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国家の自縛 単行本 – 2005/9/1

3.7 5つ星のうち3.7 24個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 産経新聞出版 (2005/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4594050239
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4594050238
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 24個の評価

著者について

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佐藤 優
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元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐藤優さんの事実上、2冊目の本になるのかな?

作家というのは、書き慣れてくると、読者のレベルに合わせて、内容が甘くなる傾向にあります。
その点、まだ、デビューしたての頃の作家は、手加減なしで言いたいことを言うので、本音に近い内容が書かれていると同時に、逆にその人の程度が知れるという面もあります。

本書は、「言っちゃいけないことを何でもしゃべっちゃう佐藤優」という感じの内容で、特に彼の能力主義的な側面が強く出ていて面白い。
現在、能力主義的なことを言いすぎるとパワハラやブラック企業になってしまうため、こういった事はあまり書かれなくなりました。
氏も、「やって当たり前」という感じから、「低い能力の人間をいかに引き上げるか」という形で、アプローチを変えてきております。

しかし、本書は、「やって当たり前」の視点で語られています。
高い成果の背景に、どのような仕事が隠されていたのか、とても興味深く読めました。

やはり、作家は、出たてのころの本を読むのが一番だ。
2016年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い状態の商品でした。値段の設定も良心的で、満足しました。
2012年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者の知識や思考の広さ、深さには敬服させられた
宗教観や哲学的思考で述べられている部分は私の理解力の範囲を超えていた
2011年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国家の罠にはかなわないが 佐藤優らしさがさまざま出ていて面白い
我々がマスゴミからもたらされるニュースが信頼できるのか、ウソなのか、あえてウソを流しているのか
いろいろ考えながら報道を聞かなければならない そういう基本的姿勢をおしえてくれるであろう

日本は欧米の顔色をうかがうよりは、歴史的に関係の深い国、経済的に関係が深い国
イスラエルやイランとの独自外交を推し進めるべきである
日本が各国と良好なの関係を維持できるのは、大きくは借款のおかげである
それに加えて人脈や市民的交流の継続は必須である

東日本大震災でイスラエル医師団が宮城で医療行為をしたが
本来これは日本の医師法では施行できないものである
なんらかの圧力と法律の柔軟解釈によるものが大きいがなぜかあまり問題にされなかった
圧力とは政治家の圧力であろう
日本にはイスラエルとの民間レベルでの交流機関が2,3ありその関係は強そうだが
政治家の存在はあまり検索できなかった

柔軟な法解釈というのは 
厚労省の役人に電話で聞いたから間違いない
若い職員だったが、こちらの質問には丁寧に答えてくれたので悪い印象はない
年齢を重ねるほどにこういった職員が、官僚体質に染められていくのであろう

で、本題に戻ると、なぜこういう医療行為ができるのか?
バックグラウンドしては地元の行政機関が、外国人医療団の診療を必要としているという大前提がある
当時医療機関は被害が甚大であり、医療従事者を必要としたかもしれないが
言葉もわからないイスラエル人に診察されたいと思うだろうか疑問である

この大前提のもとに、医師法上の「違法性阻却事由」と判断されれば外国人医師の診療は可能だ
違法性阻却事由とは簡単に言うと 刑法で言う正当防衛である
つまり本来法律に反するものであるが、正当な理由があるために、法律上罰することができないというもの
これが官僚の「柔軟」な法解釈以外の何ものであろうか
どんなものでもこんな「柔軟」いわば都合主義的で普遍性のない解釈をされたら
冤罪を作り上げることは簡易なことである

