歴史認識をテーマとしたメディア批判論です。一般学生の歴史認識の偏りは、メディアから提供される情報が偏っていることから生じていることを丹念に調査分析しています。そこで著者自身が学生達に不足していると思われる情報を与えて彼らと討論し、彼らの認識がどのような変化するか観察しています。
著者が言いたいことのひとつは「メディアや教育を単純に信用せずに自分の頭で考えろ」ということです。そのためのヒントが色々とこの本のなかに隠されています。メディアを信じやすい学生や一般の方々に特に読んでいただきたい本です。教育批判としても読めます。
社会人として経験を積まれた人生の大先輩だけあって人間観察はなかなか鋭いと思います。今後のご活躍を期待しています。
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歴史洗脳を解く!: ネット授業で大学生はどう変わったか 単行本 – 2005/4/1
栗原 宏文
(著)
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2005/4/1
- ISBN-104594049265
- ISBN-13978-4594049263
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 293ページ
- ISBN-10 : 4594049265
- ISBN-13 : 978-4594049263
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