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象の背中 単行本 – 2006/4/1
秋元 康
(著)
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- 本の長さ364ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞出版
- 発売日2006/4/1
- ISBN-104594050565
- ISBN-13978-4594050566
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登録情報
- 出版社 : 産経新聞出版 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 364ページ
- ISBN-10 : 4594050565
- ISBN-13 : 978-4594050566
- Amazon 売れ筋ランキング: - 829,428位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18,931位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まるで、こんな人生できすぎと思ってしまうけれど、時々、涙ぐんでしまいます。
2007年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際に夫を肺癌で亡くしたばかりの私にとって、この本は涙なしにはとても読み進められませんでした。
感動的なセリフや背景ももちろんですが、やはり秋元康氏の才能でしょうか。うまいです。
泣かせどころをわきまえているというか。
美しく、とても都合よくできたお話なので、ドキュメントのようなリアル感には欠けますが、
「あぁ、私もこうしてあげたかった」「こういう別れ方ができたらよかったのに」と思わせるには充分でした。
理想は理想。けれど、これを読んで、もし自分の大切な人が末期癌になったらこうさせてあげたいと思う方は大勢いらっしゃると思います。
できれば夫が生きているうちに読んでおきたかったと思いました。
感動的なセリフや背景ももちろんですが、やはり秋元康氏の才能でしょうか。うまいです。
泣かせどころをわきまえているというか。
美しく、とても都合よくできたお話なので、ドキュメントのようなリアル感には欠けますが、
「あぁ、私もこうしてあげたかった」「こういう別れ方ができたらよかったのに」と思わせるには充分でした。
理想は理想。けれど、これを読んで、もし自分の大切な人が末期癌になったらこうさせてあげたいと思う方は大勢いらっしゃると思います。
できれば夫が生きているうちに読んでおきたかったと思いました。
2019年1月17日に日本でレビュー済み
久しぶりに何度も涙した。今から14年前に今をときめく秋元康さんが記された作品。ミステリーファンの私だけどたまにミステリー以外も手にしたくなり、本作を。涙腺が緩みっぱなしになった。末期ガンの父親の話。バリバリと仕事をしながら人生を見つめ直す、よくあるような話だが、さすがは秋元康、巧みな描写は感動。また読んでみたい。
2012年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
余命いくばくもなく癌に侵されて死に行く時の生き様を描いた作品ですね。
この作品は韓流ドラマの原作に使われたと最近ニュースに有りましたので、読んでみる気になったのですが
何と?自分勝手な男の生き様なんでしょう・・・都合良く行き過ぎて笑いが起こってしまいます。
男と過去現在関わりの有った女性を登場させて、好き勝手に行動してますが
小説の中だけのお話で実際はこう言う風にはいかないでしょうね。
秋元先生の女性観が見えてきました。
この作品は韓流ドラマの原作に使われたと最近ニュースに有りましたので、読んでみる気になったのですが
何と?自分勝手な男の生き様なんでしょう・・・都合良く行き過ぎて笑いが起こってしまいます。
男と過去現在関わりの有った女性を登場させて、好き勝手に行動してますが
小説の中だけのお話で実際はこう言う風にはいかないでしょうね。
秋元先生の女性観が見えてきました。
2014年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とある経緯で薦められましたが、今日に至るまでこれほどまでに読んでいて気分の悪くなる本はありません。
冒頭より死の事実を突き付けれられ、これからどうなっていくのだろう?と楽しみに読み進めていくと、気が付けば不倫相手の家に転がり込み、何かおかしいなと思っていたら、あれよあれよという間に体を重ねていました。その後も、昔の恋人と何の罪悪感もなくナチュラルに腰を動かし始め、かつて堕ろさせたと思った自分の子が登場し、揚句不倫相手にも過去に同じ事が…と少なくとも2度の責任放棄が発覚し、主人公の下半身の緩さから徐々に苛立ちが累積されてきます。きっと種付してまわっているうちに孕んでしまっても、自分の事だと思って大切にしてやってくれなどと言い残し無責任に死んでいく人なのでしょう。帯に「こんな死があったのか、こんな人生を生きたい!」とありましたが、こんな人生だけは生きたくありません。それとも私は考えが堅いのでしょうか。
肝心のラストは、急展開があるわけででもなく大体想像していた通りの幕引きでした。
小説もロケハンや自身の体験によるシチュエーションがあると思いますが、高級な飲食店やホテルなど、秋元康自身が俺はこんな場所に行っているんだと誇示せんばかりのバブリーな設定が何より気に入りません。
あとがきの故・児玉清氏の対談は知りたくなくて読んでいません。
年代や境遇で共感できる方もいるかもしれません。主人公視点ではなく、不倫相手の悦子視点で読めば、多少は見方が変わるかもしれません。が、私は二度と読みません。
最後に、
本は初版なのに、帯に「20万部のベストセラー」とあります(笑)。どういうことなんでしょうね?
