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百年の遺産: 日本近代外交史73話 単行本 – 2002/9/1
岡崎 久彦
(著)
本書の発刊で、日本近代史の常識が確立される!
日本の近代外交史を、主要な政治家や外交官に光をあてながら記述し、大評判を呼んだ産経新聞連載の単行本化。陸奥宗光、伊藤博文、小村寿太郎、幣原喜重郎、松岡洋右、広田弘毅、吉田茂……といったキラ星の人物が登場し、当時の時代背景をまじえ、いかに日本の舵取りに苦心したかを解き明かした力作。
日本の近代外交史を、主要な政治家や外交官に光をあてながら記述し、大評判を呼んだ産経新聞連載の単行本化。陸奥宗光、伊藤博文、小村寿太郎、幣原喜重郎、松岡洋右、広田弘毅、吉田茂……といったキラ星の人物が登場し、当時の時代背景をまじえ、いかに日本の舵取りに苦心したかを解き明かした力作。
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞ニュースサービス
- 発売日2002/9/1
- ISBN-104594037151
- ISBN-13978-4594037154
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
陸奥宗光、伊藤博文、吉田茂…。激動の時代の中で、彼らはいかに日本の舵取りに苦心したか。ペリー来航(1853年)から占領の終了(1952年)までの100年間を曇りのない眼で描き上げる。『産経新聞』連載の単行本化。
登録情報
- 出版社 : 産経新聞ニュースサービス (2002/9/1)
- 発売日 : 2002/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 334ページ
- ISBN-10 : 4594037151
- ISBN-13 : 978-4594037154
- Amazon 売れ筋ランキング: - 307,608位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月6日に日本でレビュー済み
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明治以降の、日本の動きについて、当時の政治家の視野の広さが、政策に大きく影響していることが分る。伊藤博文、小村寿太郎のアングロサクソン特に英国との連携を決めた過程が分かり易く説明されている。
2021年4月8日に日本でレビュー済み
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岡崎先生は人から適当な数字を言われた際、その数字の年代に起きた出来事を説明できるという特技を持つ、まさに天才外交官でありました。
日本外交のあらゆる面を理解しているからこそ、この様な面白い本を完成させることが出来るのでしょう。
かれこれ10人以上、この本を紹介しています。
近現代史の入門書としてこれ以上の本に出会ったことがありません。
日本外交のあらゆる面を理解しているからこそ、この様な面白い本を完成させることが出来るのでしょう。
かれこれ10人以上、この本を紹介しています。
近現代史の入門書としてこれ以上の本に出会ったことがありません。
2013年5月7日に日本でレビュー済み
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文体的には、読みにくいですが、現代日本へ至る経緯がわかる一冊だと思います。
2020年1月13日に日本でレビュー済み
岡崎久彦氏は大使、初代の情報調査局長、天下国家を論じる方です。その立ち位置から、ペリー来航から占領の終わりまでの百年の外交史を綴ったのが本書です。書名にある「遺産」について、著者はこう要約します。本書の肝です。《ペリー来航から占領の終わりまで、ちょうど百年、(中略) 日本には強烈なアイデンティティーがありました。世界に誇る文治社会を作った徳川三百年、明治の忠君愛国、日本人自らの手で達成した大正デモクラシー、アジアの覇者として矜持を持った戦争期、そして全体を貫くサムライ精神です。》
一方、岡崎大使は歌をたしなみます。本書にも多くの詩、童謡を載せてます、その時代時代の心情を汲みとるためです。たとえば、「ひと足ふみて夫おもひ、ふた足国をおもへども、三足ふたたび夫おもふ、女心に咎ありや」。《[日露戦争、旅順の]百三十日の死闘を戦い抜くということは、前線の将兵や国民一般の間で最後まで愛国精神の泉が涸れることなしにはとうていできることではありません。情理兼ね備う、という言葉があります。…大塚楠緒子の詩こそ、情理二つながらに言い尽くしています。》
大使の天下国家論と、歌へのたしなみが融合した傑作が大正デモクラシー論です。「情理二つながらに言い尽くしています」。 🎵うさぎ追いし かの山 🎵菜の花畠に 入日薄れ 🎵あした浜辺をさまよえば 🎵唄を忘れたカナリヤは 🎵おててつないで 野道を行けば 🎵青い眼をしたお人形は。 すべて大正時代にできた童謡だそうです。ここから著者は大正デモクラシーについて述べます。《これほど平和な心の安定から生まれた歌が、他の時代にあるでしょうか。戦後半世紀の日本の平和は、これだけ心に落ち着きを与える叙情的な芸術を生み出していません。… 日本の文明は、歴史にも稀な文治主義だった江戸時代、愛国心が横溢した明治時代の他にも、大正時代にも、日本人が誇りを持って回帰できる一つの原点があったように思います。》 たしかにポツダム宣言は「民主主義的傾向ノ復活強化」 と言っており、創成開始ではありませんね。
