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マダムとミスター 第1巻 (白泉社文庫 え 1-7) 文庫 – 2005/3/1

4.7 5つ星のうち4.7 33個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白泉社 (2005/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 388ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4592884590
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4592884590
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 33個の評価

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遠藤 淑子
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 若くして未亡人となったタフで前向きなグレースと堅物のグラハムが、巻き起こすとんでもないドタバタの中で、ふと、読者に放たれる言葉が、ぐっとくる。正直、やられたと思いながら、ジーンとくる。話がうまいなあと思った。

 本の巻末の解説に書いてあったが、作者は読者に絵の勉強をしてくださいと言われたらしいが、読んでいて私は気にならなかった。この人の漫画は、この絵で、この話だからおもしろいのだと思う。この人にしか書けない漫画だ。絵が上手いだけでも、話が良いだけでも漫画は、駄目だと思う。この人の漫画は、総合的に漫画として高水準だと思う。

 初めて、遠藤淑子氏の漫画を読んだが、久しぶりに、良い漫画に出会えたと思いました。「ニュー・イヤー」は、ぐっときました。他の作品にも手を出してみようかなと思いました。ちなみに、私は、男です。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月25日に日本でレビュー済み
次々とトラブルに首を突っ込む明るくタフな未亡人・グレースと
それに振り回されるお堅い有能執事・グラハムの日常を描く連作短編。
英国アッパークラスの生活やファッションも何気にお洒落。
どたばたコメディの合い間にそっと示される人生への暖かなメッセージと、
主人公二人の間に育まれていく静かな愛情が心にしみる、
遠藤淑子円熟期の傑作です。
(絵柄もこの頃が一番安定してたような…)
同時収録の読み切りは
「ニューイヤー」(マダムとミスター特別編)
「星の階段」
「きらきら星」の三篇。
少し恋愛色の強い作品でまとめたのかな?
「星の階段」の二人は、グレースとグラハムが日本の高校生に生まれ変わったようで
(外見と性格がちょっと似てるんです)
ニヤリとしてしまいました。
書き下ろしは作者がイギリスを旅行した時のエッセイ漫画。
和泉こまえさんの解説も遠藤作品に対する愛情が伝わってきてグッドです。
長く絶版になっていたので読み逃していた遠藤ファン、
ぜひ読んでみてください。
そしてグレースに元気をもらい
グラハムの殺し文句(笑)にうっとりしましょう。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月18日に日本でレビュー済み
遠藤淑子は、生きている限り誰もが抱えているであろう「孤独感」や「苦悩(と書くと深刻そうだが、誰もが持つ悩み)」を、日常的なエピソードを借りて淡々と描き出す。それらは、当たり前すぎるがゆえに、「誰もが抱えている気づきたくないこと、知られたくないこと」として、読者に深く突き刺さってくる。ところが、この作者は、物語の最後に「ほっ」と安心できるような「オチ」を用意して、読者の不安を解消して幕を引いてくれる。このスタイルは、読者によっては「予定調和すぎる」とか「リアリティがない」と批判するかもしれない。しかし、40歳近くなる自分は、このスタイルがあるからこそ、今でも遠藤淑子を開いてみるのだと思っている。思うに、「リアリティ志向」の作品は、将来への「可能性」が存在する青少年時代であればこそ、読める(絶えられる)が、中年のオッサンには、物語で語られる痛みは、自身の人生経験が触媒となり、「現実の痛み」と感じられるのだ。それゆえ、自分は、「甘ちゃん」とさげすまれるのを承知で、遠藤淑子が大好きなのだ。そこで、もしも皆さんの周辺で孤独感や悩んでいる学生さんを見かけたら、遠藤淑子のマンガを進めてみてはもらえないだろうか。人間関係の希薄さが指摘される昨今、自分の本当の気持ちを明かせない人たちが、マンガを通じて「いつの時代も、同じ悩みや苦しみを抱く人がいたんだ・・・」と、そう感じてもらえたら、少しは楽になれるのではないだろうか。なお、表題でも紹介した「ニュー・イヤー」は、親子関係に悩む人には、お勧め。親がよほどの鬼畜(残念ながら、存在する)でない限り、相手のためでなく、自分が後悔しないためにどうすればようかということを考える機会を与えてくれると思われる。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな遠藤淑子さんの本は、単行本も全部持っていて、なおかつ文庫の書き下ろし漫画を見たいだけで買っている。
このお話も、破天荒な女主人公に翻弄されつつも寄り添う男主人公という、遠藤漫画の中に割と定番の感じながらも、洋画的コメディや邦画的人情、そしてシミジミとした感情表現、本当遠藤節最高だわぁ、と思わせてくれる。

ところが、文庫本1巻2巻を通して読むと、抜けてる話がある事に気がついた。
他の短編が入っているからページの問題でもないかと思ったのだけど。
そこだけが残念。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート