最後まで一貫して
「わたしは　あかが　だいすき。
だって　あかは　せかいで　いちばん　すてきな　　いろだから。」
と言い張る女の子。

赤い色が大好きで、着るものも、コップも、
描くものもみんな赤色がいいというのです。
お母さんは困りながらも、女の子の主張を見守っています。
子どもはたぶん大いに共感すると思われます。

ある日、思いがけなくほかの色に出会って、
あらっ、こっちもいいじゃないと
なってもよいのではないかと思いもし・・・。

役に立った

mintjam

赤好きもそうでない人も

2006年9月10日に日本でレビュー済み

本書の女の子は「赤が一番」好きなのだ。

「いや、赤は二番目」とか「一番は　青だ」とか言いたい人もいるでしょうが、

ここはひとつ、女の子に付き合って最後まで読んでみてください。

これは、こだわりの本なのです。

赤好きでない人は、赤を自分の一番好きな色に置き換えればいいこと。

好きな色のモノを身につけたり、使ったりするとき、色が不思議な力を

あたえてくれることには、だれもが共感できるでしょう。

女の子の例でいうと、

赤いくつしたなら他の色より高く飛べる。

赤いコップで飲むジュースはだんぜんおいしい。

赤のピンどめをすると髪の毛が笑いだす。

などなど

もっともです。たしかにその通りです。

（でもボクは緑もいいなと思います）

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役に立った

ばむ♪

永遠の女の子へ

2005年12月7日に日本でレビュー済み

赤が大好きな女の子。

「あかがいいの！」という理由がふるっています。

赤い靴下の方が、いつもより高くとべるし、

赤いコップで飲んだほうが、ジュースだって断然おいしい！

子どもの頃ってこんなふうに、こだわりがあったりしますよね。

でも、大人はわかってくれなくて。

「こっちもいっしょでしょ」って、全然違うのに〜！って思ったことあありますよね。

大人になると、そういうこと忘れちゃって、ついつい子供の気持ちを無視して、「こっちにしなさい」なんていっちゃうことも。

そう、私もかつてはこの女の子と一緒だった。

子供心を思い出させてくれた素敵な絵本です。

私も赤い色が大好きです。

赤い色がまわりにあると、とっても幸せな気持ちになります。

いくつになったって、永遠に「女の子」は「女の子」なんですよね♪

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あかがいちばん 大型本 – 2005/11/1

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