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江戸繚乱 (花丸文庫BLACK ヤ 2-1) 文庫 – 2010/7/21
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- 本の長さ257ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日2010/7/21
- ISBN-10459285067X
- ISBN-13978-4592850670
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商品の説明
著者からのコメント
祝言を控えた身だが、元来の遊び好きが治らない駿河屋(するがや)の新之助(しんのすけ)は、大店の跡取り息子として、甘やかされて育った、うぬぼれの強い若者だ。
四十歳という若さで隠居し、趣味に生きている大津屋十右衛門(おおつや じゅうえもん)は、その新之助を隠れ遊里の『雲上茶屋』へと誘った。
都の姫君と一夜を伴にできる----と噂の『雲上茶屋』に囚われた貴公子を餌に、十右衛門が商売敵の駿河屋に仕掛ける、色欲の罠。
だが、罠に掛かったのは新之助だけではなかった。
すべてが、老獪な十右衛門の手の上で踊らされているに過ぎないのだが、その十右衛門にも、ほろ苦い過去があった。
美しく高貴な王麻呂(きみまろ)、魔性を隠した侘助、ニンフォマニアと化したお染、巨根自慢の新之助、異国人の血が混じるサディストの住倉屋仁左衛門、マゾヒストの桃園の姫君、伝説の美童阿古屋の宮(あこやのみや)、そして十右衛門の隠し子である太助。
妖しい花々が咲き乱れる大江戸ファンタジー。
どうぞ、よろしくお願いします。
〔山藍紫姫子〕
登録情報
- 出版社 : 白泉社 (2010/7/21)
- 発売日 : 2010/7/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 257ページ
- ISBN-10 : 459285067X
- ISBN-13 : 978-4592850670
- Amazon 売れ筋ランキング: - 264,444位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,227位ボーイズラブノベルス (本)
- - 61,529位文庫
- - 76,204位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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現実からの飛躍がはっきりしているので、論理的にならず、夢の続きのようで美しい。うつつとはこんなことかなあと思います。
この夢のような世界をもっともっと書いてください。
王麻呂さんにはもっと達していただき、侘助さんには悪夢のような時を思い出してほしい。
快楽を極め、悦びに泣いてほしい。すべては、ゆめうつつ。
霞の中の物語のように、書いてください。
続編をお待ちしています。このような物語を書けるのは、山藍先生を除いて、日本にいるのでしょうか。
まったりした耽美を望んでいます。ここまでくれば、エロではなく、芸術です。
いろんな要素が詰まった佳作だと思うんですが…主要人物の「王麻呂」と書いて「きみまろ」様、アイテムは扇子…萌えられませんでした。すごい不発感。
なかなか美味しい脇役の侘助さんの過去やこれからの展開の方が気になります。是非続きを!
江戸で2番の呉服屋である大津屋の隠居が、江戸1番の呉服屋駿河屋を滅ぼすために仕組む罠。
餌は都落ちした高貴な若君。
その舞台となる幻の「雲上茶屋」を取り仕切るのは物語にも詠われた阿古屋の宮・・・
練りに練られたプロット。
爛熟して腐臭すら発するほどの甘い甘い濡れ場の数々。
男根佇立の木馬も登場。
一晩中突いてほころんだ蕾に紅を塗って拓をとって次へのよすがにとかすごすぎる。
グロテスクな行為も激しい陵辱も流麗な文章がすべて押し流す。圧巻。
相変わらず耽美小説の最高峰を走り続ける女史に賞賛を惜しめない。読者は掌の上。
あとがきにもあったが、この薄さで描ききれなかったであろうエピソードをぜひシリーズ化していただきたい。
侘助と太助と住倉屋、阿古屋の宮と大津屋、妄想がとまらない。
大津屋は隠居といってもまだまだ男盛りの40前後。女史の作品でいうと「長恨歌」の油屋のご主人が近い造形。
侘助はとても新鮮で、神秘的で、ある意味書き込みが薄い象徴的な人物。
紙面が足りないのか、あえてあいまいにしてあるのか、彼の人生の大転換期と、その後の心理の変遷を知りたくてたまらない。
続編があるとすればメインを張りそうな住倉屋は遠く異国の血が入っているらしい美丈夫で、侘助に堕ちるところをぜひ見たい!
