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アキハバLOVE 単行本(ソフトカバー) – 2007/1/25
桃井 はるこ
(著)
- 本の長さ371ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2007/1/25
- ISBN-104594053106
- ISBN-13978-4594053109
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2007/1/25)
- 発売日 : 2007/1/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 371ページ
- ISBN-10 : 4594053106
- ISBN-13 : 978-4594053109
- Amazon 売れ筋ランキング: - 75,904位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,596位エッセー・随筆 (本)
- - 3,355位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- - 12,765位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歌手兼作詞家にして声優でもあり、文化放送の人気早朝番組『桃井はるこの超!モモーイ』のパーソナリティーをつとめる、「モモーイヽ('ー`)ノ」こと桃井はるこが世に送り出す初エッセイ集。
「萌えソングを極める」を旗印に、かつて日陰の存在だった18禁ゲームに堂々と名前を公表して秀逸な楽曲を提供し続け、「アキバの女王」と称されるに至った著者の価値観が、幼少の頃の体験から細やかに綴られている。
「オタク」というものを、何か奇矯な振舞いをする、理解しがたい集団だと思っている向きには、ぜひこの「アキハバLOVE」を一読してほしい。「他人とは違う自分」を生き続ける著者の視点と生きざまに、必ず何か得るところ、共感するところがあるはずだ。
とはいっても、本書は決して堅苦しい内容ではない。極めて読みやすい語り口で、ここ十年来の変容し続けるオタク文化の雰囲気を味わう読み物としても、非常に楽しめる。その時代に生きてみないとわからない、オタクという生き方の息吹きが感じられる作品だ。
現在ネット上では散逸している著者の日記が、本人のコメント付きで収録されていたり、全国のファンから寄せられた「オタ川柳」の一句一句に、まるまる一頁をさいて講評が付けられたりしているのも、モモーイファンにとって嬉しいところだ。読ももーいヽ('ー`)ノ!
「萌えソングを極める」を旗印に、かつて日陰の存在だった18禁ゲームに堂々と名前を公表して秀逸な楽曲を提供し続け、「アキバの女王」と称されるに至った著者の価値観が、幼少の頃の体験から細やかに綴られている。
「オタク」というものを、何か奇矯な振舞いをする、理解しがたい集団だと思っている向きには、ぜひこの「アキハバLOVE」を一読してほしい。「他人とは違う自分」を生き続ける著者の視点と生きざまに、必ず何か得るところ、共感するところがあるはずだ。
とはいっても、本書は決して堅苦しい内容ではない。極めて読みやすい語り口で、ここ十年来の変容し続けるオタク文化の雰囲気を味わう読み物としても、非常に楽しめる。その時代に生きてみないとわからない、オタクという生き方の息吹きが感じられる作品だ。
現在ネット上では散逸している著者の日記が、本人のコメント付きで収録されていたり、全国のファンから寄せられた「オタ川柳」の一句一句に、まるまる一頁をさいて講評が付けられたりしているのも、モモーイファンにとって嬉しいところだ。読ももーいヽ('ー`)ノ!
