでいて楽しかったです。豊月神と不月神、夏目と名取、対となる関係だったり、同じ方向を共に見れる関係だったりと、(夏目とニャンコ、夏目と柊も含め)良くも悪くも「対」の関係を意識できる話でした。より夏目と名取の距離が縮まったと思います。個人的にはこっちの話のほうが好きです。
夏目自身には徐々に精神的な変化が起こっていますが、相手の気持ちや存在を慈しむ妖や人も健在で、今回の巻も楽しめました。話の主題はなんとなく「夏目の成長した姿」に見えてしまいがちですが、直接的ではないにしろ今回も夏目はさまざまなふれあいを心に刻んでいます。これもまた夏目の成長の一部となっていくでしょう。これからも楽しみな作品です。
この作品は基本的に1話完結形式で妖や人々とのふれあいを描いてましたが、だんだん2話連続、3話連続と、比較的スケールが大きい話も増えました。そのたびに夏目は成長していったように思います。理解し合える者たちとの生活は夏目にとっての心の拠り所となっていて、それが直接現れたのが今回の話「偽りの友人」でした。夏目をいじめていた「嫌な奴」柴田に対する態度、行動が夏目の昔の自分自身に対する決別でもあると思います。この話は若干展開が急すぎる感じがして、全体的に描ききれていないのが惜しかったです。あと1話分くらいあれば、柴田と夏目の関係、柴田と妖の関係、途中の展開がもっと濃く描けて、夏目の成長だけにとどまらない話になっていた気がします。
同時収録の3話連続の「月分祭」は名取も絡んだ非常にアクションの多い話で読んでいて楽しかったです。豊月神と不月神、夏目と名取、対となる関係だったり、同じ方向を共に見れる関係だったりと、(夏目とニャンコ、夏目と柊も含め)良くも悪くも「対」の関係を意識できる話でした。より夏目と名取の距離が縮まったと思います。個人的にはこっちの話のほうが好きです。
夏目自身には徐々に精神的な変化が起こっていますが、相手の気持ちや存在を慈しむ妖や人も健在で、今回の巻も楽しめました。話の主題はなんとなく「夏目の成長した姿」に見えてしまいがちですが、直接的ではないにしろ今回も夏目はさまざまなふれあいを心に刻んでいます。これもまた夏目の成長の一部となっていくでしょう。これからも楽しみな作品です。
2010年7月27日に日本でレビュー済み
夏目がまた人助けを(笑)。
最近、涙腺がゆるいので、ほんわかしながら涙ぐんでしまいました。
夏目シリーズでは、いつもこんなです。
最近、涙腺がゆるいので、ほんわかしながら涙ぐんでしまいました。
夏目シリーズでは、いつもこんなです。
2010年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は以下のエピソードを収録しています。
・偽りの友人(三十七、三十八話)
・月分祭(三十九〜四十一話)
人気があり長期連載、アニメ化されていたので本作品をよくご存知の方が
多いと思います。なので私が各エピソードで楽しめたポイントをご紹介させていただきます。
・偽りの友人
夏目が、”嫌な奴”に巻き込まれ別れを目撃する話。嫌な奴と友人になったのか、読了後に気になりました。
話として、”嫌な奴の表現”と”恋愛の成立と展開”という両立が難しいテーマを扱った意欲作だと思います。
ただ、個人的にはどちらも消化不良気味と感じました。具体的には、話を成立させるための幾つかの動機(例:なぜ夏目に会おうと決めた点、恋愛感情が生じた点など)の表現が弱くキャラクタ的に無理を感じました。
夏目の友人観が垣間見えた点が楽しめました。
・月分祭
夏目が妖怪に頼まれ神の祭に参加する話。話の展開で名取と大きく絡み、二人の関係の変化を感じさせる話でした。
夏目にとって名取は、作品の2大テーマ(勝手な憶測ですが)「怪異譚」「夏目の成長」の特に後者で重要な役割を持っているようです。まったく反対の立場にあるが似たところがあり、様々な部分で夏目と名取は逆の位置づけで描かれています。(例 夏目−ニャンコ先生の関係と名取−柊の関係)このエピソードは、定まらなかった二人の関係(師匠-弟子?先輩-後輩?友人?)が方向性を得る契機を描いた点で重要ではないでしょうか。
本書収録分では、怪異譚としての側面よりも夏目の成長に軸足を置いて話が組まれていると思います。
相変わらず人間よりも妖怪の出番が多いので、怪異譚が好きな方も楽しめるかと思います。
夏目が恋愛した時にこの作品は終わるのかな?と勝手に想像しているのですが、
まだまだ成長物語としても楽しんでいけそうです。
・偽りの友人(三十七、三十八話)
・月分祭(三十九〜四十一話)
人気があり長期連載、アニメ化されていたので本作品をよくご存知の方が
多いと思います。なので私が各エピソードで楽しめたポイントをご紹介させていただきます。
・偽りの友人
夏目が、”嫌な奴”に巻き込まれ別れを目撃する話。嫌な奴と友人になったのか、読了後に気になりました。
話として、”嫌な奴の表現”と”恋愛の成立と展開”という両立が難しいテーマを扱った意欲作だと思います。
ただ、個人的にはどちらも消化不良気味と感じました。具体的には、話を成立させるための幾つかの動機(例:なぜ夏目に会おうと決めた点、恋愛感情が生じた点など)の表現が弱くキャラクタ的に無理を感じました。
夏目の友人観が垣間見えた点が楽しめました。
・月分祭
夏目が妖怪に頼まれ神の祭に参加する話。話の展開で名取と大きく絡み、二人の関係の変化を感じさせる話でした。
夏目にとって名取は、作品の2大テーマ(勝手な憶測ですが)「怪異譚」「夏目の成長」の特に後者で重要な役割を持っているようです。まったく反対の立場にあるが似たところがあり、様々な部分で夏目と名取は逆の位置づけで描かれています。(例 夏目−ニャンコ先生の関係と名取−柊の関係)このエピソードは、定まらなかった二人の関係(師匠-弟子?先輩-後輩?友人?)が方向性を得る契機を描いた点で重要ではないでしょうか。
本書収録分では、怪異譚としての側面よりも夏目の成長に軸足を置いて話が組まれていると思います。
相変わらず人間よりも妖怪の出番が多いので、怪異譚が好きな方も楽しめるかと思います。
夏目が恋愛した時にこの作品は終わるのかな?と勝手に想像しているのですが、
まだまだ成長物語としても楽しんでいけそうです。