冒頭より死の事実を突き付けれられ、これからどうなっていくのだろう?と楽しみに読み進めていくと、気が付けば不倫相手の家に転がり込み、何かおかしいなと思っていたら、あれよあれよという間に体を重ねていました。その後も、昔の恋人と何の罪悪感もなくナチュラルに腰を動かし始め、かつて堕ろさせたと思った自分の子が登場し、揚句不倫相手にも過去に同じ事が…と少なくとも2度の責任放棄が発覚し、主人公の下半身の緩さから徐々に苛立ちが累積されてきます。きっと種付してまわっているうちに孕んでしまっても、自分の事だと思って大切にしてやってくれなどと言い残し無責任に死んでいく人なのでしょう。帯に「こんな死があったのか、こんな人生を生きたい!」とありましたが、こんな人生だけは生きたくありません。それとも私は考えが堅いのでしょうか。
肝心のラストは、急展開があるわけででもなく大体想像していた通りの幕引きでした。
小説もロケハンや自身の体験によるシチュエーションがあると思いますが、高級な飲食店やホテルなど、秋元康自身が俺はこんな場所に行っているんだと誇示せんばかりのバブリーな設定が何より気に入りません。
あとがきの故・児玉清氏の対談は知りたくなくて読んでいません。
年代や境遇で共感できる方もいるかもしれません。主人公視点ではなく、不倫相手の悦子視点で読めば、多少は見方が変わるかもしれません。が、私は二度と読みません。
最後に、
本は初版なのに、帯に「20万部のベストセラー」とあります(笑)。どういうことなんでしょうね?
2006年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに「感動」と「本で泣ける」事を実感した小説である。人の弱さを家族や友人がどれだけわかっているのか。本当の家族とは実は妻、子、親を含めて、いざというときまで深層は何もわかっていないのではないだろうかと考えさせられた。だからと言って今取り柄のない社会生活を送っているものは、果たしてその急激な変化についていかれるだけの死に対する能力を発揮できるか疑問を感じた。ある著名な医者がこんなことをいっていたのを思い出した。「私は医師として寿命を全うしようとした時決してじたばたしない」と。しかし最後の現実は延命という名の恩恵を家族が最大限に要求したように聞いています.
末期の始末の仕方は賛否両論ありますが、この本のように最後まで生きた証と亡き後までの存在を強烈に周囲の意識の中に残すことの孤立感と
独善が出来ればいいなと思った次第です。死という現実を身近に感じるとても読み応えのある本です。ぜひとも購読をお勧めしたいと思います。
末期の始末の仕方は賛否両論ありますが、この本のように最後まで生きた証と亡き後までの存在を強烈に周囲の意識の中に残すことの孤立感と
独善が出来ればいいなと思った次第です。死という現実を身近に感じるとても読み応えのある本です。ぜひとも購読をお勧めしたいと思います。
2006年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
産経新聞に連載しているときから、本になるのを心待ちにしていました。父を癌で亡くしている私には主人公と父がダブって・・・
看護師であるわたしにも半年の命と告知されたら、その半年いかに意義のある生活をしていくかのお手本になりました。
いろいろな立場から考えられるすてきな一冊です。
看護師であるわたしにも半年の命と告知されたら、その半年いかに意義のある生活をしていくかのお手本になりました。
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