2007年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
声優にしてシンガーソングライター、の桃井はるこの初めての単行本である。副題は「秋
葉原と一緒に大人になった」だ。
アイドル・ヲタだったダメ女子中学生が彼女しか出来ないことを模索し、ヲタの女神にな
るまでを書いた自叙伝であり、また彼女がいろいろなところに発表したコラムや記事の集大
成でもある。だから資料的価値も高い。
モモイストと呼ばれるファンには必携のバイブルに。そしてすべての自覚的ヲタには勇気
の源泉となるだろう。
葉原と一緒に大人になった」だ。
アイドル・ヲタだったダメ女子中学生が彼女しか出来ないことを模索し、ヲタの女神にな
るまでを書いた自叙伝であり、また彼女がいろいろなところに発表したコラムや記事の集大
成でもある。だから資料的価値も高い。
モモイストと呼ばれるファンには必携のバイブルに。そしてすべての自覚的ヲタには勇気
の源泉となるだろう。
2007年5月17日に日本でレビュー済み
他人と何処か噛み合わない、コミュニティの中で上手くやっていけない、「自分はひとりぼっちだ」そんな風に感じたことのある人に是非読んで欲しい本です。
著者の桃井はるこさんは、女性アイドルやゲーム、パソコンといった、いわゆるおたく趣味を持つちょっと変わった女の子でした。
しかし、そういった「人と違う」ことへの後ろめたさやコンプレックスをはねのけ、いや、むしろ「私はこれが大好きなんだ!」と、自分の想いを文章や歌にして世界に発信することで、自分のやりたいこと、夢をどんどん実現していっている方なのです。
この本は、そんなパワフルな「桃井はるこ」がいかにして生まれたか、というルーツがよく解る本だと思います。
収録されている文章は、書き下ろしの自伝的エッセイや、過去に連載していたコラムなどバラエティに富んでいて、もちろん内容そのものも面白く読み応えあるのですが、その文章の一つ一つには、「アキバ」とその周辺を取り囲む人々への深い愛情が詰まっており、目線がとても温かいのです。
私はこの本が、多数派ではない全ての人々へ向けた「生きるヒント」のようにも感じています。
自分の大好きなことを追求することは、決して悪いことじゃない。
その「大好き」の中から自分にできること、自分にしかできないことを見つけそれを世の中に発信していけば、こんなに毎日前向きに楽しく生きていけるんだ!という勇気と希望を与えてくれる、そんな一冊。
是非この価値観、モモイズムに触れてみてください。
著者の桃井はるこさんは、女性アイドルやゲーム、パソコンといった、いわゆるおたく趣味を持つちょっと変わった女の子でした。
しかし、そういった「人と違う」ことへの後ろめたさやコンプレックスをはねのけ、いや、むしろ「私はこれが大好きなんだ!」と、自分の想いを文章や歌にして世界に発信することで、自分のやりたいこと、夢をどんどん実現していっている方なのです。
この本は、そんなパワフルな「桃井はるこ」がいかにして生まれたか、というルーツがよく解る本だと思います。
収録されている文章は、書き下ろしの自伝的エッセイや、過去に連載していたコラムなどバラエティに富んでいて、もちろん内容そのものも面白く読み応えあるのですが、その文章の一つ一つには、「アキバ」とその周辺を取り囲む人々への深い愛情が詰まっており、目線がとても温かいのです。
私はこの本が、多数派ではない全ての人々へ向けた「生きるヒント」のようにも感じています。
自分の大好きなことを追求することは、決して悪いことじゃない。
その「大好き」の中から自分にできること、自分にしかできないことを見つけそれを世の中に発信していけば、こんなに毎日前向きに楽しく生きていけるんだ!という勇気と希望を与えてくれる、そんな一冊。
是非この価値観、モモイズムに触れてみてください。
2007年7月9日に日本でレビュー済み
全371ページに及ぶ桃井はるこ氏の自伝。
幼少の頃の思い出から高校生時代に「とらのあな」でアルバイトをしていたこと、そして最近の仕事のことなど内容はかなり濃いです。
おまけに今では見ることが難しい雑誌のコラム記事やインターネット日記なども載っており、モモーイのファンは当然として最近モモーイを知った人にもお勧めです。
ただ欲を言えば、幼少時のことや学生時代、UNDER17時代のことをもっと書いて欲しかったとも思う。
最近の動向や少し前のことであればある程度インターネットで知れるのに対し、さすがに子供の頃のこととなると本人か周りの人間しかしらない。
そういう踏み行った部分を知りたいと感じるのが卑しいオタクの性だと思う。
またUNDER17といえばモモーイを語る上で絶対外せない部分である。
小池雅也氏とは長い付き合いになるとは聞いていたがどういう経緯で知り合ったのかとか、もっと色々エピソードなども知りたかった。
