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CIPHER (第1巻) (白泉社文庫) 文庫 – 1997/3/1
成田 美名子
(著)
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日1997/3/1
- ISBN-10459288261X
- ISBN-13978-4592882619
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (1997/3/1)
- 発売日 : 1997/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 459288261X
- ISBN-13 : 978-4592882619
- Amazon 売れ筋ランキング: - 105,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月15日に日本でレビュー済み
特に少女漫画は出演者が違うだけの恋愛ものが並ぶイメージで殆ど読まなかったが、誰もが抱える思春期の葛藤を陰も陽もストレートに描き小説のような読みやすさだったように思う。Lower manhattan テロの標的にされたWTC、ツインタワーがまだある。East VillageのAvenue A。描かれた時代は、芸術、音楽など文化が花開き、若者やアーティスト、ヒッピーが多く住み着いて、自由奔放さゆえ治安も悪かったと。ある意味殺伐とした関わりもあちらに焦がれる一因となったように思う。当時、派生的な成田先生のalexandriteの他、パッションパレード?だったかな、花咲ける青少年?(いずれも樹なつみ著)とかも進められて読んだ記憶があります。懐かしいですね。
2013年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
成田先生の単行本はほとんど持っていたのですが、
実家で処分をされていてとてもショックでした。どうしてもまた読みたくなって
こちらで購入させていただきました。状態もよく何度も読み返して楽しんでおります。
有難うございました。
実家で処分をされていてとてもショックでした。どうしてもまた読みたくなって
こちらで購入させていただきました。状態もよく何度も読み返して楽しんでおります。
有難うございました。
2012年1月30日に日本でレビュー済み
80年代に青年期を過ごした自分にとってはマイケル・ジャクソンもカルチャー・クラブもコーナーストーンだった。音楽性の嗜好に固執する人には、また音楽を時代を表現する雰囲気として受け入れることができない人には、読む必要はないかもしれない。でも、80年代をある種の感傷をもって振り返ることができる世代には、幸福と悲しみが表裏一体になっていた独特の時代観をしっかり味わうことができる。主人公2人と、さらにアニスの感情の動きには、脳や視覚からではなく、指先から自分の感情が傾倒していくのを感じられた。それはノルタルジーに近いものでもある。細かな表現方法を評価するなどという無粋な読み方ではなく、映画をみているように楽しむのがこの作品にふさわしいと思う。フィクションだし、ノスタルジーなのだから。
2005年12月18日に日本でレビュー済み
10代の頃にリアルタイムで買って読んでいました。
その後何度か処分しようかと思ったのですが、少し年をとって読み返してみると、
若かった頃は意味がわからなかったセリフが、ものすごく胸にせまってくる言葉だったりして、
読み返すたびに発見があります。
10代で読んでも面白い漫画でしたが、30代になった今読んでも面白く、
しかも10代の時よりもっと泣けるのです。
名作だと思います。
その後何度か処分しようかと思ったのですが、少し年をとって読み返してみると、
若かった頃は意味がわからなかったセリフが、ものすごく胸にせまってくる言葉だったりして、
読み返すたびに発見があります。
10代で読んでも面白い漫画でしたが、30代になった今読んでも面白く、
しかも10代の時よりもっと泣けるのです。
名作だと思います。
2004年3月13日に日本でレビュー済み
CIPHERはもう漫画の域を超えています。まるで一本の映画を見ている様です。みんなはハイジ無くして大人にはなれないと言いますが、私の場合、成田美名子の漫画無くして大人にはなれないと言ったところです。読まなかった人はきっと後悔します。けど読んだ人も後悔します。なんでもっと早く出会わなかったのかと...
2006年2月21日に日本でレビュー済み
有名なこの作品、リアルタイムに読んでいた頃は気づかなかったが、
「アニスと双子は学校(人前)でもサイファとシヴァと区別して話しているけど、誰も聞き耳立てないんだろうか」
とか、
「ファンがつくほど有名な俳優なのにドラッグやってて、いくら80年代とはいえパパラッチされないんだろうか」
とか、ギモンはいくらでも生じる。
でもやっぱり面白い作品だ。
私はディーナがキャラとして好きじゃないので、アニスとサイファがまとまるまでの3人の物語が好きだ(ああいうアメリカくさいフレンドリーさって苦手)。アニスに振り回されるイケメン2人が妙におかしい。
この作品にはまだWTCのツインタワーがNYの象徴としてそびえている。ところが、双子がNYとLAに別れてからはNYの象徴がWTCの代わりにエンパイアステートビルに変わっている。そういう細かい作者の配慮に要チェック。
「アニスと双子は学校(人前)でもサイファとシヴァと区別して話しているけど、誰も聞き耳立てないんだろうか」
とか、
「ファンがつくほど有名な俳優なのにドラッグやってて、いくら80年代とはいえパパラッチされないんだろうか」
とか、ギモンはいくらでも生じる。
でもやっぱり面白い作品だ。
私はディーナがキャラとして好きじゃないので、アニスとサイファがまとまるまでの3人の物語が好きだ(ああいうアメリカくさいフレンドリーさって苦手)。アニスに振り回されるイケメン2人が妙におかしい。
この作品にはまだWTCのツインタワーがNYの象徴としてそびえている。ところが、双子がNYとLAに別れてからはNYの象徴がWTCの代わりにエンパイアステートビルに変わっている。そういう細かい作者の配慮に要チェック。