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プロが絶対買わない金融商品-あなたは「カモ」られている- 単行本(ソフトカバー) – 2006/12/14

4.2 5つ星のうち4.2 7個の評価

今、世の中は空前の投資信託ブーム。
証券会社のみならず、郵便局や銀行までもが投信の販売に乗り出し、その残高
は60兆円にも達しています。
中でも「毎月、分配金がもらえるので年金の足しになりますよ」といった毎月分
配型、さらには「元本100%保証ですから、とても安心ですよ」という元本確
保型が人気です。
しかし、金融のプロにいわせれば、毎月分配型は非合理のかたまりのような商
品、元本確保型にも実は高いコストがかかっていることは明らかです。
日本が空前の低金利であるのをいいことに、4%、5%、時には10%もの金利
をエサにした外国債券や仕組み債券も同様に、そのウラにはリスクやワナがいっ
ぱい。
これらの金融商品には複雑なデリバティブ(金融派生商品)の技術が用いられ、
いわば「算数のできる人が算数のできない人の錯覚に巧妙につけこんでい
る」仕組みになっています。
世の中にあふれかえる、さまざまな金融商品が金融機関にどのような儲けをもた
らすかのカラクリや、その商品がどのように作られるかの詳しい仕組み、その商
品に埋め込まれたさまざまなワナやリスクを、実際にそうした金融商品をつくっ
てきた気鋭の金融のプロが徹底解説。
「こんな商品、自分なら絶対に買わない」というものばかりを並べました!
「専門家が運用するから安心」「高金利だからお得」という売り文句をそのまま
信用してはいけません!
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商品の説明

著者について

永野 良佑(ながの りょうすけ)
金融アナリスト/評論家。外資系金融機関でデリバティブを駆使した金融商品の
開発に長期間従事。東洋経済新報社「金融ビジネス」誌に、コラム「インサイ
ド・アウトサイド」連載中のほか、通信教育教材の作成など金融教育にも高い関
心を持つ。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 扶桑社 (2006/12/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 459405286X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4594052867
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 7個の評価

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永野 良佑
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外資系金融機関でデリバティブ商品の開発に長期間従事した金融アナリストの著者が様々な個人投資家向けの金融商品をぶった切って、解説しています。

毎月分配型投信信託
高金利個人向け外債
毎月利払い型個人向け外債
外貨預金
投信信託全般
満期選択型定期預金
他社株転換社債
サムライ債
二重通貨建て債券
高利回り社債
高配当株
アクティブ運用型株式投信
・・・
等など。

様々な角度から警鐘を鳴らしています。

全般的にこれを読むと金融機関がいかにして個人投資家をカモにしているか、というよりかは、堅い意思でカモにしようとしているかということが感じられます。

これから金融機関に出向き、投信信託などの金融商品を買おうとしている方は、その前にこの本を読み、心の準備をしてからのほうが良さそうです。

当たり前の話ですが、投資にはリスクがつきもの。
それをよく理解してから購入する判断を下してくださいということです。

若干偏った本だという印象は拭えませんが、リスク管理を勉強したい方にはお勧めの一冊です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎月分配型投資信託、期限変動型預金(仕組預金)、アクティブ運用型投資信託、変額年金保険……。いずれも、昨今の投資ブームの中で銀行・証券会社が積極的に販売するようになった商品です。しかし、これらの商品に隠された「欠陥」には、多くの人が気がついていないのではないでしょうか。この本はそれについて説き、「プロの視点」から見た不利・有利な商品について分析を行っていきます。

積極的にこれらの商品を金融機関が販売するようになったのは、(無知なカモから)「利潤を得るため」であるということ、そして複雑な仕組の商品ほど「手数料は高くなる」ということが、よく理解できると思います。

また、この本の中では「定額貯金」と「個人向け国債」が有利な商品として推奨されています。「オプションの権利がこちら側にある」という視点で分析したのは、私が知る限りではこれが初めてだと思います。プロの視点で見るとこういう利点があるのかということを、認識させてくれました。

投資ブームの中で、銀行・証券会社に進められるままこれらの商品を買ってしまわないよう、幅広い世代の人にお勧めしたい本だと感じました。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結局、金融商品というのは、金融会社が素人を騙すためにあるものだ、と理解しました。
☆よっつにしたのですが、「金融会社は手数料としてどれだけ取っているか」という数字があれば五つにしました。
2007年11月11日に日本でレビュー済み
金融商品の欺瞞、偽善を分かりやすく説明している。
またPER、PBR、高配当、REITなどについてもシビアな見方をしている。

例えば配当については、配当の資金を会社が運用するほうが効率が良く、
その費用の分だけ会社(=株価)の価値が下がる要因になりうる、と指摘している。
また対極的にとかく疑問視されることの多い「株主優待」については、
その費用などたかが知れているし、個人投資家に気に入られようとしている
会社の姿勢はそれなりに評価できる、と肯定的に捉えている点が面白い。

金融商品を売る側もボランティアでやっている訳では決してないし、
買う側もリスクを自覚して勉強する必要性があると思う。
カモがいる限り、ふざけた金融商品も世に尽きない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手数料はボラれるわ、リスクリターンは把握しづらくなるわと、複雑な仕組み商品が一般個人のデメリットになることはあってもメリットとなることはまず考えられない。商品は単純なものがよい(その意味ではFX取引などは優等生である)というのが黄金律といってよいだろう。本書はこの理を具体的商品に即して解き明かしている。新種商品への投資を考えている投資家は、該当項目だけでよいから、一度目を通してみるべきであろう。

後書きで筆者は金融界に対してリテール商品設計につき再考するよう促しているが、銀行参入による過当競争や金融鎖国的状況などを鑑みると、業界自浄は望めないどころか、ますますの業者有利な商品の隆盛が予想される。あまりに馬鹿げた複合商品を買わないこと、できれば買える単品の幅を増やすため米国と香港の口座を持つことが、個人にできる現実的な対応だと思う。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月9日に日本でレビュー済み
 本書は本当に役に立つ本だ。
資本主義社会の本質を鋭く突いていて
無知=敗者であることをついている。
金融商品の全ては実体のないものであり
知らずに購入する行為がどれほどリスクが高いかを思い知らされる。
日本の教育システムでは東京大学に入学しても
ここまでの金融リスクは学べない。
よってこういった良書で補完してゆくしかありません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月7日に日本でレビュー済み
 金融会社がどこで利益を出しているかが分かる本。自分の代わりに手続きを代行してもらうのだから手数料を取られるのは真っ当。法人形態で、組織だった活動を行っているのだから個人よりも優遇されているのも当然。問題はどこまでお世話になってくるのではと。

 著者が末文で述べている通り、仕組みが簡単で理解出来、透明性の高い金融商品で資産構築を行うのがベストではと。

ps 暴露本書くのは結構だけど、まだまだややこしい話もあると思いました。本当にNGの話は書かないはずですし。どういったスタンスで投資を続けてゆくか?改めて考えさせられた一冊でした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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