著者はさきに『◯◯とその時代』五巻本をだされた。『陸奥宗光とその時代』 『小村寿太郎とその時代』 『幣原喜重郎とその時代』 『重光・東郷とその時代』 そして『吉田茂とその時代」です。著者はこの作業に五年の歳月をかけ、日本近代政治外交を論じきられた。本書は五巻本のエッセンスを、小中学生向けに分かりやすくまとめたものです。
一方、岡崎大使は歌をたしなみます。本書にも多くの詩、童謡を載せてます、その時代時代の心情を汲みとるためです。たとえば、「ひと足ふみて夫おもひ、ふた足国をおもへども、三足ふたたび夫おもふ、女心に咎ありや」。《[日露戦争、旅順の]百三十日の死闘を戦い抜くということは、前線の将兵や国民一般の間で最後まで愛国精神の泉が涸れることなしにはとうていできることではありません。情理兼ね備う、という言葉があります。…大塚楠緒子の詩こそ、情理二つながらに言い尽くしています。》
大使の天下国家論と、歌へのたしなみが融合した傑作が大正デモクラシー論です。「情理二つながらに言い尽くしています」。 🎵うさぎ追いし かの山 🎵菜の花畠に 入日薄れ 🎵あした浜辺をさまよえば 🎵唄を忘れたカナリヤは 🎵おててつないで 野道を行けば 🎵青い眼をしたお人形は。 すべて大正時代にできた童謡だそうです。ここから著者は大正デモクラシーについて述べます。《これほど平和な心の安定から生まれた歌が、他の時代にあるでしょうか。戦後半世紀の日本の平和は、これだけ心に落ち着きを与える叙情的な芸術を生み出していません。… 日本の文明は、歴史にも稀な文治主義だった江戸時代、愛国心が横溢した明治時代の他にも、大正時代にも、日本人が誇りを持って回帰できる一つの原点があったように思います。》 たしかにポツダム宣言は「民主主義的傾向ノ復活強化」 と言っており、創成開始ではありませんね。
著者はさきに『◯◯とその時代』五巻本をだされた。『陸奥宗光とその時代』 『小村寿太郎とその時代』 『幣原喜重郎とその時代』 『重光・東郷とその時代』 そして『吉田茂とその時代」です。著者はこの作業に五年の歳月をかけ、日本近代政治外交を論じきられた。本書は五巻本のエッセンスを、小中学生向けに分かりやすくまとめたものです。
2003年10月5日に日本でレビュー済み
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2008年8月30日に日本でレビュー済み
なんとなく自虐史観を持っている人ばかりの中で、何かが違うけれど、どう説明していいのかわからない状態が続いていました。政治や戦争の話は、とりわけしにくく、右翼といわれたり、左翼といわれたり、とレッテルを張られないために、とりあえず「戦争反対」としか表明できないのが今の日本(自分)の状況です。もちろん誰もが戦争には反対ですが、日本がどんな国なのか、はしっかりと正確に、冷静にとらえておく必要があります。この本は、ただの愛国史観ともほど遠く、非常に納得のいく明治・昭和史でした。特に、時の国の指導者が何を考え、どう行動してきたか、を深く洞察、分析している著者の力が素晴らしく、日本にこんなすごい外交官の方がいつもいるのかしら?と思いました。誰がどんなとき、どんな判断をしてきたのか、ということは非常に大切で、選挙権をもつ日本の一員として、指導者を選ぶことの大切さ、難しさも思いました。何度も読み返してしっかり頭にいれ、自分が意見を求められたり、子どもから質問されたときに、しっかりと答えられる人になりたいと思いました。岡崎氏の他の書もぜひ読まねばと思いました。
2007年3月4日に日本でレビュー済み
「歴史に善悪を持ち込むことに変になる」と言うのはホントらしい。歴史に善悪を持ち込むのは良くない。誤解の元だ。世界には色々な価値観を持つ民族がいる。一つの事象も民族・風習が違えば違って見える。良し悪しも変わる。勝った側・負けた側では(同じ事象も)違って見える。戦争などは「善悪で見るな」という事だ。
繰り返しになるが、冷徹に事実のみを見る。「勝ったか負けたか」「強いか弱いか」で見たほうがいい。善悪の基準は決して万国共通ではない。親切でしたつもりが、ありがた迷惑になる事だって有る。民族は色々。宗教観も色々。善悪の物差しは人によって民族によって違うのだ。世界を相手にする時、自らの善悪を持ち込まないほうがいい。
なのに日本人はどうしても「世界は一つだ。」と思っている。そんな事やってるから世界から「(世間を知らない)子供扱い」されるのだぁ。
繰り返しになるが、冷徹に事実のみを見る。「勝ったか負けたか」「強いか弱いか」で見たほうがいい。善悪の基準は決して万国共通ではない。親切でしたつもりが、ありがた迷惑になる事だって有る。民族は色々。宗教観も色々。善悪の物差しは人によって民族によって違うのだ。世界を相手にする時、自らの善悪を持ち込まないほうがいい。
なのに日本人はどうしても「世界は一つだ。」と思っている。そんな事やってるから世界から「(世間を知らない)子供扱い」されるのだぁ。
2012年12月28日に日本でレビュー済み
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外交が如何に重要であるかを例を挙げてやさしく説明しており今こそ全国民が読むべきである。但し、予備知識がないと分かり難い文章や、文章間の繋がりが不明瞭なところがある専門家に見られる癖が散在している所が惜しい。