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た・か・く・ら ハードカバー – 2007/11/27

4.0 5つ星のうち4.0 15個の評価

本書は、人物観察眼の鋭さから「シンガーソングライター界のファーブル」「ギターを持った日本野鳥の会」などと異名をとる嘉門達夫氏が初めて書き下ろす、亡き友に捧げた私小説である。
〜あらすじ〜
春めいて来たある朝、突然、幼なじみの高倉から電話があった。「オレ、肺がんであと三ヵ月って医者に言われてん。それにしても四十七やで。ちょっと早すぎると思わへんか?」すべての物事を判断する基準が「オモロい」か「オモロない」かだった高倉。とにかくコイツが死ぬまで、オモロくせんとイカンと思った僕は「おえ!高倉、葬式の最後に死んだ本人がビデオで挨拶するってオモロいと思わへんか?」と言うと「おお、オモロいがな!そんなんやってくれんの? やろう! やろう!」と言う事になり・・・・・・。
子供の頃の一大イベント「大阪万博」の想い出とともに綴られる、可笑しくも切ない友情物語。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 扶桑社 (2007/11/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ハードカバー ‏ : ‎ 196ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4594055389
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4594055387
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 15個の評価

著者について

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嘉門 達夫
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
amazonのなか見!検索で第1ページを読んで、続きを読みたくなってたまらずポチってしまいました。

学生時代の文化祭のステージからそのまま芸能界に入ったような嘉門 達夫氏。
少年時代の自身と親友との日々を回顧し追想する中で蘇る、ばかばかしいことに全力で面白がっていた同級生達との懐かしい邂逅。
誰もが持っている心の中の卒業アルバムにそっと触れるようなノスタルジーとちょっと切なくなる思いで胸が温かくなって本を閉じました。
人の死が中心テーマなのですが、終始ヒューマニズムにあふれていて、大笑いしたり気がつくと鼻の奥がツーンとしたり・・・
あのキラキラした高度成長期の空気が全編に漂い、読んでいるひと時、その時代を同時に生きているかのような感覚を経験できるタイムマシーンに乗れる本です。
2017年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
万博のこと あの時代のこと
情報量 とっても織り込んでくれていて勉強にもなります

嘉門さんの泣き笑い小説 大好きです
2008年1月11日に日本でレビュー済み
評価が難しい。どこまでが現実でどこまでがフィクションなのかわかりづらく、友人のプライバシーに配慮した部分以外は本当のこととして読みました。
小説というより手記。
彼の歌のように面白いのはやはりディテール。
そこはとても楽しめました。
彼の気持ち、まわりの気持ち、そしてリアクションというか、現実へのボケと突っ込み。
とても伝わってくるものがありました。

ただ、手記にしても、小説にしても、やはりパンチがなく思えた部分があった。
作者嘉門が見えないのだ。
ボクは嘉門に家庭があるのか、ないのか知らないのだが、これだけの友人に対し、彼の家族はどんな関わりだったのだろう。
また仕事関係の人たちはどうだったのだろう。

楽しく馬鹿をやった過去と、わずかな同級生の現在は、聞いてもいないのに、さらけ出しつつも、それ以外の周りの現在がまったく描かれていない。

デフォルメしたといえばそれまでなのかもしれないが、さけたような印象さえ持ってしまう。
そこがパンチ不足な気がした。
今を生きる嘉門という人間がどんな人間なのか、現在にどんなしがらみを持ち、どんな思いを持っているのか、もっとさらけ出してくれたら、もっと迫ってくるものがあっただろうになあと感じました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説明に書かれている通りに丁寧に梱包もされており、中身も本当に綺麗な状態でした。
本の内容としては・・・子供の頃からテレビで見ていたふざけた替え歌を歌っていた嘉門達夫さんと、その友人の話を懐かしい時代の思い出を交えて語り口調で書かれており、大変読みやすい感じです。
一気に読めます(笑)子供の頃から成長して大人になっても変わらぬ友情と主人公の高倉さんと嘉門さんをはじめとする周りの友人達との心温まる内容に「自分がもし癌になったら周りの友人はどう接してくれるのだろうか?」と複雑な気持ちにもさせられました。
笑って泣ける1冊だからと勧められての購入でしたが、確かに笑って泣けました。何度も読むという内容ではありませんが読んで良かったと思います。
2014年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
泣かせるだけじゃなく、腹を抱えて笑える、最高の本です!
商品自体もこの値段でいいの?って位に綺麗で大満足てす!
2008年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嘉門達夫記念館ができるのが待ちきれず、
ブックカバーの高倉コレクションを手元に置きたくて、本書を買いました。

嘉門達夫の切れのよさは、詩に現れる。

 明るい未来を信じてた 豊かな時代を目指してた 希望があふれてた
 すべてがキラキラ光ってた 平和が続くと思ってた あの日に帰りたい

                          『明るい未来』より

小説なのか詩なのか、フィクションなのかノンフィクションなのか
そんなことに拘わらず、同じ時代を呼吸してきたものとして、
同じ世代の者として、高倉さんを記憶に留めておこうと思います。

散文には論理性が必要だとすると、
これは散文として読んではいけない。“私”小説とも呼べない。
あるときの状況と情感が編まれた、“詩”なのだと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月8日に日本でレビュー済み
フィクションなのかノンフィクションなのか、散文なのか私小説なのか、私にはどうでもよかった。親友の死を描いたにもかかわらず、決して湿っぽくならず、死ぬまで「オモロク」にこだわる様が、面白くもあり、痛々しくもあり、嘉門達夫らしくもあり、ドラマ感覚で読める作品でした。この本を読めば、受け入れがたい親友の死も、受け入れることができそうな気がするから不思議です。
それから70年生まれの私には、熱気あふれる万博の風景は新鮮そのものでした。私もあんな熱気の中に身を置いてみたかったです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嘉門ファンなら絶対読むべきです。コンサートでも高倉のことはしょっちゅう話題にしてるしね。