活動休止を発表した中村明日美子女史や、二宮ヒカル、シギサワカヤ、
黒咲練導などと言った新鋭からベテランまでを、非常にバランス良く配置し、
女性向けでありながら、男性でも読める構成を目指しているのが解る。
季刊と言うゆるい刊行ペースながらも、しっかりと読者の心を掴むことに、
今のところ、確実に成功しているのではないだろうか?
来月号からは木尾士目氏が登場する。
この雑誌は元々、二宮ヒカル女史とシギサワカヤ女史目当てだったが、
より沢山の有望な作家を知ることが出来た。
その点において私にとっては非常に有益であり、
今後も目の離せぬ風変わりな魅力を持った雑誌であり続けて欲しいと願う次第だ。
たった二人の目当て作家から、新しい展望が開け、注目すべき魅力的な執筆陣は増える一方である。
まんまとしてやられた!と快哉を送らざるをえない。
次号がこれほど待ち遠しい雑誌は初めてだ。
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楽園 Le Paradis 第3号 コミック – 2010/6/30
シギサワカヤの表紙でおなじみ「楽園」第3号。
中村明日美子・黒咲練導・二宮ひかる・宇仁田ゆみ・売野機子・沙村広明・鶴田謙二等17名に林家志弦を加え更に充実!
オール読みきり&描きおろし。
2010年6月刊。
中村明日美子・黒咲練導・二宮ひかる・宇仁田ゆみ・売野機子・沙村広明・鶴田謙二等17名に林家志弦を加え更に充実!
オール読みきり&描きおろし。
2010年6月刊。
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2010/6/30
- ISBN-104592770234
- ISBN-13978-4592770237
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2010/6/30)
- 発売日 : 2010/6/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 358ページ
- ISBN-10 : 4592770234
- ISBN-13 : 978-4592770237
- Amazon 売れ筋ランキング: - 515,802位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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冬の関東生まれ。ゲーム開発会社にてグラフィックデザイナー兼企画として勤務のち、2004年、スニーカー文庫(角川書店)の「憐 Ren」挿絵イラストにてデビュー。2006年に白泉社より単行本「箱舟の行方」を上梓、以降数誌で連載。2009年「楽園 Le Paradis」創刊号より参加、同誌を中心に現在に至る。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと昔の女性向けエロ寄りマイナー誌の雰囲気。久しぶりに鶴田謙二みた。
個人的にはテオブロミンがよかったかな。
個人的にはテオブロミンがよかったかな。
2011年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎回、同人誌から派生したプロの作品集という位置で購入しております。
「とRのあな」でいろんな作品を探しながら購入した時と同じような作者達がこれほど一堂に集まって本になっているというのは、同人誌好きにはたまらない本ですね。
出版側には、数多い作家の中から選び出す難しさもあるのでしょうが、同人誌が一般に認知されていなかった30年前を考えると、このような本が購入できる時代になった事を嬉しく思います。
「とRのあな」でいろんな作品を探しながら購入した時と同じような作者達がこれほど一堂に集まって本になっているというのは、同人誌好きにはたまらない本ですね。
出版側には、数多い作家の中から選び出す難しさもあるのでしょうが、同人誌が一般に認知されていなかった30年前を考えると、このような本が購入できる時代になった事を嬉しく思います。
2018年12月5日に日本でレビュー済み
特に惹かれた話を並べます。
日坂水柯先生「すきなひと」第3話。妹の亜純が出てきたことで城田君と鏡子は自分たちの関係がなんなのか、どんな「好き」なのか問われている気になってきます。単純に愛してるって言えないのかなあ。
水谷フーカ先生「14歳の恋」は第1話。ここは和樹と彼方の初々しいカップルの話。そして8年半後の2018年12月にコミック第9巻が出るような大作になるんですね。
シギサワカヤ「すべては一つの空の下」。釣り合わない二人のようでいて、ピュアでむき出しの心が繋がってしまうラブストーリー。
宇仁田ゆみ先生「ノミノ」第3話。ノコが可愛らしい。
二宮ひかる先生「白昼夜夢」は予知夢を見る女性の話で「生きる」ということを考えます。
黒咲練導先生「テオブロミン」1話と2話と3話。変な絵なんだけど女の捻じれた想い、男のだんだん溢れてくる想いと暴走にジンときました。
中村明日美子先生「夜を重ねる」はネタバレしそうなので、いつもの通り小田急線の、今回は片瀬江ノ島駅が出てくる不思議で切ないお話とだけ書いておきます。
売野機子先生「同窓会代行」。過去を発見する不思議な話が明日へ繋がっていく。
どれも、読んだ後にどこか優しい気持ちが残ります。
日坂水柯先生「すきなひと」第3話。妹の亜純が出てきたことで城田君と鏡子は自分たちの関係がなんなのか、どんな「好き」なのか問われている気になってきます。単純に愛してるって言えないのかなあ。
水谷フーカ先生「14歳の恋」は第1話。ここは和樹と彼方の初々しいカップルの話。そして8年半後の2018年12月にコミック第9巻が出るような大作になるんですね。
シギサワカヤ「すべては一つの空の下」。釣り合わない二人のようでいて、ピュアでむき出しの心が繋がってしまうラブストーリー。
宇仁田ゆみ先生「ノミノ」第3話。ノコが可愛らしい。
二宮ひかる先生「白昼夜夢」は予知夢を見る女性の話で「生きる」ということを考えます。
黒咲練導先生「テオブロミン」1話と2話と3話。変な絵なんだけど女の捻じれた想い、男のだんだん溢れてくる想いと暴走にジンときました。
中村明日美子先生「夜を重ねる」はネタバレしそうなので、いつもの通り小田急線の、今回は片瀬江ノ島駅が出てくる不思議で切ないお話とだけ書いておきます。
売野機子先生「同窓会代行」。過去を発見する不思議な話が明日へ繋がっていく。
どれも、読んだ後にどこか優しい気持ちが残ります。
2010年7月10日に日本でレビュー済み
1、2号に比べていまいちだと思いました。
でもその理由が最初はよくわからなかった。
作家陣はどんどん充実していってるし、それぞれ個性ゆたかな作風で
いろんなマンガが読みたい!と思った時に
この雑誌はその欲求を満たしてくれるほど、バラエティーに富んでいます。
でも最初に比べて今ひとつだったのは、シリーズものが増えてきたからかなと思いました。
1話完結で、限られたページの中で、ストーリーを読ませて満足させるものが多かったのに
シリーズ化しているがゆえ?キャラクター押しでストーリーがだれてきているものが目立った。
なので全体的な印象としてはパワーダウンかなと思いました。
それにしても沙村先生は一歩間違えば犯罪者です(笑
漫画家になってその才能を生かしてくれて本当によかった。
でもその理由が最初はよくわからなかった。
作家陣はどんどん充実していってるし、それぞれ個性ゆたかな作風で
いろんなマンガが読みたい!と思った時に
この雑誌はその欲求を満たしてくれるほど、バラエティーに富んでいます。
でも最初に比べて今ひとつだったのは、シリーズものが増えてきたからかなと思いました。
1話完結で、限られたページの中で、ストーリーを読ませて満足させるものが多かったのに
シリーズ化しているがゆえ?キャラクター押しでストーリーがだれてきているものが目立った。
なので全体的な印象としてはパワーダウンかなと思いました。
それにしても沙村先生は一歩間違えば犯罪者です(笑
漫画家になってその才能を生かしてくれて本当によかった。