主にSF小説、時々、SFマンガ、アニメ、映画も引き合いに出しつつ、最初の単行本発行時点の1995年当時の最先端の研究成果を紹介している。でも、やっぱり15年たって、古さは感じてしまいますねぇ。2004年の文庫本発行時点で「その後」が加筆されているんですが、各章わずか1ページだし、研究の進展の話はなく、その後に発行されたSFの紹介しかしていない章もあります。
他のレビュアーの方々は、解説が専門的に感じられたようですが、科学図書(学術書じゃなくて、あくまでも一般向けの科学図書ですね)を読みなれている方からすれば、表層的な解説と感じるのではないでしょうか。
ただ、語り口が軽妙で、90年代中頃までに科学雑誌でよく紹介されていた話題を思い出しつつ、実に楽しく読めました。できるならば2010年版の「SFはどこまで可能か?」の執筆を期待したいところですが・・・。
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SFはどこまで可能か? 文庫 – 2004/4/30
福江 純
(著)
「宇宙飛行はどこまで可能か」「ロボットはヒトの心が持てるのか」etc 宇宙、遺伝子から脳と心まで「SFよりSFぽいサイエンス」の全体像をわかりやすく、映画やSF小説などの豊富な引用を交えながら解説する。’96年大和書房刊の文庫化
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2004/4/30
- ISBN-104594044174
- ISBN-13978-4594044176
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2004/4/30)
- 発売日 : 2004/4/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 269ページ
- ISBN-10 : 4594044174
- ISBN-13 : 978-4594044176
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年11月1日に日本でレビュー済み
ウルトラマンなどの特撮を科学的に解明しようとする空想科学シリーズの一つ
内容は9章にわたってSFでの題材、つまり
宇宙人はいるのかとか、宇宙旅行はどこまで可能なのかとか
人類はどこまで進化するのかとか幅広いSFで扱っている内容を
検証しようとしています。
物理の先生らしいのですが、DNAなど生物で扱う内容も扱っており
専門外の部分とのギャップがかなり、あります。
また、後書きでも書いているように、少し期間をおいて書いているせいか
章ごとにすこし、感じが違うのと、一番大きいのは、
学者だけに、「断定」を避け続けて、すこし迫力にかけます。
しかし、よく、これだけのものを調べたのだなぁと思うのがすごいところです。
内容は9章にわたってSFでの題材、つまり
宇宙人はいるのかとか、宇宙旅行はどこまで可能なのかとか
人類はどこまで進化するのかとか幅広いSFで扱っている内容を
検証しようとしています。
物理の先生らしいのですが、DNAなど生物で扱う内容も扱っており
専門外の部分とのギャップがかなり、あります。
また、後書きでも書いているように、少し期間をおいて書いているせいか
章ごとにすこし、感じが違うのと、一番大きいのは、
学者だけに、「断定」を避け続けて、すこし迫力にかけます。
しかし、よく、これだけのものを調べたのだなぁと思うのがすごいところです。
2005年3月16日に日本でレビュー済み
空想科学文庫シリーズですが、柳田理科雄先生の本じゃないヤツです。
でも、最後にコメントが載ってます。
ちょっと専門的な話が続くのですが、アニメの話が途中で入ったり
して、それがいいクッションになって、楽しかったです。
でも、最後にコメントが載ってます。
ちょっと専門的な話が続くのですが、アニメの話が途中で入ったり
して、それがいいクッションになって、楽しかったです。