大津屋の後継者となるであろう太助の成長も楽しみ。
ぜひ、ぜひ、続編を・・・
ほころんだ牡丹の花の中にうごめく白濁の描写が繰り返され、脳裏に焼きついて離れません。
美しい高貴な玉麻呂が、いてこまされてヒイヒイ言ってるのを男が必死に攻め悶える様は、
興奮としか言いようがありません。
まずもう単語がエロイですよね。攻めてる方が悶えてる声、ってのはあんまり読んだことがないので
そっちのが実は萌えてしまいました。(笑)
もうちょっと歪んだ執着愛な感じのが私は萌えるのですが、まあこれはこれでいいとも思いました。
とんでもなくいやらしい、見たらいけない万華鏡のようなようなお話。
障子に穴を空けて見ているような、そんな興奮を覚えました★
緊縛・凌辱・時代物・巨根・気品ある受・耽美・そんなキーワードに反応する人にオススメです★
それにしてもそれぞれの登場人物の話し言葉や言動がちゃんと徹底的に設定らしくなっていて、さすがだなあと思います。
ただ山藍先生を初めて読む、という方でしたら、花夜叉、堕天使たちの島、スタンレーホークシリーズ、アレキサンドライトあたりから読まれるのをお勧めしますが
それはそれとして、挿絵と表紙。
他社での山藍先生作品の挿絵絵師への注力具合とくらべてひどすぎるのではないでしょうか。
他社は小林智美先生や小島文美先生の流麗かつ妖艶な溜息の出るような表紙と挿絵。
ずっと見てしまいますし、絵を見ながら人物や情景を想像する楽しみがあります。
かたやこちらは、貴族の王麻呂に殿上眉と普通の眉毛と、眉毛が二つある絵もありました。
山藍先生だから挿絵はどうでも売れると思ってなのか、でも白泉社ってほんと作家をバカにしているというか大事にしない印象があります。
平凡な一般社会人編集が、オンリーワンの才能で生きる作家達に嫉妬しているのかしらとすら思います。あえて邪魔してますか?この作品の構成がとっちらかってるのも編集のせい?読み手をゲンナリさせて楽しいですか?
他社と仕上がりのレベルの違いを何とも思わないんでしょうかね。
もっと作品や作家に敬意を払ってほしいです。
この話、この薄い文庫に入ってるの?と思えるほどの濃厚さ。
登場人物の造詣の妙、数々の雰囲気の妙、かかれていない場面の多さ、それゆえの登場人物の関係の妙を妄想させる筆力。圧巻です。
貧乏な王朝貴族を金で買い、江戸の屋敷の奥深く、秘中の華として高価に、かつ隠微に「売る」秘密の里が舞台。
しかもそこに謀略のためにつれてこられたボンクラ若旦那の視線から書きはじめることによって、深い闇の中に引きずり込まれてしまうというたくらみのある構成。さすがです。
女性をいたぶる描写も抜かりなく、かえってそれを見せ付けられて火照る王麻呂の恥じらいまで手に取れるようなのは流石としか言いようがありません。
濡れ場が厳選されているだけに、「はたして、王麻呂はどのような調教を受けていたのか…」とか、「侘助との関係はどのようなものだったのか…」「これほどの技を見に付けている十右衛門って何者…?」などと、話の内側にみっしりと詰められた「書かれていないこと」に妄想が走って止まりません。
「高貴なものを引き摺り下ろすのが最上の快楽である」という美徳に彩られた江戸の艶閨絵巻の続きを、ひそかに待ちたい…とすら思わせる素晴らしさ。
それぞれの責めもねちっこいこと…同じ責めはなさらぬと評判の先生、毎度新しい道具と愛撫でクラクラしまくりです。木馬はまた出てくればいいのに…w
落ち着いちゃったんだろうか・・・。
かつては他のBL,JUNE作家とは一線を引いて、山藍紫姫子というジャンルとして認識していたくらいなのに。
この本は、はっきり言って誰が主人公なのかサッパリです。
王麻呂には感情移入の欠片もできないし。
単にエロだけ書きたかったの?というような。
何かの話の途中から途中まで、という気が致します。
ちゃんと起承転結している話を読みたいです、山藍先生!!!
ただ、この作品は、自分には少し合わなかったかなと思いました。
全体的にくどくて、主要人物の殆どがほぼ悪党で、お金の話が多いからです(笑)
王麻呂さんと侘助さん良いなとは思うのですが、詰め込み過ぎて視点がとっちらかってしまうのが残念。
誤字が多いのも気になりました。