解散の理由についてはあれが「本当」のことと言っているので信じるしかない。
本人が言っているから本当なのである・・・。
この本を読んでモモーイに共感する部分もあったし、それは違うと感じた部分もありました。
結果私の中にあった自分の理想の桃井はるこが崩れ一人の人間としての桃井はるこが出来ました。
私の中の桃井はるこが洗練され、より魅力的に見えるようになりました。
幼少の頃の思い出から高校生時代に「とらのあな」でアルバイトをしていたこと、そして最近の仕事のことなど内容はかなり濃いです。
おまけに今では見ることが難しい雑誌のコラム記事やインターネット日記なども載っており、モモーイのファンは当然として最近モモーイを知った人にもお勧めです。
ただ欲を言えば、幼少時のことや学生時代、UNDER17時代のことをもっと書いて欲しかったとも思う。
最近の動向や少し前のことであればある程度インターネットで知れるのに対し、さすがに子供の頃のこととなると本人か周りの人間しかしらない。
そういう踏み行った部分を知りたいと感じるのが卑しいオタクの性だと思う。
またUNDER17といえばモモーイを語る上で絶対外せない部分である。
小池雅也氏とは長い付き合いになるとは聞いていたがどういう経緯で知り合ったのかとか、もっと色々エピソードなども知りたかった。
解散の理由についてはあれが「本当」のことと言っているので信じるしかない。
本人が言っているから本当なのである・・・。
この本を読んでモモーイに共感する部分もあったし、それは違うと感じた部分もありました。
結果私の中にあった自分の理想の桃井はるこが崩れ一人の人間としての桃井はるこが出来ました。
私の中の桃井はるこが洗練され、より魅力的に見えるようになりました。
2007年2月1日に日本でレビュー済み
モモイズム宣言の日記を読んでいた方ならモモーイの書く文章の面白さはいわずもがなとは思いますが、
敢えて言おう、「おもしろい!!」っと。
過去にモモーイが書いた文章で雑誌に掲載されたものや、日記で書かれたものを纏めたものなのでモモーイを知ってる方なら記憶の奥底で読んだかな?というものが少なからずあると思いますが、モモーイの軌跡であると同時にヲタの軌跡でもあるため、そう言えばあの頃はそうだったという感じでプチ時間旅行が楽しめます(ヲタ分野特化)。
また、過去の文章に対して現在のモモーイがツッコミなどを入れていますが、モモーイのツッコミに対してそうそうと
同じようにツッコミを入れて楽しめます。電車男のドラマが一般人でも楽しめたようにモモーイをあまり知らない人でも楽しむ事が出来ますが、ヲタであれば有るほど楽しめる内容になっています。
ボリュームが有り読み応えもあり満足出来ると思います。
敢えて言おう、「おもしろい!!」っと。
過去にモモーイが書いた文章で雑誌に掲載されたものや、日記で書かれたものを纏めたものなのでモモーイを知ってる方なら記憶の奥底で読んだかな?というものが少なからずあると思いますが、モモーイの軌跡であると同時にヲタの軌跡でもあるため、そう言えばあの頃はそうだったという感じでプチ時間旅行が楽しめます(ヲタ分野特化)。
また、過去の文章に対して現在のモモーイがツッコミなどを入れていますが、モモーイのツッコミに対してそうそうと
同じようにツッコミを入れて楽しめます。電車男のドラマが一般人でも楽しめたようにモモーイをあまり知らない人でも楽しむ事が出来ますが、ヲタであれば有るほど楽しめる内容になっています。
ボリュームが有り読み応えもあり満足出来ると思います。
2007年1月27日に日本でレビュー済み
秋葉原の女王こと桃井はるこさんが執筆されたモモーイ初の自叙伝です。構成は第一章では想い出を徒然と綴り、第二章でインターネット日記、第三章で雑誌などに掲載された記事の総集編、てな感じです。
まず感想としては、アキバネタがとても多いので(とらのあながオープンした当初の様子なども描写されている)読むと無性にアキバに行きたくなりますw
またヲタが喜ぶようなネタが各所にちりばめられているのはもちろんのこと、モモーイが成長していく上での悩み、葛藤はヲタだけでなく全ての若者に通じるところがあり、いろいろと考えさせられました。
ヲタの人もそうでない人もぜひ一度手にとってモモーイワールドを体験してみてください。
まず感想としては、アキバネタがとても多いので(とらのあながオープンした当初の様子なども描写されている)読むと無性にアキバに行きたくなりますw
またヲタが喜ぶようなネタが各所にちりばめられているのはもちろんのこと、モモーイが成長していく上での悩み、葛藤はヲタだけでなく全ての若者に通じるところがあり、いろいろと考えさせられました。
ヲタの人もそうでない人もぜひ一度手にとってモモーイワールドを体験してみてください。