話が外れたがまあ、イスラエルやイランとは独自のパイプでつなげておいたほうが
絶対日本のためであり、欧米の顔色をうかがって、築き上げた信頼関係をなくすという馬鹿なことは避けたほうがよさそうである
2023年10月28日に日本でレビュー済み
久し振りに再読(私のは2005年9月の初版第1刷).佐藤優氏へのインタビュー集で、氏の現役外交官時代からの知己である斎藤勉氏(当時産経新聞のモスクワ特派員)がインタビュアーです.日本外務省内の権力闘争と日本外交の不作為.氏の考える対北朝鮮や対中国の外交戦術、ロシア(旧ソ連)、中央アジア、中東の社会分析.米国ネオコンの思想分析、日本の情報機関改革の提言、と多岐なテーマについてその該博な知識と特異な経験をもとに縦横無尽に語っていて刺激的です.宣教師ニコライや新島襄の逸話といった小話も面白いし、ウイグル、台湾、ウクライナ、イスラエル、環境運動などに関する言及は現在につながる話題ですね(北サハリンの石油利権の話とかも今のウクライナ戦争に絡んでますね.呉儀副首相のドタキャン事件などは私は忘れてましたが).また「下品な社会民主主義」、つまり「公共事業を通じ、地方土建屋に仕事を回すことで、結果として公平配分を担保」は、「中央のエリート官僚から国民一人ひとりの自由を守るための必要悪」という解釈はなるほどと思いました(上手く言いくるめられているような気もしますが).あと、神学の世界では「大体正しい理論が負ける」のだが、そのことによって世の中のバランスが取れる、という考えも新鮮でした.「正しい理論が勝っちゃうと、世の中正しい人だらけになっちゃいますよね.それじゃあつまんないじゃないですか」という言葉には個人的に首肯します.ま、少々言いたい放題の感もありますが、突出した実績を持つ(ほぼ)現役の中堅外交官の生の声が世に出るのも珍しいので、関心ある方にとっては、出版から18年経った今でも読む価値がある本だと思います.

(追記)私が佐藤優氏の存在を知ったのは、鈴木宗男議員が外務省の職員を自分の運転手にしている、という週刊新潮の記事で(2002年ごろ?)、旧ソ連での8月クーデターの際、その消息が一時不明となったゴルバチョフ大統領の安否情報を西側諸国側で最初に掴み、モスクワの外交界でその名が知れ渡った、とあり、「日本にもそんな凄い外交官がいるんだ」と驚き、どういう人なのかもっと知りたい、と当時思ってました.なので2005年の『国家の罠』以降、その著作が世に出るようになった頃は結構読み漁っていました.本書はそのうちの一冊です.
2012年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作家、佐藤優を新鮮なうちに真空パッケージしたような印象の本。ところどころ佐藤優の生の感情が読み取れるような気がする。

そして、注目は中村うさぎさんの解説だ。最近、ようよう佐藤優のことを立体的に捉えられるようになってきたので分かったのだが、中村うさぎさんは佐藤優の本質を深いレベルできっちりと捕まえている。佐藤優が定期的に対談を申し込むのもうなずける。
2010年4月25日に日本でレビュー済み
議院内閣制を採用した日本で、国家(=政府)と国民はどう向き合えばいいのか。 支持率に右往左往する政治家が少なくないのは一人の国民として残念だが、支持率が明確な意思を表示できたならどうだろう。 単なる支持・不支持でなく、その根拠になる具体的な政策の評定。 その為には国民が個別の政治課題について自分の近しい政策を知っておく努力が要求される。 本書では、日本外交に対する佐藤氏の評定が見られる。 概ね辛口であり、実現はなかなか難しそうな事もあるが、国家間での利害対立の現場である外交の最前線に立っていた氏ならではとも言える。 夏の参議院選挙までに外交政策を評価してみる準備として、オススメ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「国家の罠」は、検察の訴追権行使が不平等である(そして、それは政治的理由に基づく)という点を信用できるレベルで述べていた点はよかった。その他の点は、判断しかねるところがあった。とくに、著者の仕事(2000年までの日露条約の完成と、そのための特定の代議士サポート)を門外漢としては評価しかねた。本書では、対談を元にして、ということは差し引くべきだが、きわめて荒い理由に基づく強引な主張が目立つ。それだけに、著者が、特定の立場に立った上で自己弁護をしていたのではないかという印象が強まった。

上のことと直接の関係はないが、どうして政治家とか外交官とか学者は、特定の(数人ならべて選択というのではなく、1人をいきなり挙げるところが共通している)哲学者や文学者に自説を支持させたがるのだろう?共産圏崩壊後の各国の動きをライプニッツ哲学に結びつける必要はあるのだろうか。
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